スペインから『ウタコ脳』

観光客気分が抜けない私の
私なりのマドリードのんびり生活と
にっくき痛風と闘う日々をつらつらと…

わくわくわく

2016-10-19 16:50:53 | おっぺけぺな日常



これは、今年の私の誕生日にコプがくれたもの。



「はてはて、なんじゃ?」



見てのとおり、紙で作った三角錐のオブジェなんだけど
実は「あなたのお好きな服作ります」というチケットみたいなもの。

コレをもって、お店に行くとデザイナーさんのMatthieu氏と打ち合せをして
私が選んだ好きな素材で、彼のデザインの洋服を作ってくれるんだそう。
オートクチュールというと大げさな感じがするけど、
彼のデザインで自分サイズのものが作ってもらえるという
なんともワクワクしちゃうもの。


というわけで、昨日アトリエに行ってきました。

好きなデザインの洋服を選ぶと、次は生地選び。
生地とデザインを選んだ後は、
選んだデザインの基本の型紙の服を着て
「袖の長さは基準マイナス○cm…」っていうふうな採寸に近い作業。

Matthieuさんのデザインは、建築家の息子というだけあって
数学的なイメージで、なんとも私好みのカット。
こういうデザインの既製品は、私みたいなチビのサイズはないことが多い。
自分のために作ってもらえるなんて!!!


んも〜!1着だけなんて選べません!!


と、マゴマゴしていたら、いろいろ話をしているうちに、
1年以内にマドリードのアトリエを引き払う事が分かり


クリスマスプレゼントの前借りということにして、2着注文しちゃうことに。


なんかね、なんかね、ホントにステキなの。
デザインももちろんステキなんだけど、
デザイナーさん自身がステキで
アトリエもステキで
置いてある洋服がステキで

あー、ニヤニヤする!!

という体験でした。



草履を作って売るようになって、
時々、買い手の方から直接お話を伺う機会もあって
Matthieuさんの仕事と比べるのはとってもおこがましいんだけど


いつかこういう空間が作れるヒトでありたいなぁ…


と、目をキラキラさせてアトリエをあとにして、
コプに興奮気味にいろいろ話しながら帰路につきました。


洋服ができ上がるのは2週間後。
それまでは期待いっぱいのワクワクが続き、
洋服が手元に届いたら
2着を着てワクワクするんだろうなぁ。


あーワクワク。

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