林裕先生レッスン記

今日は林裕先生のレッスンです。

出来たての白木のチェロも持って行きました。

わたしの前のレッスンはＴさんです。私のチェロ製作のアドバイザーでもあります。

ご夫婦でべートーヴェンの４番のソナタをレッスンされています。いいですね。

最期にコダーイの無伴奏もレッスンです。凄い。実は私も憧れの曲です。

先生に白木のチェロを見てもらいました。なんとも言えない微笑みの表情が。

Ｔさんがあまりご覧にならなかったのが少し拍子ぬけでした。あれ？

私のレッスンの時間を遠慮されたのかもしれません。

今日はバッハの6番プレリュードを診ていただきました。

特にサムポジションになると、ばたばた落着きがなくなります。

もっと左手に重みをかけつつも余裕持って楽器を鳴らさなければなりません。

もっと一音一音愉しむようにとのアドバイスを戴きました。

音の間違いも2ヶ所ほど指摘を受けました。思いこみとは恐ろしいです。

6番のプレリュードはＴさんが我が家へ遊びに来られた時に弾かれて、

モチベーションが上がった曲です。

それ以来、６番のプレリュードは毎日最低30分は練習を欠かさないことを日課にしています。

Ｔさんの手作りのチェロを拝見して、製作のモチベーションを頂きました。

いずれも私の先を行く方がＴさんです。

チェロ製作日記

祝！　チェロ白木完成！

誰一人お手伝いいただきませんでした。のところですが、撤回いたします。

家内に表板を付ける時に補助してもらいましたし。

エンドピンの穴明けの時も水平を見てもらいました。

娘にはラベルの和紙を買ってきてもらいました。

感謝！感謝！　ありがとう。

チェロ製作日記

ついにチェロが白木で完成しました。

魂柱がまだ付いていませんので、かるく弦を張って弾いてみました。

ブリッジの高さ調整やネック付近の調整も必要です。

結構ざついところも事実あります。プロの製作家の方からはいっぱい駄目だしを頂戴いたしましたが、写真で見る限り奇麗ですね。（笑）

ＯさんやＴさんのアドバイスを戴き、去年の12/26から製作を開始しました。

メールや電話で製作のコツは教えていただきましたが、誰一人としてお手伝いは頂きませんでした。初めての楽器製作にしては上手くいきました。

やっとここまでこぎつけました。

膠の処理を奇麗にしシッカリ乾燥させてから、さあニス塗りです。

ニスを塗るには最高の季節です。

安永徹＆市野あゆみ デュオ・リサイタル

フェニックスホールで安永徹さんのリサイタルに行ってきました。

御堂筋パーレードの交通規制に遭ってしまい、いつもと違うところに

警察官に誘導され駐車しました。冷汗をかきました。

3：00からの開演です。

バッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第2番イ長調

シューマンのピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番二短調

ラベルのヴァイオリンとピアノのためのソナタ遺作

ブラームスのピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番イ長調

です。

安永さんのヴァイオリン(ストラド)を初めて生で聴きました。

美しい音色です。

無理がなくフレーズの処理がとても柔らかく上品でたっぷりとした

息遣いです。

気品があって優雅で癒される演奏です。

特にシューマンとラベルが秀演でした。

ブラームスはフレージィングに緩急がありすぎて、少し違和感を感じました。

ブラームスが鳴っているのに、ラフマニノフの音楽に錯覚するような感じです。

こんな解釈もあるんですね。

演奏終了後は教会の神父様に諭され癒されたような清々しい余韻が残りました。

素晴らしい演奏会でした。

今週の偶数日は演奏会に出かけ楽しかったですが、ちょっと行きすぎですね。

家内と深く反省、来週から引きこもりたいと思いま～す。（笑）

でもお誘いを受けると自信はありません。（笑）

チェロ製作日記

今日は本体にエンドピンのテーパー穴をあけました。

ドリルで作業しますので一瞬にして木が裂ける怖さがあります。

コンパスで25ミリの円を書き、それをなぞって切り込みを入れました。

まず、8ミリから0.5ミリずつ拡張していきました。緊張しました。

20ミリあいたところからリーマーで広げました。

ドリルでの作業は家内に水平を診てもらいながら、

私は垂直を確認しながらの共同作業でした。御蔭様で巧くいきました。

夫婦仲の善いこと、此の上なしです。

ありがとうございました。奥様。

ｖｃｙｏｙｏ製のエンドピン一式を付けました。

テールピースを付けると、こんな感じです。