うさぎ堂鍼灸院の日記

横浜市青葉台と新大久保にある、鍼灸&アロママッサージ・うさぎ堂院長のブログです。

小学館『SAKURA 2015 夏号』掲載のお知らせ

2015-07-24 11:19:45 | 初めての方へ

現在発売中の小学館『SAKURA 2015 夏号』の夏の「ベタベタ地獄」はこう乗り切る!
という特集で汗を止めるツボ等、汗対策についていくつかコメントをさせて頂きましたよ。
が、患者さんから既に「先生載ってましたね」と。
すっかり告知が遅くなってしまいました・・・。


届いた雑誌をじーっくり隅から隅まで読破しました。
対策グッズも沢山載っていて、私も勉強になりました♪
うさ子と向かえる2度目の夏。
とはいえ、昨年この世に出てきてからは真夏が終わっていく時期でしたし
新生児は外へお出かけには行きませんから、この夏が私としても初体験だらけなのです。

暑かったこの5月。
30度を越す時のお出かけはどうしたら良いのだろうか??と
手探り状態でありました。
そんな時に届いたこの本のお陰で、だいぶアイデアを頂きました。
それと、感銘を受けたのが安くてカワイイ洋服達の特集♪
プチプラ、って言うんですか。今風に言うと。

離乳食が始まってからというもの、私の洋服もご飯粒&食べこぼしだらけです。
「あぁ~その手でしがみついてくるぅ??」という毎日。
お腹一杯になってぐずり始めたうさ子を抱っこをすれば
顔中にくっついた食べカスが私の服に移行。
惜しげも無く洗濯できる服が一番!というのに行き着きました。

それにしても。
人間の三大欲求の食欲というものは赤ちゃんにもしっかり備わっており
これを利用して「つまむ」行為を訓練できました。

つまめる動作が出来上がってくる過程は面白かったです。
最初は上手く入らずに殆どこぼれていましたが
段々と口に入る精度が高まり、今ではおすそ分けなのか私の口にも入れてくれます。

「親指が内っかわに動かせるのが人間たる所以、エテコウとは違うんだ!
これによって道具が持てるようになって人類は進化したのだ」と
鍼灸学校の先生がいっつも言っていました。
(この先生、松居一代さんの顔面神経麻痺を治したことで有名な先生です)

手のひらから見て親指の付け根の筋肉はどなたでも揉まれと気持ちが良い場所です。
小指と親指を開くようにして、マッサージすると大抵イタキモで喜ばれます。
手のひらは握る、掴む、つまむと内側に力を入れるばかりで伸ばさないので
知らず知らずのうちにコリが溜まるんです。
なので、仕事以外で家族や友人をとりあえず揉んであげよかなと言う場合は
隣に座りながら肘から下とこの手のひらをほぐして差し上げることにしてます
これだけで肩凝りも取れますので。

さてさて。
4ヶ月検診だったかな。
おもちゃを握れるかどうかを確認されたレベルでも親としては鼻が高い状態でしたが(笑)
小さな指を使ってつまみ上げることが出来たときは感激でした。
教えてもいないのに、口に入れたい一心で勝手に努力しているその姿。
見ていて飽きないものでした。

掴み食べはとても時間が掛かるし、汚れるけど、楽しそうなのでしょうがない。
毎食後の床掃除、お洋服の全取っ替えは大変だけれど
食事の度に着替えさせるのは汗疹対策にもなるし♪と私は肯定的に捉えています。
食べ物だらけの手で髪の毛も触るし、顔中が大変なことになっているので
ついでにシャワーで全身流しちゃえと。
赤ちゃんは汗かきですからね。

汗疹予防は肌を清潔に保ち、汗を長時間居座らせないことに限ります。
単純な予防法ですが、根気のいる作業ではあります。
汗疹に限らず、皮膚のトラブルはまず清潔にすることが第一歩です。
お薬はキレイにした肌に塗ることで威力を発揮します。
ただし、洗うときは石鹸を使ってはイケマセン。皮脂膜を奪ってしまっては本末転倒。
それと、汗拭きシート的なもので肌をこすったりするのも肌に負担になります。
そもそも、そのシート剤に余計な成分が入っている可能性も多々ありますよね。

3度の食事の度に繰り返されるこの作業。
ホント、夏で良かった・・・(笑)。
暑さが終わる頃にはこぼさずに食べれるようになってますように、と願うばかりです。