こんにちわ、masaです。
先日、国際会議場で開催されたMASI社のアパッシメントセミナーに参加して来ました。
アパッシメントとは、アロマや味わいを濃密にするための製法です。
陰干しをしてブドウを乾燥させる方法であり、ヴェネトにおける伝統的な製法だそうです。
MASI社では、竹製の棚を使用して乾燥させているそうです。
なぜ竹製の棚なのかと言うと、普通の木の棚だとブドウからでる水分で濡れてしまい有害なカビが発生してしまうそうです。
しかし竹製なら、濡れずにしっかり乾燥してくれるそうです。
この製法による効果を簡単に紹介します。
・重量の減少(平均30%~40%)
・色、糖度、アロマ、タンニンの凝縮
・特定のブドウにおける貴腐菌の付着。ボトリティス菌はグリセリンをもたらし、その効果により滑らかさを生む。
・より複雑なアロマへの発展
この日は、白1種、赤3種の試飲をさせて頂きました。
どのワインもアパッシメント製法の効果が感じられる造りになっていました。
赤の「ヴァルポリチェッラ・クラシコ」「カンポフィオリン」「アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ」
この3種類は、コルヴィーナ70%、ロンディネッラ25%、モリナーラ5%とすべて同じだったのですが、
アパッシメント製法による乾燥の期間が異なっていて、それぞれ違う味わいが出でいました。
1種類づつではなく、このように飲み比べをすることですごい勉強になりました。
まだまだ、自分の知らないことがあり、知識が増えていくのが楽しく感じます。
これからもいろいろなことを見たり感じたりして、サービスに活かせるようになっていきたいですね=w=
PS.ブログを書いていて思うのですが、最後の方がいつもつめが甘くなってるなーと感じます。
記事を書くのもうまくなりたいですね(笑)