全社協 被災地支援・災害ボランティア情報

全国社会福祉協議会・全国ボランティア・市民活動振興センターより、災害ボランティア関係情報を掲載しています。

沖縄県状況報告(6月27日)

2006年06月27日 19時09分33秒 | 過去の災害情報

 先週から天候が回復していることから、県内全体で避難世帯が縮小するなど、状況は落ち着いてきています(6月27日午前現在、避難世帯は25世帯)。


 昨日那覇市にて、行政・社会福祉協議会・NPO等により会合がもたれ、今後の対応について情報交換されました。

①今回は被災規模的に行政職員による個別の被災者のニーズ調査ができ、ボランティアが必要とされるニーズにまでは至らなかったこと
②今後の被災者への対応については、倒壊しかけているマンション住民の引っ越しを行政職員と消防で対応すること
③なお、今後台風などにより大雨が降った場合は再度避難勧告が出る可能性が高いため、その場合の避難した世帯への生活ニーズへの対応の備えは、今後も必要であること
④那覇市社協ボランティアセンターは県社協ボランティアセンターと協力しながら、天候状況等に応じて那覇市行政と情報交換を図りつつ、必要な対応ができる体制を整えておく
とのことです。

県センターとしては、「災害ボランティアセンター」の構えを残し、今後の天候の変化等による県内の災害状況に備えることとしています。


沖縄県各地の土砂災害の状況について

2006年06月21日 10時16分24秒 | 過去の災害情報

沖縄県社協より長雨災害に関する最新の情報が入りましたので、お知らせいたします。
(以下、沖縄県ボランティア・市民活動支援センターのホームページより引用しています)

中城村の土砂災害の被災に関して現在のところ、県内外からのボランティア募集はありません。
【避難が続いている北上原の状況】
・避難所における生活ニーズは自治会の方々の支援で充分対応しています。
・被災者の方々のプライバシーを確保し、少しでも静かな環境で過ごすことができることが求められています。
・以上のような状況より、現在のところ、県内・外からのボランティア受け入れは行っておりません。

那覇市の長雨災害に関して那覇市においても、県内外からのボランティア募集は行っておりません。
避難している世帯には、親戚、知人宅への避難世帯も含め、行政職員がそれぞれ対応しており、個別に生活ニーズ調査及びその対応を行っています。行政や地元企業が持っている社会資源、地域の方たちのネットワークを中心に被災者に対応をしています。今後も、行政と地元社協との連携で被災者への生活ニーズに対応してく予定で、現在のところ、県内外からもボランティアの募集や受け入れはありません。
 【那覇市の避難世帯の状況】
現在、20日 10:30現在、19世帯 46人が避難しています。20日、午前10時には、避難勧告が一部解除され、6世帯25名が自宅に戻ることができる状況になりました。公民館に避難している世帯は2世帯。そのほかは親戚、知人宅に避難しているとの状況
【現在の状況について】
那覇市の防災計画に基づいて、被災者の生活ニーズの把握やその対応が行われています。那覇市社協もその計画に基づき、被災された方の負担にならないよう、また全体の指示系統に混乱が生じないよう、行政と協議しながら対応しています。今後は、市内の防災に関する関係機関が集まり、今後の対応について話し合いを行う予定です。

沖縄県ボランティア・市民活動支援センター
 ホームページ
 
http://volunchu.net/


沖縄長雨にかかる被害状況、県VCの状況

2006年06月19日 12時04分49秒 | 過去の災害情報
●沖縄長雨にかかる被害の状況

6月18日(日)22時の沖縄県防災危機管理課の発表によりますと、標記被害は人的被害がゼロ、床下浸水3件、半壊1件(検査不能の箇所は除く)となっています。
また、17日に中城村では一度避難は緩和され、老人福祉センター(社協)への避難者等が帰宅となりましたが、沖縄全体での避難合計は、中城村、那覇市首里鳥堀町、うるま市などにおいて公民館や親戚宅などへの避難93世帯303名にのぼっています。

避難の内訳(沖縄県防災危機管理課6/18 22:00発表)
中城村     55世帯189名 
豊見城市真玉橋  1世帯 3名 
那覇市     28世帯86名 
うるま市江洲   7世帯21名 
名護市      2世帯 4名 


