うさ子「ピョン、ピョン、どこですか!」
ピョン「はいです、ここです」
うさ子「どこですか!」
うさ子「ピョン、何してたのよ!」
ピョン「はいです、野宿してみましたです」
うさ子「その、ポーチで」
ピョン「ポーチではありません、僕にとっては、寝袋です」
うさ子「寝袋ね。。。」
うさ子「それにしても、よく野宿したわね」
ピョン「何事も経験です」
うさ子「経験ね、まぁ、そうかもね、それで、野宿の経験で得たものはあるの?」
ピョン「それがですね」
うさ子「それが!何!」
ピョン「先ずは、体が痛いと言う事です」
うさ子「地面にじかですからね」
ピョン「それと、夜は真っ暗なので怖いでした」
うさ子「そうかもね、ピョンも私も野生のうさぎではありませんので」
ピョン「そうなんです、もう文明に侵されていますですから」
うさ子「野宿して、それだけ分かったのならいいじゃない」
ピョン「はいです、いいです、わーーーーーっ」
うさ子「ピョン、ピョン、、、、、」
うさ子「ピョン、大丈夫ですか!」
ピョン「どうしたんだろう」
うさ子「今、カラスさんが来たみたいよ」
ピョン「えーーーっ、それでこの様な所に、吊り下げられたのですか」
うさ子「その様ね」
うさ子「ピョン、下りられる」
ピョン「身体を揺らしてみますです、えい!えい、」
うさ子「あっ、落ちた」
ピョン「落ちてみました」
うさ子「痛いとこない」
ピョン「いい具合に、枯葉の上に落ちましたです」
うさ子「大丈夫そうね、よかった」
ピョン「おかげ様です、普段の行いの結果です」
うさ子「そうなの?」
ピョン「そうです、あっ、でも体が痛いです」
うさ子「今、落ちたのと、野宿したせいだと思うわ」
ピョン「うーーーーーん」
ピョン「もう野宿はこりごりです」
うさ子「誰も頼んではいませんけどね」
ピョン「頼まれても、お断りです」
うさ子「頼む人もいないと思いますけど」
ピョン「お断りです」
うさ子「はいはい」
おまけ
もうすぐ、梅雨になりそうですので、
お身体に気を付けてお過ごしください。
うさぎカンパニーの定休日は、火曜日、水曜日・木曜日ですので、
よろしくお願い致します。
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