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晴れた日は庭仕事!

目指せペレニアル&ローズガーデン!
なみちゃんの庭造り

ハナネコ女子会 Part1

2016年03月16日 | その他

今年もsizukuさんに声をかけていただいたので
奥多摩へハナネコを見に行ってきました。
今年は最多の12人。女子会といいつつ
男性2名も楽しそうにワイワイと朝から元気に歩きます


梅が満開
曇り空の下、煙るような白さは
雪が積もったよう…


と思ったら山の稜線には雪が…
朝まで雨も残ってたらしく、足元が湿ってましたが
山は雪でした


天をつく巨大なイヌグス
初めて見たときは、その迫力に感動だったけど


今回、株元を覆うしっとりしたコケの
清々しい青さに目を奪われました


モコモコのサボテン
去年より少し増えたかな?
でも、相変わず可愛い~


気温は低いけど
雨に洗われて色鮮やかなムラサキハナナ


坂道の途中のお宅のしだれ梅
ハナネコを見にお誘いいただくたびに
見る風景は懐かしく、でも毎年少しずつ違うことが
新鮮でもあり…
けど、今年もそこにいてくれたことにホッとできる喜び…


少し花数が増えたかな?
濃い黄色のスイセン
素朴なんだけど、いつ見ても大好き


沢に降りると
雨あがりのせいか今年は水量が多く
空気もヒンヤリと冷たくて
ハナネコの眠りはまだ半分覚めたかな?ってところ
けど、また会えたことが嬉しくて
sizukuさんに長靴を借りて
滑らないよう1歩1歩慎重に川の中へ


もう少しだね
一生懸命首を伸ばして光を求めているけど
本当の春まであと一歩
今年はぱ~っと開いたハナネコちゃんには
会えなかったけど、また来年の楽しみが増えました。
でも、毎年違った顔のハナネコに会えるのも
それはそれで楽しい


別な場所ではコチャルメラソウがいっぱい
ハナネコもコチャウメラソウも
どっちもあえてよかった~

奥多摩に来るといつも肩から力が抜けて
ほ~と呼吸が楽になるような感じをうけます。
里山の風景が心を開放してくれてるみたい
そして花好きな皆さんと心おきなく花談義
長い道のりもあっという間
どっちも奥多摩の魅力です

2015 今年もお世話になりました

2015年12月31日 | その他

ブログの更新は滞っていたけど
子ども達が手が離れてきたおかげで
今までにないくらいの勢いで庭に出ていた今年。
それまで見えてなかったことに
気付いたり、疑問が生まれたり
また新しい楽しみを見つけた1年でした。


パーゴラの上に咲くフランシーヌオースチン
今年はフランシーヌにとって受難の年でした。
カミキリムシにやられて3本の主幹のうち
一番立派な幹が枯れてしまいました。
あとの2本は今のところ無事ですが秋に咲く花は
ずいぶんと寂しくなってしまいました。


それでも残った枝に頑張ってもらって
来年もまたこの白くて可愛い花に会いたいと思ってます。


今年、うれしかった新しい出会いも…
5月にオープンガーデンに伺ったお宅で
見かけて一目惚れしたこの花。
「昔のガーベラ」というだけで正式な名前は
わからないし、どこで売っているのか検討もつかなくて…
それはもう、探しまわりました。
やっと見つけたのは八丈島のナーセリー。
1株だけ分けてもらえたので大事に植えたら、
そのあと埼玉の園芸店の片隅で2ポット見つけそれもGET。
夏過ぎて株が大きくなったらポツポツ咲きだしました。
春まで花が見れないと思っていたので嬉しい誤算。
来年はバラの足元を赤く彩ってくれることでしょう。


お節もできました。黒豆は夕べうちに煮ておいたので
今朝からは恒例の煮物や松前漬から始めて二の重に
黒豆、サーモン大根巻き、柚巻き柿の天ぷらです。

今年は黒豆がふっくら美味しく煮えました。
煮汁は牛乳m、生クリーム、ゼラチンでトロッとした
パンナコッタを作ります。
ちなみに一の重は市販の蒲鉾や伊達巻などで~す。
切って詰めるだけ


