観てきました相対的浮世絵＠シアターコクーン

ライブには行くけど、なかなか観劇というのはしない体質で。
学生時代に夢の遊民社に頻繁に行ったことが最後かも。
けれど、今年は２月に「Talk Like Singing」、そしてこの「相対的浮世絵」と観劇続き。

え～と。お芝居は見慣れていません。
今回は、平岡祐太くんの初舞台初主演だったので。
こりゃあ、一度見ておこうかなと。
だから専門的なことは書けません。ご了承くださいm(_ _)m

で、それで一人で行くならコクーンシート（安価）でもいいかなと思ったんだけど。ちょうど同業の友人で、私に平岡君の存在を教えてくれた人
愛本みずほさんに

「うさこさん、平岡くんにはまってるでしょー」
なんてメールをもらったのをいいことに、あいちゃん先生を誘ってしまいました。

あいちゃんは、「だいすき！」という知的障害者が（周囲の人々を振り回しつつ／爆）たくましく子育てをするという感動長編連載をなさっていて（第十一巻好評発売中！）二年前に香里奈さん主演で、TBSでドラマ化されたんだよね。
んで、その香里奈さん演じる柚子の弟、心優しい蓮くんを演じてたのが平岡祐太くん。

私は、それまで平岡祐太の存在を認識しておりませんでしたw
認識してから、「ああ、あのドラマに！あの映画に！え？あの役？」という風にいろいろ出演していたことを知る。

んで、今回の観劇の運びとなるのでありました。

３月23日夜の部の回ざます。
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相対的浮世絵

四人の青年＋おっさんが織りなす群像劇。

以下サイトより転載。

人生の曲がり角にさしかかり、それぞれにややこしい問題を抱えてしまっている岬智朗（袴田吉彦）と、高校時代の同級生、関守（安田顕）。彼らに救いの手をさしのべたのは、10数年前、高校生のときに事故で死んだはずの、彼らの同級生、遠山大介（内田滋）と岬の弟、達朗（平岡祐太）だった。

うしろめたい気持ちを抱えながら、遠山と達朗からの救いの手を頼りにするようになる二人。そこへ現れたのは、遠山、達朗と知り合いだという、自分の思い出ばかり語りたがる初老の男、野村淳（西岡徳馬※徳は旧字）。




15年前の火事のときに焼死した同級生＆弟が急にあらわれ、とっても後ろめたい兄と同級生。
それぞれの思惑のコントラストが相対的ってヤツみたいです。
ストーリーは会話中心でものすごい派手なしかけもなく地味目。
それでいて、それなりに話に引き込まれていけたのは、脚本が面白いからなんでしょう。

で、一番光っていたのは、遠山役の内田滋さん。
登場のシーンから華があり、気になる気になる。ニュージーランドの民族衣装（？）がすごく似合ってて可愛いらしい。
他の人のセリフの間でも、表情がクルクル変わって魅力的。
ついついそちらに目が行きます。

最近ドラマで犯人役づいている袴田君は、やっぱり犯人役でw（部室で彼が捨てたタバコの火がもとで火事になった）それなりにダークな役回りを熱演。

エロ教師の安田さんは、ものすごい個性的なヘアスタイルで（役作りだそうですが）この髪型でどうして女子高生にモテるんだろう？？と少し疑問。
このエロ教師が、かなりこずるい役回りで、それが上手かった。

西岡徳馬さんが登場すると、なんかその場に安心感がうまれた・・・。
わたし徳馬さん、けっこうファンなんで。ひそかに嬉しい。
で、その徳馬演じる野村さんというおしゃべり好きなオッサンは、幽霊ふたりの監視員。

さて、生平岡くんですが。
お兄ちゃんが大好きな可愛い弟。役柄的にはとても自然に演じていました。
暗黒面を持つ兄と同級生に比べて、明るくきらきらしてる感じが素でできる。
がんばってました。それは見ていて気持ちよい。
もうちょっとって部分も多々あるけど、それはこれからなんだろうね。

ただ、この役所は、主役ではないなぁ。
本来の主役は、兄智朗か遠山でしょ。
初舞台、初主演というダブルはちょっと荷が重い印象。

面白かったのは、あの世からこの世に出て来てもOKな設定ルール。
「人を恨んだり、憎んだりしてはいけない」
「現実の人間に関わって、その者の人生を変えてはいけない」
良いことですw

ところで、劇中で平岡君の卓球ユニフォームの短パン姿が拝めるんですけど（爆）
あれはやっぱり、ファンサービスなのかなぁ？
サッカーで鍛えたしっかりしたおみ足がまぶしかったです。
ちゃんとししゃもがある（笑）
子犬選びだったら、ぜったい一押しの足。



※あ。二枚目の写真は、あいちゃんから頂いた大阪みやげ～。
お好み焼きばかうけ。
おいしかったです。御馳走さま♪