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vcyoyoの音楽日記

浦川宜也 ヴァイオリンリサイタル

2009-06-06 10:56:25 | インポート

Yさんのご招待で、昨日は浦川宜也 さんの演奏会に新大阪のムラマツホール行ってきました。

このホールは初めて来ました。

浦川さんのプロフィールです。

鈴木鎮一氏、小野アンナ女史に師事し、1953年に音楽コンクール入賞、

近衛秀磨氏に認められデビューを果たす。

  1959年西ドイツ給費留学生として渡欧。ベルリンでM. シュバルベ氏に、ミュンヘンでW. シュトロス氏に師事。

1964年ミュンヘン国立音楽大学を首席最優秀で卒業。

1965年、大指揮者J.カイルベルト氏に認められ、バンベルク交響楽団第一コンサートマスターに就任。

1969年ソリストとして独立。以来西ドイツを中心に、ヨーロッパ各地で演奏活動を行う。

1974年に一時帰国し、ヨーロッパ伝統を継承する、しかも新しいタイプのヴァイオリニスト

として高い評価を受ける。

  1979年伝説のフリッツ・クライスラーの伴奏者として著名なフランツ・ルップ氏と出会い、

ベートーベン、ブラームスの全ソナタのレコーディングで注目を集める。

1982年ワシントン・ライブラリー・オブ・コングレスのシリーズに出演、『クライスラーの再来』と

絶賛される。

  1986年ドイツ連邦共和国功労勲章一等功労従事賞を贈られる。ソリストとして活躍する

ほか、海外での音楽祭、マスタークラス、セミナー国際コンクール審査員

、国内でも楽譜の校訂等幅広くこなす。
  またCDは四大コンチェルト、モーツァルトのほぼ全作品その他小品など、

日本人としては最も多くのCDを発表している。現在東京藝術大学教授。

お使いの楽器はガルネリだそうで、ずいぶん音量があります。

これでもかこれでもかとぐいぐいストレートで押していく音楽です。

音楽の全てが明瞭に聴き取れるものです。

全体に駒の近くを遅い弓で弾く奏法で、それを確立されたベテランの音楽です。

68歳になられ日本の音楽界を引っ張ってこられた貴重な方ですね。


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