11/27はフェニックスホールでペレーニのチェロリサイタルに行ってきました。
周りはエンドピンのお客様、各オーケストラのプロ奏者とアマチュア奏者、チェロアンサンブル
でご一緒している方、ブログでお知り合いの方でにぎやかな事。
ペレー二登場、拍手の大きさが違います。期待の大きさが伺えます。
なんともいえない恥ずかしそうなお辞儀ですが、これで彼の魔術にはまってしまいます。
ボーイングとフィンガリングは日本の奏者とはまったく違います。
ワンボーでどこまで伸びていくのでしょう。ため息が出ます。
フィンガリングも跳躍はできる限り避けているようです。小指の自由自在さには驚嘆しています。
なんともいえない静謐な世界を作り上げていきます。引き込まれてしまいました。
演奏会のプログラムに起承転結があります。前半は静かな滑り出しですが、ピアノソロの後からは、ぐいぐい迫ってきます。最高潮でプログラムを終え、アンコールはバッハのソナタ
BWV1028のアンダンテです。グットと心に染込んでいきます。
お辞儀が相変わらず 可愛いマエストロです。
サイン会は長い列をつくっていました。
今日は林裕先生のレッスンに行ってきました。
前回に続きバッハの6番のプレリュードです。
もっと一音一音堂々と響かせなければなりません。
右腕の重みを意識して、弓は電車のつり革に常にもたれかかるようなイメージです。
後半は息切れして、アップアップです。
「一気に通して弾く練習はそろそろ止めにして、余裕がなくなる箇所だけをピックアップして弓をたっぷり使い、肩の力をぬくように練習してください。バッハの音色音質がどうあるべきかをしっかり考えて」と、アドバイスをいただきましたが。難しいです。
先生も弾いて下さいますが、凄い張りのある、迷いのない立派な音に圧倒されます。
こんな素晴らしい先生にレッスンを受けられる喜びで一杯です。
次回は12/20のレッスンですが、新しいチェロを持って行く約束を
しました。試奏していただこうと思っています。