砂時計

人生は砂時計のようなもの。砂時計は、一粒の砂の落下から始まり、最後の一粒の砂が下の空間に着地したとき終焉となる。

帰るところがなくても 居場所をつくる

2017-04-03 13:01:14 | 空蝉日記
振った骰子を懐に戻すことはできない
渡った橋を引き返すことはできない
帰ることはできない
過去を振り返ってたところで
それは昔話のこと
頭を抱えている難題があっても
悩んだところで解決しない
行動を起こすしかない
できること
何でもチョッとでもいい
やれることは全部やり終えてからでも間に合う
考えることは
いま しなければ
自分を救うのは誰でもないお前自身なのだ





阿武隈川物語 プロローグ

2017-04-03 10:48:35 | 阿武隈川物語
小さな掘立小屋の窓からは
阿武隈川は見えない
毎朝夕 私の話家族であるbeagle元気を誘い
阿武隈川の岸辺を散歩する
行きときは 前方に那須連山が見える
帰り路は 阿武隈川の流れを見ながら下る
阿武隈川の春夏秋冬の移ろいとともに
心の移ろいや揺れ動きも含め
徒然なるままに書いていきたい
まだ阿武隈川の源流に行ったこともなく
それでいて阿武隈川物語を始めるという無計画性
阿武隈川を通し 砂時計のように
限りある人生
気がついたときは 
浦島太郎のように白髪になり
辺境に棲んでいる私は
世の流れから遠のき
時代遅れの感がするけれども
いま 辺境の地阿武隈川の辺というこの場所で
生きていく


捨石拾遺(すていし しゅうい)の阿武隈川物語

2017-04-03 08:19:38 | 阿武隈川物語
ブログを始めました
白河の関を越えたところに
阿武隈川村があり
そこに風変わりな世捨て人 
捨石拾遺(すていし しゅうい)が住むという
年齢不詳 
北海道に生れ 19才の春に連絡船に乗り津軽海峡を渡る
杜の都 仙台を起点とし
それ以降は流転の如く
棲家を変える
対人関係に躓き
夢破れ
困窮の生活に喘ぐも
いまいる場所で
last chance に賭ける