ソブリン闘病記

ゴールデンレトリバー、ソブリンは2007年6月28日にお星様になりました。14歳歳5ヶ月の幸せな犬生でした・・・・

サヨナラ

2007-08-07 18:38:02 | 出来事日記
15年間大事に、大事に乗ってきた
愛車の”Tちゃん”とお別れをしました・・・・・・


Tちゃんは、ソブリンと私と出会う、半年前、
ちょうど15年前の夏の暑い日に私のところにやってきました。
300TEの”T”から”Tちゃん”と呼んでいました。

どうしてもこの、300TEの、このカラーで、内装がベージュ革の
仕様が欲しくて、ずっとYANASEにお願いしていて、
やっと手に入れた車でした。
亡き父におねだりをして、購入してもらったものでした。
その後、父は亡くなり、父から最後に買ってもらった
大きなプレゼントとなり、形見のような存在になりました。




半年後にソブリンを迎え、パピーの頃はいつも
私の膝の上に座り、ハンドルの隙間から顔を覗かせ
毎日一緒にドライブを楽しんでいました。



体が大きくなると、後ろの荷台に乗せていましたが
いつも、仕切りの網をぶち破り、助手席に侵入してきました。
それからは、後部座席がソブリンの指定席となり
運転席と助手席の間のアームレストにあごを乗せ、
ドライブを楽しんでいました。
ソブリンの生きた14年と半年すべてが、このTちゃんとの
想い出と重なります・・・・・・


ソブリンと共に、Tちゃんも年を重ねていきました。
ソブリンの老化と同様、Tちゃんも一昨年くらいから
調子が悪くなってきました。


そして、昨年夏、ソブリンがリンパ腫を発症した、
その同じ時期、Tちゃんもエンストをするようになりました。
すぐに、エンジンのオーバーホールを行い、何とか復活!
だましだまし、なんとか走ってくれていました。

既に15年、走行距離も14万Km 外車としても、もう充分
お役目を果たせた頃でした。
なかなか決心できなかった私ですが、迷った末、今年の2月に、
車を買い換えることを決意しました。



迷った理由としては、もちろん、父の形見でもある大切な車だったし
それより何より、ソブリンと共に過ごしてきた車です。
Tちゃんとのお別れはソブリンとのお別れも意味するような気がして
どうしても決心できずにいました。
でも、ソブリンがまだ頑張れそうなうちに、買い替え、
ソブリンと共に、また新たな車を迎えることが出来ればと思い
決めました。
が・・・・しかし・・・
2月の申し込みでしたが、実際、納車は6月か7月と言われました。

「うーーー微妙な頃だな・・・・」と正直思いました。
でも、新しい車とご対面することを目標に、ソブリンも頑張れるかな!!
と想い、注文を出すことにしました。


実際、納車は予定より遅れました。

そして納車が遅れたお陰で、ソブリンは、最後に大好きなTちゃんに乗って
旅立ちました・・・・・・

ソブリンのお見送りが終わり、初七日も過ぎた頃、Tちゃんは
また、エンストをするようになりました。
まるで、自分のお役目を果たしたかの様に、ソブリンの旅立ちを
見送り、自分の旅立ちも近いことを悟るかの様に、調子が悪くなりました。。。

そんな矢先、新車の納車日が決まりました。

何もかも、まるで決められいたかの様に・・・・・

ソブリンが旅立ち、Tちゃんとのお別れも決まっていきました。


ついに、一昨日そのお別れ日となりました・・・・・
ソブリンの毛が沢山残っているTちゃん、ソブリンの想い出が
沢山詰まったTちゃん・・・・・・
お別れはとても辛かったです・・・・・・・・



よく頑張ったね”””
15年間、本当にありがとう!!
さよなら・・・・・・・・




新たに来た車はソブリン号です!!
ナンバーは、””早苗のソブリン””の意で
さ・111(ソブリンのお誕生日、1月11日)にしました。