2023.1.9(祝)
予報がハズレ、
誰にも邪魔されないし、
10:00
Iさん、ありがとう。
す…するどい…
大洗 光来丸
光来丸では、
ワンシーズンで3回、
タコで竿頭になると、
タコ神様に認定され、
タコ神様ステッカーがもらえるのですが、
ワンシーズンで3回って、
船長、
客の心理を読んだ上手い作戦ですね(笑)
クーラーに、
タコ神様ステッカーを貼っている人を見かけたら、
畏敬の念を抱かずにはいられません。
そんな、
タコ神様に光来丸で初めて認定された、
初代タコ神様が、
ブログを通じて知り合ったMさんなのですが、
仲良くしていただいているのを良いことに、
LINEで、
勝手に弟子を名乗ったところ、
『あれ、弟子でしたっけ…弟子なら釣果は常に師匠以下、それ絶対ですから』
とのこと。
言質、取りました。
『法定追認』です。
師弟関係成立です(笑)
1/8(日)師匠。
1/9(祝)弟子。
1日ずれて、
同じ左舷1番。
北西の風で、
横流しすると、
こんな感じかな。
私は左ミヨシ、
嫌な予感しかしません。
風は同じ北西風。
上に示した図で言えば、
潮ケツというか、風ケツ、
悲惨な釣果が予想されます。
師匠から、
『大き過ぎて手が食われるかと思いました』と、
自虐LINE。
センスあるな(笑)
『そこそこ流れ良く、右舷トモからポイントに入っていったので、左舷ミヨシはおこぼれ拾いでした。トータル4杯でした。』
とのこと。
ていうか、
それでも4杯釣るんですね。
流石としか言いようがありません。
同じ北西風でも、
私の乗る1/9は、
風が弱く、
横流しもままならない場合、
エンジンで引っぱる、
エンジン縦流しとなり、
ミヨシ有利です。
かくなる上は、凪だのみ(笑)
ところで、
しぶる師匠に、
竿は何を使っているか聞き出し、
まねっ子しました。
『魔法の竿ではありませんよ。』
と、たしなめられましたが、
釣れる気しかしません。
前回、手巻きリールで大ダコ逃したので、
今回は電動リールです。
予報がハズレ、
凪ではなく、
ばっちり北西が吹いています。
ま、
同じ条件で、
師匠は4杯釣ったし、
ま〜、なんとかなるっしょ。
よっしゃ、来い来い、大ダコちゃん。
船中1杯目は左舷7番(左舷大ドモ)でした。
左舷に限っては、
彼1人だけ釣っています。
1人勝ちです。
先ほどの絵が正しいとすれば、
誰にも邪魔されないし、
釣りやすい、
最高の席ですね。
6時~10時頃まで北西の風があり、
右舷は釣れていたようですが、
左舷はやはり…キビシいな…
釣れないまま、すでに10時。
残り2時間です。
風が無くなりました。
ここまでアタリすらなし。
エサのアジすら無傷で、
清々しいほど気配なし。
大洗で、
こんなの初めて…
坊主の2文字が脳裏にちらちら。
10:00
師匠…
同じ条件で4杯釣るなんて…
10:10
ヤバい人を発見しました。
Kさんです。
船長が、『私が見てきた中で、タコ釣りが1番上手い人』と言う人です。
師匠が、『とんでもなく上手い人』と言う人です。
師匠の知り得た情報によれば、
元々、
鹿島がホームグラウンドで、
鹿島では、『タコ釣り先生』の異名を持つとか…
Kさんは左舷トモ2番。
私からは遠いですが、
まねっ子作戦、やるっきゃ騎士。
真横見ながら釣ってやる。
過去にも2回一緒でしたが、
左右別々でしたので、
見学できるのは、初めてです。
ラッキーっす。
そんなKさんですが、
今日は左舷で苦戦しているようで、
釣れていないから目立たず、気付かなかった…とも言えます。
風が無くなり、
船が流れず、
左舷は払い出さなくなったので、
Kさんはスピニングタックルに変えたのです。
1人ぶん投げるもんですから、
目立ちます。
10:20
いよいよ、風が無くなったのか、
北へ走ったり、
沖へ走ったりしだしました。
釣らせようと、船長も苦心しているのですね。
しめしめ。
そろそろエンジンで引っ張ってくれないかしら。
ちょっと胸が高鳴ります。
仕掛けが後方に少し流れ、
いよいよエンジン流しもしているようです。
こうなれば前の席が有利です。
前から新しいポイントに入ります。
おやおや。
Kさんが連荘でタコを上げました。
Kさんは30mくらい投げます。
なるほど。
30m投げれば誰もやってないラインに入れられるってわけですね…
Kさんは小突いたりしていません。
ちょん、ちょん、ちょん、と優しく手前にサビいています。
例えるなら、シロギス釣りでしょうか。
手前までサビキ寄せると、
手返し良く、
くり返し、
誰よりも早いペースで、何度も投げています。
たまに大きく、ブワンブワンブワンブワンってシェイクし、
ステイし、タコに間を与えたりして…なんか、独特…
真横を見て、
サングラス越しにKさんを観察していますと、
Kさんも私の視線に気付いたのか、私を見ているようです。
何見てんだ、あいつ?
ていうか、知り合いだっけ?
とか、思っているだろうな…
ついには、
Kさんばかりか、
他の人達も、私の怪しい視線に反応し、私を見返すようになりました。
いやいや、
あなた達は見ていないんだけどな〜(笑)
さすがに、見過ぎたかな…
中乗りのIさん情報によると、
Kさんが、
『今日はお手上げだよ』って言ってたそうで、
ようやく現在2杯とのこと。
その2杯を釣ったシーンは見たので、
ついさっきまで坊主だったのか…
となりの大ドモがパカパカ釣っているあいだ、
プライドズタズタだったろうな…
大ドモとは違い、
後方には投げられないので、
Kさんの席だと、右舷にタコを抜かれてしまうラインだったのでしょう。
タコの数が少ない時期はシビアだな…
竿頭取って当たり前の人は、
周りもそう見るし、
ハードル高いよな…
いやいや…
人の心配している場合か?
しかも、
Kさん、終了間際にもう1杯追加しているし…
後半、左舷も釣れだし、
1人、また1人坊主を抜けていきました。
すると、
『〇〇さん、プレゼント!』
不意にボチャンと、タコが投げ込まれました。
Iさん、ありがとう。
聞けば、
右舷は坊主無し、左舷は坊主3人(涙)
Iさん、ちょうど3杯釣ったそうで、
グッジョブでした(笑)
船中0~6。
無念の沖上がり。
弟子は師匠に、
もらったタコの写真を送りつけました。
コメントは書きません。
私が釣ったと思うはず〜
うっしっし。
すると、
す…するどい…
お、奥しゃん…(涙)
奥様も私のブログを読んでくださっているとの由、
行動パターン、読まれています(笑)
今回のブログタイトルは、
奥さまに捧げます。
『となりのバケツではありません。』
帰宅すると、
うちの嫁は開口一番、
『この、坊主野郎!』
ちょっと言い訳しそうになる私に、
間髪入れず、
『坊主野郎は何を言っても無駄だね。所詮、坊主野郎だし。』
とのこと。
返す言葉が見当たりません。