10代目の家づくりと趣味のブログ

創業以来88年の伝統を誇る建築会社の10代目の家づくりに対するこだわりと、趣味について

あれから7年…

2018年03月19日 18時10分58秒 | 家づくりのこだわり
本当に久しぶりの更新です

申し訳ありません


東日本大震災から3月11日で7年経ちました。

原発事故のニュースは地元でもあまりやらなくなったような気がしますが、いかがでしょうか。

去年、飯舘村と川俣町山木屋地区等が避難解除になりました。

それから1年、解除になったとはいえ、戻っている住民の方々もまだまだ多いとはいえません。

復興とは地域の皆さんが戻ってきて、

「以前の生活をする」

「地域のコミュニティが元に戻る」

という意味では、まだまだ遠いような気がして残念に思います。



7年というのは、私自身はあっという間だった印象を持っておりますが、

まだ7年なのかもう7年と思うのか、皆さんそれぞれだと思います。

7年も経つと、人の流れが変わっていて、

新しくできた友人、知人、または同級生の方が

前のそれよりも実は長く一緒にいるのかもしれません。

事故の起きたことで悪く変わったことは忘れられませんし、

忘れる必要もありませんが、

もしかしたら良く変わったとこともあると信じていたいものです。


ところで、最近、軽量鉄骨造の増築のご相談をいただくのですが、

近年では、混構造(木造と軽量鉄骨造など、違う工法でつくる構造)