三の重は家族からのリクエスト
エビチリ、手羽先のロースト(ガーリック味)
シソ風味のれんこんのはさみ揚げ
あとは、煮物には多すぎて余った八つ頭をすりおろし
刻んだ海老と和えた、八つ頭コロッケ
庭から取ってきたハランや松葉で色を添えてみました。

冬越しのため室内に取り入れた
チランジアやランにも薄い液肥入の水をあげて
今年の作業全て終了です。
慕っていたバラ師匠が他界され、いつまで庭いじりも
できるかな?とふと思うこともあったけれど
限りあるからこそ貪欲に好きな道を歩こうと改めて決意した
年でもありました。
と、思ったらクリスマスは腎盂腎炎で安静。
熱中するにも自分の体と要相談、ほどほどを思い知らされたり…
でも、楽しい一年でした。
また来年、といっても明日ですが
さっそく庭に出てまた作業の日々が始まります。
来年の抱負。「ブログはマメに更新」かな
今年もお世話になりました。


横浜イングリッシュガーデン

2015年11月02日 | その他

先週金曜日、秋のバラを見に横浜イングリッシュガーデンへ…


オーレ(HT)

頑張れば横浜駅から歩けるくらいの近さの
住宅展示場の中にある横浜イングリッシュガーデン
バラ越しにマンションが見えるのも都会ならでは…


秋バラの見頃だけあって平日なのにかなりな人出
あっちこっちにあるハロウィンの飾りの前には
写真を撮る人がひっきりなし
写り込みがないように撮るには、人波がきれるのを
待たないといけないくらいでした


クラシックカーに骸骨
これすごく可愛かった~


空蝉(F)

秋はニュアンスカラーのバラが
本当に綺麗です


ニンバス(HT)

こちらもニュアンスカラー
空蝉と比べるとHTだけあって
背も高く木もしっかりしています。
どちらもしっとりした花色に惹かれます


手前 チャーリーブラウン(Min)、奥 チャーリーアンバー(Min)

チャーリーアンバーはチャーリーブラウンの枝代わり
どちらも株いっぱいに花がついているのに
シックな色合いのせいかうるさくなくて
草花にも合わせやすいのがいいですね


たぶん 手前 あおい(F&G), 奥 いおり(F&G)

ローズピンクは秋は一層深みをまして鮮やか


ベルベティトワイライト(F)

横浜イングリッシュガーデンは育種家の河合伸志さんがプロデュース
しているので、河合さん作出のバラがたくさん植えてあります。
河合さんのバラというと紫系や茶系の和庭にも合いそうなバラも好きだけど
独特のニュアンスのある赤も好きです。
その中でもこのベルベティトワイライトは派手なのに
他の花とも調和する、大人っぽい魅力のバラです。


真夜(F)

ベルベティトワイライトに引けをとらない大人の魅力バラ
これ、河合さんが自分作出の中で一番好きなバラだそうです。


紫の園(F)

紫のバラをいろいろ作出された故小林森治さんのバラ
このヒラヒラ… もうたまらん!


スキャボロフェアー(ER)

春は散るのが早いから可愛いバラだけど
今まで欲しいとは思わなかったのに
この秋のバラ見たら断然欲しくなってしまいました


奥に咲いているバラはファミー(FL)

ファミー、分類はフロリバンダだけど、大型のミニって言えるくらいに
コンパクトで可愛いバラでした。
コスモスもたくさん咲いて秋らしい華やかさ


ネリネも見頃


アール・ヌーヴォー(F)

まるでダリアみたいなバラ
以前から気になっていたけど、なかなか目にする機会がなく
初めて見て気に入りました。
そしたら、なんと最後に売店で6号鉢が30%オフで売られていて…
そりゃあもう買いでしょ!


