Yさんのご招待で、昨日は浦川宜也 さんの演奏会に新大阪のムラマツホール行ってきました。
このホールは初めて来ました。
浦川さんのプロフィールです。
鈴木鎮一氏、小野アンナ女史に師事し、1953年に音楽コンクール入賞、 近衛秀磨氏に認められデビューを果たす。 1959年西ドイツ給費留学生として渡欧。ベルリンでM. シュバルベ氏に、ミュンヘンでW. シュトロス氏に師事。 1964年ミュンヘン国立音楽大学を首席最優秀で卒業。 1965年、大指揮者J.カイルベルト氏に認められ、バンベルク交響楽団第一コンサートマスターに就任。 1969年ソリストとして独立。以来西ドイツを中心に、ヨーロッパ各地で演奏活動を行う。 1974年に一時帰国し、ヨーロッパ伝統を継承する、しかも新しいタイプのヴァイオリニスト として高い評価を受ける。 ベートーベン、ブラームスの全ソナタのレコーディングで注目を集める。 1982年ワシントン・ライブラリー・オブ・コングレスのシリーズに出演、『クライスラーの再来』と 絶賛される。 ほか、海外での音楽祭、マスタークラス、セミナー国際コンクール審査員 、国内でも楽譜の校訂等幅広くこなす。 日本人としては最も多くのCDを発表している。現在東京藝術大学教授。 | ||
お使いの楽器はガルネリだそうで、ずいぶん音量があります。 これでもかこれでもかとぐいぐいストレートで押していく音楽です。 音楽の全てが明瞭に聴き取れるものです。 全体に駒の近くを遅い弓で弾く奏法で、それを確立されたベテランの音楽です。 68歳になられ日本の音楽界を引っ張ってこられた貴重な方ですね。 |