楽しいネーミング！

秋から我が家の夕食に時々登場する「黄金ご飯」。

季節の栗・銀杏・竹の子、そして油揚げ…

何となく金色な食材なので、「黄金ご飯」とネーミング！

今日はもち米を使ったので、蒸し器をでおこわの作り方にしました。

栗のほのかな甘さと、銀杏のほろ苦さがとっても良い相性です。

うさ子とピョン太の話 ２４６

ピョン「不思議な感じがしますです」
うさ子「何が？」
ピョン「あの岩です」
うさ子「あれが」



うさ子「ただの岩でしょ」
ピョン「あの岩の本当の正体は・・・・」
うさ子「なによ、あの岩の正体は」
ピョン「あの岩は本当はすごく大きいのです、地上に出ているのが頭で
　　　　その本体は地面の下にうずまっているのです」
うさ子「えーっ、それって要石（かなめいし）みたいになってるの」
ピョン「そうです」
うさ子「ただの岩じゃないの、どう見てもただの岩」



うさ子「近づいてもただの岩って感じなんですけど」
ピョン「分かりました」
うさ子「何がですか」
ピョン「この岩の正体です」
うさ子「岩の正体！」
ピョン「そうです、この岩は古代磐座（いわくら）として存在していたのです」
うさ子「磐座って、神様が降臨したりする岩の事でしょ」
ピョン「そうです、その岩です」
うさ子「この岩がですか」
ピョン「そう感じませんか」
うさ子「ぜんぜん感じません」
ピョン「それでは」
うさ子「それでは、どうするのですか」
ピョン「この岩に登ってみますです」







うさ子「ピョン、登ってみて何か感じますか」
ピョン「そうですね、うさ子さんも登ってみたらどうですか」
うさ子「そうね、それでは、よいしょっと」
ピョン「結構大変ですよ」
うさ子「大丈夫です、枝を利用して登ります」





うさ子「何にも感じませんけど」
ピョン「まぁそうですけど」
うさ子「やっぱりただの岩なのよ」
ぴょん「そうかも知れません」
うさ子「そうよ」
ピョン「登ったら降りなければいけません」
うさ子「それはそうよね」
ピョン「それでは、おりますだす」



うさ子「滑りそう」
ピョン「あっ、滑りましたです」
うさ子「ああぁ」



うさ子「落ち葉の上でよかったわね」
ピョン「おっしゃるとおり、ケガもなく落ちましたです」
うさ子「それでは、私も気をつけてっと」





ピョン「滑り下りたのですね」
うさ子「そう、ピョンが滑ったからその方がいいかと」
ピョン「うーん、確かに、その方がいいです」
うさ子「ピョンが滑って落ちたから、私は楽に降りられたの」
ピョン「勉強になりました」
うさ子「どういたしまして！」
ピョン「あっ！」



おまけ
磐座（いわくら）の話でした。
すっかり秋ですね、寒くなりました。
お身体を大切に。

静かなお仕事！

昨シーズンも作ったのですが、売り切れになってしまって、

お客様にご迷惑をお掛けしたストール、

ようやくリネンの幅広ストールの生地が見つかりました。

１２０cm幅の生地を半分に裁断したので、かなりのボリュームです。

長さも２ｍとたっぷりあります。

両端のフリンジは何時ものように、

織り糸を一本一本静かに！静かに！引き抜いて作って行きます。

始めてみると、この作業が楽しいので、自分にビックリ！です。

仕上げにフランスのアンティークレースを縫い付けて出来上がりです。

一枚一枚レースが違うので、アレンジを考えて作りました。

うさ子とピョン太の話 ２４５

うさ子「秋ね！」
ピョン「まったくです」
うさ子「落ち葉」



ピョン「落ち葉」
うさ子「そうね」
ピョン「落ち葉に苔です」
うさ子「ピョンのお気に入りね」





ピョン「秋の苔もいいものです」
うさ子「どこがいいの、って聞いてはいけないわね」
ピョン「その通りです。すべていいのです」
うさ子「今、苔人気あるみたいね」
ピョン「コケブーです」
うさ子「コケブー？」
ピョン「苔ブームです」
うさ子「コケブーか、なるほどね、どこがいいんだろう」
ピョン「それはですね、小さくて完成されたものの魅力だと思います」
うさ子「小さくて完成された物？」



ピョン「そうですね、例えばドールハウス、盆栽、工芸品でも
　　　　小さく作られた根付とかは、小さくて完成されているので、
　　　　小さな宇宙感があるのだと思いますです」
うさ子「小さな宇宙感ね、よく分からないけど、小宇宙が有りそうなのは分かるわ」
ピョン「わー、気持ちいいです」



うさ子「あーそう」
ピョン「わーっ、」
うさ子「どううした」
ピョン「痛い」
うさ子「何よ！」
ピョン「くりのいがです」
うさ子「寝るときはよく見てからにして下さい、小宇宙の栗のイガね」



おまけ
寒くなってきました。
先日、日光連山に雪が降りました。
お身体を大切にお過ごしください。