五秒で決めろ！

学生時代。
高校の卒業式だったか大学のだったか。それとも単なる朝礼か。
※なにしろ同じ場所で式があるのだから、記憶もあいまい（エスカレーター式のガッコ）

学長「女子はね、見合いの相手は五秒で決めろ！ それ以上時間をかけてはいけない」

ええっ！？
当時のワタクシたちは、そのセリフにビックリ！
そんな短時間で生涯の伴侶を決めろってーー？？って。

いまだに覚えているわけですが。

何度かそれについて思い返すたびに、学びがあります。
これっていろいろな場面に通用する言葉だなあと。

見合いの相手＝人生を左右する出来事

五秒で決めろ＝直感優先。

つまり、人生を左右する出来事に遭遇した場合、なにを選択するか。直感を最優先しろと。

いまの私なら、こういう風に解釈するかな。

こういうのって、世の中的にも言われたりするのかな？と思って、検索してみたところ。

四秒で決めろとか。二秒で決めろとか。
あらあら、時代はさらにスピードアップしてる！

五秒、長過ぎるみたいよ（爆）

検索の一番上に、「ファミレスのメニューは三秒で決めろ！」というのがあった。
直感力、決断力を強くするための自己啓発本らしい。

いや、私ファミレスのメニューは、けっこうくまなく見たいタイプだから、三秒じゃ決められないねw
せいぜいビール飲むためのおつまみメニューか、それともキチンと食事か。
そのくらいの選択なら二秒だけど。

と、そこまで考えてポンとひらめいた。

ファミレスに行くという目的がしっかり最初から決まっているのなら、自分の空腹具合に合わせてメニューの候補を出すのは、さほど時間がかかることではない。
期間限定のお得メニューとかの誘惑もそれなりにジャッジできる。
そうなると三秒は不可能ではないかもね。

つまり目的＝進路がちゃんと決まっているのなら、どんなにいろんな選択肢を提示されても、チョイスに迷わないってことだね。

「ファミレスのメニュー選びなら、カンタンに決められるけど、人生の選択はそうはいかないよ！」

そういう意見もごもっとも。
でも小さなことで迷う人は、大きなことでもっと迷う。
あるいは、そういう迷う状態が大好きって人もいる。それが物事を進めるためのルールだと思っている人も。


でも同じ24時間を使うなら、迷う時間は極力少なくしたいな。
パッと決めたら、次に進める。
迷うときって、先に進みたくないときなのかもね。