が厳しくなっています。

工法が違うと、地震で揺れた場合に違う揺れ方をするので、

構造計算が必要になります。

軽量鉄骨造の建物は、特殊な建物でない場合、

型式認定というものを取得して、

許可申請を簡単にしたりしていますので、

メーカーがそのときの図面等を出さなければ、

計算しようにもできません。

不思議なことに、同じメーカーで増築しようとしても同様らしく、

全国的にも増築(元ある母屋にくっつけて)できるケースは稀のようです。



家を建てるときには、

「この家は増築したりしない」

と思っていても、

家族構成が変わることもありますし、

中には思いもかけない事が起こりますので、

やはり後から改築、増築を

しなければならないこともあると考えなくてはならないと思います。

しかし、メーカーの中にも悪質なところがあって、

「あとで工事できます」といって契約したのに、

結局後から「できません」の一点張りだったという話も耳にします。

弊社では、木造軸組工法にこだわっているのですが、

そういう理由もあるのです。



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まじめな家づくり

2015年12月22日 08時46分12秒 | 家づくりのこだわり
皆様ご存じの通り、先日ニュースで、

横浜市内のマンションの杭の偽装事件のことをやっていました。

事の発端は、去年の11月に2棟のマンションの手すりの高さがずれていることに住民が気付いたことのようです。

その際に販売会社の調査で、

杭が支持層に届いていなかったことが判明し、

杭を請け負った会社のデータ改ざんなどがみつかったとのことです。


ちょっと前にも、やはりマンションで耐震の偽装があったのは記憶に新しいところです。

マンションが傾いたことで住んでいる方はこれから大変だと思いますが、

良い解決方法があることを祈るばかりです。

杭の会社は、鬼怒川の氾濫の際に系列ハウスメーカーが作った住宅が、

「流された家がぶつかったにも関わらず、洪水に流されなかった」

と一時的に評判になったところでした。

それは大変すばらしいことだと思います。

とはいえ、現在の新しい法律だと、

家の構造等にかかわらず、

地盤調査をして悪かった場合は、

杭などを打って改良するようになっていますので、

川のそばだと杭を打ち込んだ可能性があり、

そのために流されなかったのでは?とも思います。

残念なのはせっかく評価された部分を偽装したような感じになっていることです。


ところで、先日、たまたまテレビで「劇的ビフォーアフター」の再放送を見たのですが、

案件が増築に増築を重ねたとかで、

段差がたくさんあり、

ひざの悪いお母さんのためにバリアフリーにしたいというのがテーマでした。

解体していくと、床を足したところに土台が入ってなかったり、

材料の長さが足りないのをただ単に重ねてあっただけだったりと結構ひどい建物でした。

私どもは、あとから別の業者が入ったとしても、

恥ずかしくないような建物をつくるということを、

信条としておりますので手抜き仕事が後々発覚するというのは、

とても残念なことだと思います。


偽装などがあると、

正しく工事をしているものにも法律などが変わってより厳しくなるということがありますので残念です。

我々日本人は、「悪いことはしないだろう」という大前提が他の国よりもある気がします。

だからこそ、私どもは「まじめに」家づくりに取り組みたと思っております。

「まじめな家づくり」の氏家をこれからもよろしくお願い申し上げます。


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デザインに思う

2015年09月09日 16時51分14秒 | 家づくりのこだわり
2020年の東京オリンピックの問題は、

新国立競技場の建設だけでは収まらず、

今度はエンブレムのデザインの盗作疑惑が話題となりました。

結局のところ、白紙撤回という、

良かったのか悪かったのかわからないような結末を迎えました。

デザインをした方は他の作品にも盗用疑惑があり、

それが本当ならばとても残念なことです。

競技場もそうですが、良いデザインになることをお祈りしています。


真似をするのは悪いことではありません。

「守・破・離」といって日本古来のもので、

茶道や剣道などの修行の段階を表したものがあるのです。

「守」は先生の教えや型を守り(模倣して)身につけ、

「破」は他の先生や流派についても考え、

その中の良いものを取り入れ、

発展させていく段階で、

「離」は1つの流派から離れ、

独自の新しいものをつくり出し、

確立していくとものです。

どんなアーティストでも初めから「離」のできる方は

いらっしゃらないと思いますので、

現在あるものの模倣から入っていると思います。


しかし、真似をするのは悪くないとはいっても、

「離」の段階のレベルを要求されているモノや事で、

「守」レベルのことをやってしまってはいけないと思います。

冒頭のオリンピックのエンブレムに限らず、

商標登録が必要なものでそれをするというのは、

論外だと思います。


実は建築のデザインには著作権がありません。

少しでも違っていれば大丈夫なようです。

とはいえ、家の外観から間取り、

外構まで模倣した場合に、

盗用が認められた判例がありますので、

全くないというわけではないようです。

しかし、本当に細部までマネしないと、

盗用と認められないようです。


昔は、大工さんが建てる家というのは、

建てた大工によってそれぞれ特徴があり、

「あの家は、○○の大工さんの建物だ」

と外から見た雰囲気や和室のつくり方等でわかったものでした。

しかし、今は、工法、メーカーによっては、

工場で加工したモノを現場で組み立て職人がつくるという家もあります。

それぞれメーカーの個性みたいなものもありますが、

それに地場工務店が追随するようなところもあり、

そういう意味では個性がなくなっているような気もします。


弊社でも、性能、仕様はもちろんのこと、

デザインや外装、内装に力をいれて皆様に提供できるように、

がんばりますのでよろしくお願い申し上げます。


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良いものを求める時代に

2015年06月09日 09時03分49秒 | ひとりごと
先日、

「たけしのニッポンのみかた」

というテレビ番組の、

「こんな時代に売り切れ御免2」

という回を見ました。

色々な工夫を凝らして安く売る日本一安いスーパーや、

はんごろしという名前で1日何個と限定で作っている和菓子、

技術的に1日に1800本しか作れないので、

2~3か月待ちも当たり前という

熱伝導率の良いアルミを使った

アイスクリームが食べやすいスプーンなどが紹介されていました。


その番組の最後にビートたけしさんが言った、

人の心をつかむ売り切れ商品とは?の問いに、

「使い捨ての時代が終わったって感じだね。

戦後から始まって、

珍しいものが売り切れたが一循環していいものも売り切れになる。

はじめは、物珍しくて外国ではよくある店でも、

できたときに並んじゃって売り切れましたってあったけど、

1回転してまた良いものを探し出している。

今の売り切れは大抵実質的に良いものになっている」

という一言が印象に残りました。

話題や流行を追う時代は一段落、

良いものを求める時代に回帰したということのようです。


ところで、最近は、無垢の木の良さみたいなものが見直されているようです。

例えば、フローリング1つとっても、

合板に薄板だけ貼ってあったり、

また、その部分に化粧シートを貼ったりしたものもあります。

確かに、傷はつきにくく、管理も難しくないということもあって、

重用されているところもあります。

しかし、絵が書いてあるだけで質感が全くない、

無垢の木と違って肌触りが無機質という風に

考えている方が増えてきているような気がするのです。


もしかしたら、無垢の木の悪いところを考えて、

そういった合板フローリングが登場してから、

前述のテレビ番組のように一世代を経て、

無垢の木の良さが見直されているのかもしれません。

傷がつきやすい、手入れに手間がかかるなどをとらえて、

「それもひっくるめて、無垢の木の良いところですよね」

というマイナスの部分でも、

良い印象を持つ方が少なくないと感じています。


木造というものの歴史は、

今は金物等を使わなくてはなりませんが、

他工法と比べても圧倒的に長いと思います。

歴史があるということは、

単純に日本の気候、風土に合っていると考えております。

そんな伝統を守りつつ、新しいものを取り入れて、

良い家にしたいと思っております。

よろしくお願い申し上げます。


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あれから4年…

2015年03月16日 11時37分26秒 | ひとりごと
東日本大震災から、3月11日で丸4年を迎えました。

私たちが経験した、あれから変わった、

そしてこれからも変わっていくだろう

生活はまだまだ続くのだと思います。

身近なところでは、除染がそうですが、

その作業内容も均一ではないようで、

「うちはちゃんとやってもらった」という方がいれば、

「うちはちゃんとやったかどうかわからない」という方もいらっしゃるようですし、

個人差があれど、悩みはつきないと思います。


私たちは当事者でなければ、

その記憶を過去のものにすることが多いです。

福島県のニュースでは、

震災関連のそれは毎日のように報道されますが、

東北地方はともかく、全国でのそれは、

少なくなっていると思います。

私にはあっという間の4年間でしたが、

その長さは人それぞれだと思います。

しかし、あの未曾有の大震災があったからこそ出会えた方も大勢いらっしゃいます。

皮肉でもあり、不思議でもあるのですが、

悪いことばかりではないように思います。


最近は、火山の活動も活発なようで、

吾妻山の警戒レベルも平成26年12月12日からレベル2となっており、

火口周辺が規制されております。

何かあってもよいように、

備えを怠らないようにしなければなりません。

毎年3.11はその備品のチェックをするようにしたいと思っております。


ところで、地震等の災害は寒い季節にあると大変です。

例えば、阪神大震災は1月17日でした。

東日本大震災も暖かくなってきたとはいえ、

まだまだ寒い時期におきました。

ある程度断熱性能を高めた家が、

エネルギー供給の止まった状況で、

室温が下がりにくくとても助かったという話がありました。

断熱改修工事なども、もしかしたら備えの1つになると思います。

弊社も皆様のお役に立てるようこれからもがんばって行きたいと思っておりますので、

よろしくお願い申し上げます。


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