選挙

桜の花が散りはじめているというのに、冬のような寒さが続いています。
一方で、熱い舌戦が繰り広げられられているのが選挙です。
富山市では、14日(日)が市長と市議会議員のダブル選挙。
毎日至るところで選挙カーのアナウンスが耳に入ってきます。

選挙カーのアナウンスを聞くたびに思い出されるのが、大学時代のアルバイト。
実は一度だけ、うぐいす嬢のアルバイトをしたことがあるんです。
当時住んでいた隣の市の、とある市議会議員の応援隊に加わっていました。

黒いスカートに白いブラウス、そして市議会議員先生の名前が書かれたジャンパー（たしか黄緑色！）姿でやってました。
服装はともかく、待遇はなかなかよかったです。
朝から車で町中をアナウンスしながら周りますが、同じくアルバイトの女の子は３人いて、交代しながらマイクを握ります。
お昼休憩にはいつもご馳走が用意されていたように思います。
田舎の座敷に大人数の人が集まっていて、親戚や近所の人たちも手伝いにきていて、さながら選挙期間中は毎日が冠婚葬祭のような感じ。
そのときの私の身分が学生ということもあって、皆さんとっても親切にしてくれました。
おやつも差し入れもたくさんあって、お腹いっぱいになりながら働いていたような記憶があります。

市議会議員の先生のお名前は「たくぞう」さんでした。
その市では同じ姓の方が何人かいらっしゃったので、姓よりも名のほうをアピール。
ポスターも名のほうを大きく書いていましたし、アナウンスでも名を連呼。
「一にたくぞう、二にたくぞう、三・四がなくて、五にたくぞう～！！」なんて、ふざけ半分（？）で大声を張り上げてました。
今となっては笑える思い出です。