ピンクキャット(Po)

庭に偶然咲いていた実生株だったそうです。
日本で作出された品種
ネコ好きとしては名前だけで買う価値あり!です
もう、そのつもりでとっくに予約済なんですが…
実物見れてよかった


河合さんのバラは私だけじゃなくダンナも結構好きで
私は毎年なにかしら苗買っているし
ダンナは「志野」の画像をPCのスクリーンセーバーにしているくらい。
今季もチャーリーブラウンの予約をしています。

横浜イングリッシュガーデンを訪ねた翌日、道路際の花壇で作業をしていたら
「バラ、綺麗に咲いてますね」と声をかけてきた男性が…
その声にふと顔をあげたら、な、な、なんと河合伸志さんご本人!!!
偶然通りがかったそうなのですが、もうびっくりポンです。
短い時間ですがいろいろお話させていただいて感謝感激です。
うれしいお近づきの記念(私がそう思ってるだけなんだけど)
さっそく河合さんが好きという「真夜」
私が気に入った「空蝉」
そしてダンナのお気に入り紫野の姉妹品種「夢紫」をポチリました。
記念の3本大事に育てねば!

秋のバラとダリア

2015年10月29日 | その他

よく晴れた秋の一日。
先日、ちょっと近くまで行く用事があったので
ずっと訪れてみたいと思っていた
生田緑地バラ苑と町田ダリア園に行ってきました。


ユーレカ(HT)

生田緑地バラ苑は、まだ息子が小さかった頃
向ヶ丘遊園バラ苑だった時に1度だけ行ったことがあります。


マリアカラス(HT)

ミニバラで目覚めて剣弁高芯咲きのHTに憧れた独身時代を過ごし
その後、結婚・育児と目まぐるしい毎日にバラからも草花からも遠のいた頃。
ふと花屋の店先で目にとまったポリアンサ・レオニーラメッシュに
またバラへの想いがつのり、今度はオールドローズやERへ…


プリンセス ド モナコ

そんな頃にどうしてもバラが見たい!とヨチヨチ歩きの息子を
連れて向ヶ丘遊園のバラ苑を見に行きました。
でも、咲いていたのはオールドやERではなくHTばかり…
期待して来てみたけれど、バラ畑か…と
見たいバラが見れないことにガッカリしたことを覚えています


カクテル(CL)

あれから十数年が経ち、今は向ヶ丘遊園はなくなり
バラ苑だけが名前を替えてボランティアの手が守られています。


開園から50周年を迎えたこのバラ苑の
歴史を物語るような堂々たる株元。

息子が幼稚園に行っている間、下の子を抱いてさんざん通った村田バラ園。
今は亡き村田晴夫さんの原点もここにありました。
当時、勧められたHTにはまったく興味を示さず
ツルばかり欲しがっていたけど
いろんな品種に手を出して、今改めて古くから愛された
現代バラの底力を感じています。


イングリット バーグマン(HT)

今まで見向きもしなかったカクテルやプリンセス・ド・モナコが
この日はとても眩しく美しく輝いて見えました。
イングリット・バーグマンも100年以上も愛されて、殿堂入りしたバラ
その魅力にたどり着くまでに私も長い時間がかかりました。


ロイヤル サンセット(CL)

HTばかりを庭に植えようとは思わないけれど
冴えた色の秋バラを楽しめたことを、とても幸せだと感じました。
そして、最近いつの間にか鉢で育てているHT,F,Tが増えてきたことは
私自身もちょっと変化してるのだな~…と感じてます


用事を済ませて午後には町田ダリア園へ
夏にも1度行ったのですが、ちょうど花のない時期で
絶対秋にも来ようと誓っていたのが実現できました。
住宅地の中に突然現れるダリア園。
中央の噴水を囲むように山の斜面を色とりどりのダリアが
埋め尽くしています。


