ソブリン闘病記

ゴールデンレトリバー、ソブリンは2007年6月28日にお星様になりました。14歳歳5ヶ月の幸せな犬生でした・・・・

今も輝くソブリン・・・

2008-07-31 20:40:42 | Weblog
探し物をしていて、一瞬手が止まりました・・・
ソブリンの写真発見!!



なんて可愛いのだろう・・・・(超ー親バカでスミマセン!)



このお写真は、4年前の2004年に通っていたドックサロン
『La Primo』さんで撮影してくださったものです。


徒歩で行くことのできるお洒落なサロンがオープンしたので
オープン初日に伺ったのですが、何とソブリンは お客様第一号だったそうです。
記念撮影され、その時の様子はPrimoさんのチラシに使用されました。




親バカの私、自宅のポストに入っていたチラシを発見すると
すぐさまPrimoさんへ行き、
「あのーチラシ余っていらしたら、10枚ほど頂けますか??」とお願いし
しっかり10枚頂き、実家の母やソブリンを知る親しい友人に配りました。

自慢のソブリンがチラシになって、とても嬉しくて!!
今でも大切に保管しています。



ソブリンは病気になるまでの2年間、月1回のペースで
Primoさんでシャンプーしていました!!


ソブリン、第一号のお客様として、HPにも出てますよ!!


ソブリン、Primoさんでも結構評判のワンコでしたよ!


私と離れPrimoさんに一人置いて行かれるのがとにかく嫌らしく
すきあらば、私と一緒にお店から出ようと必死です。


シャンプー、ドライ、トリミングの間、約2時間ほどですが
2時間ずっと”すくっ”と立ったまま・・・
スタッフのお姉さんが
「ソブリン疲れたでしょ?伏せしていいよ!!」と言っても
かたくなに立ったまま・・・・

何をされていても、なすがまま、一切嫌がることもなく
ひたすら立っている・・・

迎えに行くと、必ず「報告シート」というものをいただけます。
トリミングの中で気づいたことやその日のワンちゃんの様子などが書かれています。
このシートにはいつも「ソブリン君、今日もいい子過ぎました!!」
と書かれていました。



春、夏になると結構気温も高く、ドライヤーのせいもあり
かなり暑くて喉も渇くのに、差し出されるお水は
絶対に飲まないそうです・・・・


私が迎えに行くと、一目散で自宅へ走り
すぐにお水をがぶ飲みします。


こんな超ー小心者のソブリンでした・・・・・



2004年5月・・・・・
ソブリンが11歳4ヶ月の時の写真でした。


色あせず、輝いているソブリンがいました

ちょっとさ寂しくなってしまった今日でした。。。



コミュニケーション

2008-07-15 08:17:06 | Weblog
また海外出張に出ていたりで、コミュニケーションの内容のご報告が
すっかり遅くなってしまいました。

ソブリンのコミュニケーションについてお話します。
ちょっと長くなります!!!


前回は昨年の11月、キャサリンオールセンさんにしていただきました。
時間はたった20分、しかも通訳の時間を差し引くとたったの10分でした。
今回はたっぷり1時間以上お話を聞くことが出来ました。


先生は、みるやんの紹介の、植松尚子先生です。

先生は静岡県沼津市在住でいらっしゃられます。
東京にいらして頂き、自宅でのコミュニケーションも考えましたか
お住まいの沼津から電車で30分くらいの場所、修善寺にある父の別荘で行いました。
別荘にはソブリンが幼いころから何度も訪れている場所です。
先生もソブリンを感じることが出来て、絶好の場所と仰るので
ここで行うことに決めました。



お約束のお時間に修善寺の駅までお迎えにあがり、別荘までの道筋
先生と雑談をしながら向かいました。


先生=ブルー
主人=水色
私=ピンク



別荘に到着後・・・・・

先生:「さあ、でははじめましょう」

まだ何も質問しないうちからいきなり・・・・

「もーこの車に乗るなりソブリンがすごい話しかけてくるのよ!!」


私:「えーーーソブリンここにいるんですか?」


「えーいるわよ!!車にも乗っていたわよ! やっとこの機会が訪れたって喜んでる””
 伝えたいことが色々あるんだって・・・・ 今日この機会を作ったのもソブリンね!!
 話したくてしょうがなかったのよ!!!」



「えーーーそうなんですか??」


私もういきなり声をあげ号泣・・・・・



「この子賢い子ね!! この子の魂は何度も何度も生まれ変わっていて
もう既にかなり位の高いところにいるのよ!!
人間に学びを与えるような立場にいるのよ!」



え!!!やっぱり!!
キャサリンにも言われたことだ!!びっくり!!


「悪いけれども、あなた方よりよっぽど高い位置にいるわ!!」(笑)

そしてあなたとはとても結びつきを持っていて、前世でも何度も出会っているの・・・
とにかく深い深い結びつきよ!!

でね、今回ソブリンのお役目はね、あなたに沢山のことを学ばせる事がお役目だったの!
あなたのそばにいて、あなたを守りそしてあなたとあなたとかかわる人々に
学びを与えるためよ!!

