vcyoyoの工房

vcyoyoの音楽日記

ミクローシュ・ペレーニ チェロリサイタル

2007-11-27 11:22:00 | インポート

11/27はフェニックスホールでペレーニのチェロリサイタルに行ってきました。

周りはエンドピンのお客様、各オーケストラのプロ奏者とアマチュア奏者、チェロアンサンブル

でご一緒している方、ブログでお知り合いの方でにぎやかな事。

ペレー二登場、拍手の大きさが違います。期待の大きさが伺えます。

なんともいえない恥ずかしそうなお辞儀ですが、これで彼の魔術にはまってしまいます。

ボーイングとフィンガリングは日本の奏者とはまったく違います。

ワンボーでどこまで伸びていくのでしょう。ため息が出ます。

フィンガリングも跳躍はできる限り避けているようです。小指の自由自在さには驚嘆しています。

なんともいえない静謐な世界を作り上げていきます。引き込まれてしまいました。

演奏会のプログラムに起承転結があります。前半は静かな滑り出しですが、ピアノソロの後からは、ぐいぐい迫ってきます。最高潮でプログラムを終え、アンコールはバッハのソナタ

BWV1028のアンダンテです。グットと心に染込んでいきます。

お辞儀が相変わらず 可愛いマエストロです。

サイン会は長い列をつくっていました。

素晴らしい演奏会でした。20071127213558_2


林裕先生レッスン記

2007-11-26 23:37:05 | インポート

今日は林裕先生のレッスンに行ってきました。

前回に続きバッハの6番のプレリュードです。

もっと一音一音堂々と響かせなければなりません。

右腕の重みを意識して、弓は電車のつり革に常にもたれかかるようなイメージです。

後半は息切れして、アップアップです。

「一気に通して弾く練習はそろそろ止めにして、余裕がなくなる箇所だけをピックアップして弓をたっぷり使い、肩の力をぬくように練習してください。バッハの音色音質がどうあるべきかをしっかり考えて」と、アドバイスをいただきましたが。難しいです。

先生も弾いて下さいますが、凄い張りのある、迷いのない立派な音に圧倒されます。

こんな素晴らしい先生にレッスンを受けられる喜びで一杯です。

次回は12/20のレッスンですが、新しいチェロを持って行く約束を

しました。試奏していただこうと思っています。