ダリアの名前は面白いものが多くて、これは「男の背中」
あれこれ眺めて、なんとなく目についた「ラブスペシャル」から
振り返った斜め向かいは「クライマックス」
そのすぐ近くには黄色に赤いポチポチの目立つダリア「浮気な雨」や
いかにも清楚なピンクの「純愛」などなど…
綺麗なバラには刺があるけど、ダリアには人生の縮図が見えるようだわ~
と友人と二人暮れゆくダリア園で
しみじみと自らの半生を振り返ってしまいました。

私が気に入ったのは

大正浪漫


町田美人


ベンヒューストン


夜桜

などなど…

ようやく2学期の学校行事に親が手伝いに駆り出されずに
済むようになったので、秋の花を楽しむ余裕がでてきました。
子ども達が小さい時は早く自分の時間が持てるようになりたいと
切望していましたが、その願いは
時間が解決してくれたみたいです。


北海道ガーデン巡り2015 ~大雪森のガーデン~

2015年07月04日 | その他

2日目の午後は大雪山の麓で行われている
北海道ガーデニングショー2015の見学。
会場は3箇所あって、先に回った上野ファームもその1つでした。


で、メイン会場がここ。
いくつかのデザイナーズガーデンとおもてなしの森に分かれています。
正直いうと、デザイナーズガーデンって
どうもよくわからない。
なので、気にった作品だけ…


「人生の旅路」
マレーシアのデザイナーさんの作品です


大きな石組みのあいだを通り抜けると「誕生」


人生の悲喜交々を植物で表現し


老年期はホスタ…らしいです。


最後は何もいらないそうで、鉄のフレームと木の枝で
作られた柵の内側は何もないただの舞台


全景はこんな感じ
造り手の想いよりも石と鉄と木に魅入ってしまった作品でした。
I LOVE 石垣♥


楽しかった「森の木琴」
木のボールが転がって木立に響く音色は
柔らかく、可愛らしく、落ちそうで落ちない
危うさが微笑ましくってこれが一番好きでした。
なにより、コンセプトがわかりやすい!


コロコロ… 
転がるスピードは歩く速さよりちょっと速いくらい


コロコロ…
時間が許せば何度でもコロコロしてたかったな~


「祝祭の日」
日本人とフランス人建築家のコラボ作品
晴れていればこう見えるのかもしれませんが…
あいにく、今にも降ってきそうな蝦夷梅雨の空


しかも望遠レンズなので、真下からは近すぎてピントがあわず
子どもの遊び場のような写真になってしまいました。


「おもてなしの森」の植栽は
この地にもともと育つ植物やよく似合う園芸植物で
構成されていました。
初めて見るスズムシソウ。
やっぱり植物が一番テンションUPします


メコノプシス。ヒマラヤの青いケシの群生
1つだけ赤紫の花。


透き通るような混じりけのない青
飛行機の中からみる雲の上の空の色みたい


コウリンタンポポの群生


今回一番ハマったペルシカリア・スパーバと
ユーフォルビアファイアーグロー、ルピナス


ギョウジャニンニクとクロユリのコラボ


うちの待機苗もこの組み合わせで植えよう!
オオデマリと斑入りのサンゴミズキ


北海道に自生する植物 シロヨモギ


北海道に自生する植物 トカチフウロ


北海道に自生する植物 エゾルリソウ


北海道に自生する植物 六花の森でも見たエゾスカシユリ
後ろはエゾルリソウ


北海道に自生する植物 エゾノチチコグサ


散策路の際には鮮やかなピンクのシャクヤク
チョウジソウ、白いアキレア


ピンクのアジュガの絨毯


グランドカバーのセダムやアジュガから
ひょっこり首を伸ばすアリウムがお茶目で…

この大雪おもてなしの森は、観光客誘致のためにこれから
一役かってもらおうと整備されたようです。
この日のディナーは敷地内に建つミクニでフレンチのフルコース。
閉園後、人の気配がなくなったガーデンを野うさぎが
走ってゆくのが見えました。