だから、ソブリンと出会ってから、いろいろなことがあり
あなたはその出来事を毎回ソブリンと一緒に乗り越えてきたでしょ??」




そうなんです、まさにその通り、色々なことがあり
全てソブリンとともに乗り越えてきました・・・・・

この時点で何も質問してないんです・・・・・
まだソブリンのことも私達のことも、なにもお伝えしていないのに・・・・


「ソブリンはね、飼い犬としてやってきたわけじゃないのよ!!
だからこの子って、ワンちゃんらしくなかったはずよ!!
本来持つワンちゃんの本能的なことはほとんどしなかったはず!!」



うーーーん確かに・・・・
ソブリンはマーキングもしないし
ゴロスリもしないし、ぺろぺろもしないし
おもちゃ壊したりもしないし・・・・
ドックラン嫌いだし。。。。ワンちゃん嫌いだし・・・・・
確かにワンちゃんらしいことをしない子だった・・・・


「だからね、そのこと、ちょっと後悔してるのよ!!
もう少しワンちゃんらしいことすればよかったって・・・・

でも、今回はお役目があったからしょうがないって!!
ワンちゃんが本来が持つ本能的なことを楽しまなかったんですって!!!」



確かに。。。キャサリンもいていた。・・・・
私が「思い残したことは???」と質問したら
「もっと甘えればよかった」とか「お顔ぺろぺろすればよかったって」

表現の仕方は異なるけれど、言っている内容は同じ!!



それでソブリンは、今回なぜそんなにお話したかったかというと
14年半もかけて色々学ばせて来たのに、あなた方はまだ僕がしてきたことを
分かってくれていない!!って!!

ソブリンがいなくなったことを悲しんだり、ソブリンがいたことを懐かしんだりしているだけで
ソブリンがなぜ14年半一緒の時間を過ごしてきたかまったく理解していないって!!
だからそのこと伝えたいって・・・・

14年半僕と一緒に過ごして学んだことを色々なことに生かして欲しいって・・・・」

 

この時点でもまだ何の質問もしていないのですよ!!
もーびっくりです!!


ともかくソブリンって凄いワンコみたいです!!
主人と私とソブリンの関係って、飼い主と飼い犬という関係でなく
ソブリンは人間に学びを与える存在だそうです!!
決してペットという立場ではないようです。

キャサリンもソブリンのこと、「教授」といっていたけれど。。。。
やっぱり!!!



この辺でやっと私の考えてきた質問をすることになりました。
でも、ここまでの話を聞いていると
私の考えてきた質問は””聞くのもどうか??””と思う様な内容のものが多くて・・・・

でも取り合えず質問してみることに・・・・


「今まで一番幸せだったことは??」


「だからソブリンは自分のために生きていたわけでないから、あなたが幸せなことが嬉しかったし
あなたと居ることが幸せだったのよ!!」



えー!!ソブリン。。。。すべて私のためなの・・・・・(涙)


「じゃー病気になった時どんな風に思ったか???」



「病気が苦しいとか辛いとかそういう気持ちではなく
病気になったことで、自分の余命を感じたようで
残された時間であとどれだけのことを教えてあげられるか、焦りを感じたみたい。。。。
あなたが寂しがったり、悲しがったりする事が心配だったみたい!!
ソブリンもあなたと過ごす時間が少なくなったことは、とても悲しく寂しく感じていたようよ!」



リンパ腫の診断を受けたとき、涙する私を慰めるように
私の顔を心配そうに覗き込むソブリンを想いだました・・・・・



「ソブリンが旅立つ直前、1時間だけの穏やかな時間、
あの奇跡の時間はなんだったのでしょうか??」




「ソブリンが”僕が神様にお願いしたんだ!神様からのプレゼントだよ””って言っているわ!!
ソブリンはとてもプライドの高い子で、結構見た目やスタイルを気にする子みたいよ!!
だから、お洒落も大好きだった見たい!!
そんなソブリンだから、苦しんでいる顔で旅立っていくのが嫌だったみたい!!
あなた方に最後いいお顔だったことを想い出にしてもらいたかったっみたいよ!!」




もー聞けば聞くほどびっくりのお話で・・・・・


なんだか、ソブリンと私の話ばまりで、案の定
主人の出番がないのですが・・・・・


主人が先生に・・・・・
「ソブリンが病状も悪くなってから、立つ事もままならなくなって
何度か粗相をしてしまったのですが、『そのとき怒ってしまってごめんね!!』
とソブリンに伝えてください」




先生、ニヤニヤ笑いながら・・・
「ソブリン笑ってる””あの時は『お兄さん酷い!!』と僕も怒ってた!!
でもほら、これでお兄さん(主人のこと)も学んだでしょ!!」って言ってるよ!!




確かにね!!主人もあの時は粗相をしたソブリンを叱ったけれど
シニアで病気のワンコ、ソブリンの介護を通じ、
叱った自分が悪かったと反省したことは
ソブリンが身をもって教えてくれたということね!!




凄いね。。。。ソブリン!!!!



細かな内容は他にもありますが、全部書こうとおもうと
何日もかかってしまいそうで・・・・


大まかな内容は大体こんな感じでした・・・・・


質問事項も色々考えてのぞんだのですが
何の質問もしないうちから、先生のほうから色々なお話があり
質問する必要がなくなってしまいました。。。。。


キャサリンも、ソブリンのことは賢く凄いワンコといっていましたが
今回またこんなお話を聞いて、益々ソブリンが立派なワンコだということを
実感しました。

こんなソブリンのこと凄く誇りに想っています。


14年半、私がソブリンの面倒を見ていたのは私ではなく
私がソブリンに面倒見られていた様です。

確かにそんな気がします・・・・・・


今もずっと私を見守ってくれているのだと想いますが
できることなら、また生まれ変わって出会いたいな・・・・
そして、今度はちゃんとワンちゃんらしく
ワンちゃんとして本能的なこと、たくさん楽しませてあげたい!!!
いっぱい甘えさせてあげたい!!!

そして、ソブリンから学んだこと・・・・・
どんな風にいかせるのかまだ良く分かりませんが
14年半の間学ばせてもらったこと、何かに生かせればいいな・・・・・
と想っています。



今回先生を通じ、ソブリンの言葉を聞けて本当に良かったと思っています。


そしてあらためて、ソブリンありがとう!!!!