せろふえ

チェロと笛(リコーダー)を楽しむおじさん

ブラヴェ Blavet  小品集

2019年02月03日 | リコーダー

ブラヴェ Blavet
 小品集

 どんな楽器でもアンサンブルをしようと思えばデュエットはお手軽だ。リコーダー奏者にとってデュエットと言えば全音の3巻、テレマンの作品2あたりか。
 ブラヴェの小品集もトラベルソの物だけれど、何しろ小品集で、短三度上げれば出来て、お手軽だ。  当時のフランスを始め、ドイツイタリア、イギリス、有名な音楽家の作品(の編曲)と自作をあらゆる様式、いろいろな難易度を織り交ぜてある。
 小さな音符で、厚いのが三巻。これだけ有れば一生楽しめそうだ。全部はとても音に出来そうもない。
 有田正広がこの中の「門番」「ある日病気のコランは・・・」が妙に好きらしくて、何度も録音している。季刊「リコーダー」にも別冊付録としてリコーダー用に三度上げて載せていた。特にコランの方なんか、この微妙なニュアンス、入りがわからないようなソットヴォーチェ、消え入るようなデミュニエンド。こういうのを聞いてしまうと、絶対リコーダーでは無理だ、と諦めてしまう。
 でも一方、花岡和夫、篠原理華がヴォイスフルート、バスリコーダーで吹いているCDがすばらしく美しくて、気持ちよくて、すぐ寝てしまう。(^^;)

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