せろふえ

チェロと笛(リコーダー)を楽しむおじさん

コレルリ  ヴァイオリンソナタ Op.5-8 ホ短調→ト短調

2018年11月04日 | リコーダー
 リコーダーJP からカラオケが送られてきた。リコーダーJP のカラオケの楽譜には、4楽章のジーグにわざわざ注釈を付けている。ひとつは、ウォルシュ版では1オクターブ上げているところを上げない、下のasもダブルホールならできるでしょ、と言うもの。
 もう一つはウォルシュはジーグのスラーを2つだけかけてるけど、原典通りの3個スラーにした、と言うもの。なるほど、それは一つの意見で、良いと思う。
 ただ、僕自身は、両方ともウォルシュ版を取る。下のasを含むフレーズはムダに難しくて効果がないと思うからだ。音域とその性格の問題もある。あたりまえだが、リコーダーはやはり下の方の音は弱いのだ。ヴァイオリンはけっしてそうではない。でも練習にはなる。なかなか難しい。
 スラーの方も2つスラーの方が感じが出ると思う。ヴァイオリンで2つ1つのスラーはややぎくしゃくすると思うのだが、リコーダーではやさしいし、リズム感が出て、多少ゆっくりでもジーグの推進力?が出ると思うのだ。3つスラーにするなら、さらに速めのテンポを選ばなければいけないと思う。
 書いていて思い出した。鈴木秀美が無伴奏チェロ組曲の解説で、イネガってやると多少遅くてもリズム感が出る、と同じことを書いている。ただの受け売りだったか、、、