●「沖縄県災害ボランティアセンター」の状況

沖縄県社協は6月16日(金)付で、標記センターを設置し、被災地の状況調査を行っています。現在、那覇市・中城村及びうるま市と状況の把握・連絡調整を行っており、必要とされるボランティアについて情報収集を行っております。
また、ボランティア等の県外からの募集の予定はありません。  

沖縄県社協「沖縄県災害ボランティアセンター」を設置

2006年06月16日 20時21分14秒 | 過去の災害情報

「沖縄県災害ボランティアセンター」を設置
 
 長期にわたり降り続いた雨により、県内中城村をはじめ、那覇市などで多数の避難世帯が生じたことから、沖縄県社協は今後の状況に備えるために、本日6月16日(金)付で、標記センターを以下のとおり設置しました。

なお、現在被災地のボランティアニーズ等は調査中です。また、当面はボランティア等の県外からの募集の予定はありません。

  ◆沖縄県災害ボランティアセンター

○設置者
 
沖縄県社会福祉協議会、沖縄県ボランティア・市民活動支援センター
○場所
 沖縄県総合福祉センター 東棟2
 
沖縄県ボランティア・市民活動支援センター内
  電話 098-887-2000  FAX 098-884-4545
  E-mail vol@okishakyo.or.jp
   
ホームページ http://volunchu.net/

 また、今後、沖縄県ボランティア・市民活動支援センターのホームページにて、順次情報を更新していくとのことですので、ホームページにて最新の情報を入手されるようお願いいたします。

沖縄県ボランティア・市民活動支援センター ホームページ
       http://volunchu.net/



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長雨災害にかかる災害救助法の適用
〔6/15適用〕
沖縄県:那覇市(なはし)、中頭郡中城村(なかがみぐんなかぐすくそん)

沖縄県における長雨による被害とその対応について

2006年06月15日 19時23分21秒 | 過去の災害情報
梅雨前線に伴う長雨により、土砂災害などの危険が危惧されていた那覇市ならびに中頭郡中城村(なかがみぐん なかぐすくそん)に平成18年6月15日16:00、沖縄県は災害救助法の適用を決定しました。

同日、沖縄県社協ボランティア市民活動支援センターでは、現地に職員を派遣し、状況把握を行った結果、以下のような状況とのことでした。

① 中城村の79世帯275名が、行政の避難指示により、避難所や親戚宅等に避難している。うち、21世帯79名は、村社会福祉協議会建物内の老人福祉センターの畳の広間に避難している。それらの方々の家の近くまで土砂が迫ってきており、今後、土砂が家に押し寄せてくる危険があるために避難指示を受けたもの。ニュースで報道された土砂災害にあった世帯は3世帯で社協の避難所ではない避難所に避難している。(中城村の人口規模は約15000人)
② 村全体としては、比較的落ち着いており、まずは住民互助で対応ができている。そのため、外部からのボランティアを募集する予定はない。物資(食料や水など)についても、地域の企業等から調達ができており、現時点では県外からの募集は行っていない。炊き出しについては、地元の赤十字奉仕団が中心になって対応している。
③ 那覇市については、公民館に避難されているのは2世帯だけ。残りの方々は親戚や知人宅等に避難している。行政がかなりの対応をしており、ボランティアや物資などの募集はない。今後、行政や社協など関係機関により協議を行い、必要に応じて対策をとる予定である。

★今後、なんらかの状況変化等があり次第、順次、情報としてお知らせいたします。

大分県中部を震源とする地震にかかる状況について

2006年06月12日 17時07分50秒 | 過去の災害情報
大分県中部を震源とする地震にかかる状況について

平成18年6月12日午前5時1分ごろ、大分県中部で地震発生。
広島県呉(くれ)市、愛媛県今治(いまばり)市、八幡浜(やわたはま)市、伊方(いかた)町、西予(せいよ)市、大分県佐伯(さいき)市で震度5弱を記録。広島、愛媛、山口、大分で負傷者が確認されています。

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全社協では、広島県社会福祉協議会、愛媛県社会福祉協議会、大分県社会福祉協議会を通じて、揺れの大きかった市町村の状況確認をいたしました。
それぞれ、大きな被害は確認されていないとの報告がありましたので、取り急ぎお伝えいたします。