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スペインから『ウタコ脳』

観光客気分が抜けない私の
私なりのマドリードのんびり生活と
にっくき痛風と闘う日々をつらつらと…

生きているポケット

2011-09-07 07:14:26 | おっぺけぺな日常
洋裁教室に通い始めて………2か月?3か月?

授業では練習用スカートを1着、自分用スカートを1着作りました。
今はポシェットを作る練習をしています。
9月はベストを作る予定。

私は熱しやすいタイプなので、毎日のようにオサイホウをしています。
今日は、コプが日本に行くので(コプママはすでに日本でコプを待っている)、
コプのおばあちゃんとコプママにお揃いのシュシュをミシンでガーッと。


ホントに、
2年くらい前の私なら、顔をしかめて、
10年くらい前の私なら、顔を背けて
20年くらい前の私なら、逃げ出すような
地道な針シゴトをよくもまぁ楽しくやっているもんだなと自分でも思う。

でも、今はなんだか楽しいわけ。

今、洋裁教室で黙々と練習中なのがコレ


ポケット。

日本語でなんていうんだろう?と母親に聞いたら「タマブチポケット」というらしいのだけど
スペイン語だと「bolsillo de vivo(ボルシージョ デ ビボ)」って呼ぶんだって。
生きてるポケット?
なんで生きてるの?



洋裁を習っていて楽しいのはこういうとこにもある。


例えば不織布は「entretela:エントレテラ」。私の解釈では布と紙のあいだっぽいなって。
それから、ボタンホールは「Ojal:オハル」。
ボタンは「ボトン」で、スナップは「ブロチェ」。
先生と話す時はマグネットボタンは「ボトン デ イマン」で通じるのに
うちのそばの小さな手芸屋さんには「ブロチェ デ イマン」って言わないと通じない。




毎回、「へぇ~」と言いながら、覚えるスペイン語も楽しいの。



友達に満面の笑顔で
「ボタンホールはオハルでおじゃる」って教えたら、とてもうざがられたけど………。






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