メイン写真、早速皆様の目に入ったであろうか?
彼の名は
『ちんこくん』
学生時代(小、中、高、大学)の僕と付き合ったことのある人間なら、誰しもが目にしたキャラクターだ。僕は人の教科書、ノート、手帳、黒板、トイレなどに彼を描きまくった。
ちんこくんは童貞時代に苦楽を共にした僕の大親友であり、そして
…僕そのものだった。
またの機会に詳しく触れるが、僕が童貞を捨てたのは高校3年生の卒業式後、大学に入る前である。それまで僕とちんこくんは大の仲良しだった。
メイン写真は出逢った当初のちんこくん。僕と彼はたくさん話をした。
「ねえ、ちんこくん。タモさんが描く安産のお守りって、おま○この絵なんだよね?」
「そうだよ。でもあの絵はオカシイんだ!」
「えっ?どこがオカシイの?」
「あの絵はね。穴が一つしかないんだ。本当のおま○こには穴が二つあるんだよ。」
「へー。そうなんだ。」
「尿道と、そして赤ちゃんが生まれてくる穴ね。」
「あっ、そっか、そっか。そうでなきゃオカシイよね。やっぱり、ちんこくんは凄いなあ。」
「いやー、そうでもないよ(笑)」
そう言って、ちんこくんはタモさんの顔マネをしてくれた。
(クリックしても画像は大きくなりません。タモさん風ちんこくん。中学生の頃、坊主頭だった僕に「髪切った?」って何度も訊いてきたっけ。)
タモさんだけじゃない。ちんこくんはエッチな知識も豊富だったけど、顔マネのレパートリーも豊富だった。
(クリックしても画像は大きくなりません。中東風ちんこくん。この頃ちんこくんは偽造テレフォンカードを売っていた。)
(クリックしても画像は大きくなりません。ドラえもん風ちんこくん。「ぼうぉく、ちんこくん」って連呼してたっけ。)
(クリックしても画像は大きくなりません。筋肉スグル風ちんこくん。僕が傷つけるようなことを言ったときも「屁のつっぱりはいらんですよ!」って笑って許してくれたっけ。)
(クリックしても画像は大きくなりません。山下たろう風ちんこくん。バットで素振りしながらよく泣いてたなあ。)
(クリックしても画像は大きくなりません。水木しげるの漫画で妖怪にいじめられる人風ちんこくん。おどおどした感じがよく似てた。)
僕がエッチな妄想をする時には、いつもそばに居てくれたちんこくん。
いつも一緒で毎日が凄く楽しかった。あんなにあんなに一緒に妄想したのに、
僕が童貞を捨てた日に彼は…何も言わず僕の元から去っていった。
大学時代に描いていたちんこくんは、このちんこくんだ。DJ-daiなんかはよく憶えているだろう。
(クリックしても画像は大きくなりません…。)
童貞を捨てたその日から、僕の描くちんこくんは笑わなくなった。目から光が消えた。蛻(もぬけ)の殻のような彼は、僕と一緒に楽しく妄想していた頃のちんこくんではなく、
ただの…「絵」だった。
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女なんてそんなもんさ…。
ちんこくんが僕の頭から居なくなって14年が経ち、ようやくそんなふうに思えるようになった僕は、今ちんこくんに逢ったら休む暇もなく話し続けるだろう。
「ねえ、ちんこくん。おま○こってグロいんだよ。あれは内臓なんだ!」
「ねえ、ちんこくん。僕らが予想した通り、おま○この穴は二つあったよ!」
「ねえ、ちんこくん。こういう女とやったんだけどね。それが全くもってダメな女でさぁ…。」
これから僕の脳内にちんこくんが帰って来ることは二度とないだろうけど、ちんこくんと過ごした童貞時代を思い出すと、
あの何も分からずにいた頃は、想いが無限だったのだと気付く。
女なんてそんなもんさ…。
そんな境地に立つ為に、僕はちんこくんとサヨナラしたのかな?
あの頃には絶対に絶対に戻れない。
取り返しがつかない、後戻りできない、元には帰れない。
それが童貞を捨てるということ。
失ってしまったものは、二度と手に入らない。
そういうものが世の中にあるのだと、初めての彼女と別れて3ヵ月後にようやく気付いた。
今も僕がHなことをする度に、ちんこくんが見ているような気がするんだ。
「なっ、代表?俺が言ったとおり、穴は二つあるだろう?」
〔text.The Gag Council〕
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