2019.1.27(日)
「タモ入れるから待って」
八幡橋 濱生丸(鴨下丸)
伝統釣法で狙う、テンヤスミイカやりたかったんです。
マニアックな香りがプンプンします。レパートリーの1つに加えたい。
検索していると、
カリスマ船長とか、
望月道場とか、恐ろしげなワードがヒットします。
いやぁ、ちょっと怖いな。
でも、
上手くなるためなら、シゴいてもらいたい気も、するかな。
代用できる竿は無く、専用竿が必要らしい。道具からしてすでにマニアックです。
おっ、カリスマ船長プロデュースの専用竿がオーダーできるのか。
いいじゃないの、その竿なら間違えないっしょ。
ていうか、その竿が欲しいっ。
濱生丸常連の【みのろうの釣り雑記】を拝読し、
なんとなくですが、望月船長の優しい人柄を知りました。
みのろうさんのおかげで決心がつき、
望月船長にTELし、ZieL 墨烏賊 type Sを注文しました。
何色にでもしてくれるとのことでしたので、和竿風に。
完成の知らせを受け、予約を入れました。
↑カッコイイ。
座席表にはすでに名前が書いてありました。船長が座席を割り振るようです。
右舷胴の間に私の名前がありました。
船長に1番近く、指導を受けやすい左舷胴の間を内心、期待していましたが、
初心者グループさんに割り振られていました。
バランス良く考えて割り振っているようです。
座席表、左舷トモ寄りに、みのろうさんの名がありました。今日、乗船するんですね。
受付後、近くのセブンでみのろうさんに遭遇しました。
声を掛けるチャンスでしたが、勇気出せませんでした。
出船までしばし、店内で常連さん達の会話がはずみます。
みのろうさんのブログに時々登場する、職場の先輩(ミスターX)がいます。
【ハルちゃん釣り名人計画】のハルちゃんのパパまでいます。
湾フグ挑戦した際、パパの記事、読みました。
有名人ばかりじゃん。そんな中、
ウロコアル魚用の竿、電動リールを売りさばくため、黙々とヤフオクに入力する私。
ウロコナイ釣り師になります。
そんな2019年、幕開けでした。
出船前レクチャーです。
「初めての人、教えるから、こっち来て〜」
「シャコが短いときは、しっぽ側の竹串を余らせる。」
「竿と糸の角度、直角、90度にして、4秒待ってシャクる。」
「9:00→10:30の角度に持っていく感じ。シュッ、シュッとこんなかんじ。」
「リールが支点。カッコ良くシャクって。」
ポイントに到着し、いよいよ、第1投目、フライングで投入した客がいました。
「何やってんだよっっっ(怒)」
と、アナウンス。
ひょえぇ、こえぇ、ガラ悪い。
ミヨシでチェーンスモークの客には、
「そこ、風上だから、少し遠慮して(怒)」と、アナウンス。
カッコイイ。客に媚びたりしない。
常識ないと思う客には、言いづらいこともズバッと言う。
こういう船長いるんですね。
常連客が沢山ついているのは、釣らせるからだけじゃなくて、船長の人柄にもあるようです。
開始まもなく、隣りとまつった私のところに駆けつけ、
「スッテは外しましょうか」と、優しく、丁寧な言葉づかいでアドバイス。
ツ、ツンデレ指導法ですか?
↑いつ巻いたか忘れるくらい古い、(たぶん)PE2号を巻いたアンバサダー4500Cを使いましたが、
シャクった拍子に2回、ブチリと切れまして、テンヤ2つが海に消えました(涙)。
PE、劣化していました。
反省です。
デカいハンドルに付け替えていたせいでしょうか、ハンドルが手に触れやすく、
アンダースローする際、クラッチがすぐに切れ、テンヤが宙で急ブレーキをくらい、びっくりします。
ブチッ、とぶっ飛んで行きそうになること、5~6回。ヒヤヒヤでした。
スミイカはそう簡単ではなく、なかなか乗ってくれません。チップもありません。
右舷7人のうち、取り残されていたのは私だけだった気がします。
そろそろ、ボウズを覚悟した、13:30、
ガシッと乗りました。
ウオォォォォ。
ついに乗りました。
船長、すぐに来てくれて、
「いったん顔出したら止めて」
「タモ入れるから待って」
「クラッチ切んなきゃ、竿折れちゃうよ」
喜びに浸る間もなく、叱られました。
あ〜、釣れて良かった〜
1杯の喜びが大きい釣りです。
1杯とボウズとでは雲泥の差ですから。
釣果欄は、0~11でした。
下船後、速攻でバイクに跨り、帰宅。
初場所千秋楽、貴景勝初優勝の中継に間に合いました。
首都高でささっと通える範囲の釣行、良いなぁ。
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