純米吟醸 八海山を友人にもらった。
ラベルには賞味期限が記載されており、品質管理が徹底している印象がある。
ん?、よくよく見てみたら、期限が過ぎているじゃないか?
やろ~、誰かにもらったものをこっちに回してきたな~?
ま、いいか、少しくらいならどうってことないだろう、っと思い、ひと口・・・???
なんだか味が薄い、香りもあまり感じられない、やっぱりこれって賞味期限が過ぎているせいなのだろうか?
せっかくの八海山のイメージが悪くなってしまったので、機会があったらもう一度試してみます。
新潟県 八海酒造(株)
アルコール度数15度以上16度未満
精米歩合50%
薩摩酒造(株)から出ている「琥珀の夢」、九州鹿児島では珍しい麦焼酎。やっぱり焼酎は芋でしょう、っていう問題はあるが、自分としては芋があまり好きではない。ほとんどは麦、でも、米も捨てられない。甘みがあり、美味しいものは白ワインのような、吟醸酒のような味がする。
さて、「琥珀の夢」だが、色はというと、普通は焼酎というと無色透明だが、少し黄色味がかっていて薄いゴールド。ボトルも縦長のタイプではなく、瓶のような背に低いタイプを使っていて、どうみても焼酎という感じではない。
外見や色からは想像できないほど、香りはとても甘~い感じで、まるでシングルモルトウイスキーのようだ。そう、「グレンモーレンジ10年」のような感じだろうか。少しレーズンも感じる。そして、その後から少しアルコール臭が出てくる。
味も香り同様甘さがあり、芳醇で、しかもまろやかで大変美味しい。
麦焼酎は、芋と比べると味はあまり強烈に感じられないが、この焼酎は味に特徴がある。極端に言えば、焼酎を飲んでいるという感じがしない。
これは是非お試しあれ!!
ザ バルベニー15年
単一の樽で熟成させた原酒そのままをボトリングしている。ラベルには、樽に詰めた時期、樽の番号、原酒樽詰めの時期、ボトル番号が手書きで記入されている。そんなこともあり、ボトルがとてもかっこいい。SINGLE BARRELの文字が目に飛び込んでくる。やはりスペイサイドのトップブランドだ。
味わいは大麦の味で、最もウイスキーらしいウイスキーっていう感じがして、どこか懐かしい感じがする。フィニッシュも 「The Whisky」。
香りは漂うような甘い香りでオレンジの香りもかすかにして、色は琥珀色、きれいなゴールドである。
とにかく、全てにおいてウイスキーというものを感じさせてくれる一品だ。ボトルも、味わいも、香りも・・・。
アイラモルトといえば、アードベックと並んで有名なのがこのラフロイグだ。初めて飲んだ時は、この煙臭さというか、薬品臭さに大いに驚かされた。今までのウイスキーのイメージを大きく覆されたといっても言い過ぎではなかった。
しかし、後を引くというか、また飲みたくなるから不思議である。今では、グレンモーレンジなどと対極で好きなジャンルになってしまった。
色は少し濃い目のゴールド、オレンジに近いか。
薬品ぽい、何となく焦げた感じの香りが印象的だ。
フィニッシュはそんなに長くない、適度な辛味と苦味、焦げを感じて、実にうまい。これだけ特徴的なのに、少しもいやみがなく、整然としている。
加水しても全く変化は無い。薬品ぽい香りや味の中に質の良い、且つ、品の良い甘みを感じさせてくれる。
初心者でもそんなにバーは高くないと思う。むしろ、スモーキーさが程よいアクセントになっており、新しい発見が体験できると思う。
さすがというほかはない。
キリンが復刻版のラガーを売り出している。しかも、明治、大正の2種類。この前飲んでいた席でこの話をしていた人の声が耳に入ったが、昭和もあるようなことをいっていたような気がしたので探してみたが見当たらなかった。
早速飲み比べてみると確かに違いが感じられる。さすがにラガーだけあって、昔かいだ記憶のあるホップの香りが結構強かった。香りとしては明治が勝っているか。
明治は、のど越しに渋みが感じられ、飲んだ後も、のどに渋みがず~っと残っており、この辺は発泡酒や第3のビールでは表現できないところだろう。
大正は明治よりもホップがより強く感じられるが、飲んだ後ののど越しはよく、ホップが残っているという感じはない。
香りは大正、味は明治というところだろうか。
「生ブーム」ですっかり慣れてきただけに、ホップがとても懐かしく、やっぱりビールはホップが命だと感じたのでありました。
酒の中で一番わからない、というか、あまり飲まないのが泡盛だ。別に嫌いなわけでもなく、いやな印象があるわけでもないのだが、外でもほとんど口にしなかった。最近ようやく飲むようにはなったが、それにしても回数的にはずっと少ない。やはり、焼酎が圧倒的に多く、次にシングルモルトか日本酒になってしまう。
これからは積極的に飲んでみようと、先日有楽町のビックカメラに寄った時に酒のコーナーに顔を出して買ってきた。種類が豊富で、何にしようかとても迷ったが、飲みやすそうなものを選んできたつもりだが、本当にそうなのかもよくわからない。
さすがに沖縄の酒だけあって、どのボトルを見てもラベルが華やかというか派手派手しい。赤や、黄色などの原色が多く使われていて特徴的だ。何か、美味しそう、というより、ビールなどのように爽快にのどを鳴らして飲み干すという印象が強い。
さてさてこの「宮の華」だが、飲んだ印象はスッキリしている。くせもなく、爽やかな飲み心地だ。香りも少し甘い香りが漂うが、だからといって味には甘ったるさは溶け込んではいない。とても飲み易い感じがする。泡盛初心者にはうってつけの1本かもしれない。
サントリーから冬季限定の「麦の香り」が発売され、お試し、お試し。
サントリーなのでさらっとした、「生」っぽい味を想像していた。でも、ネーミングとは相反するし、・・・??と思って一口。
お~、なかなか美味しいではないか。名前の通り、麦の味がして、味がしまっている。ホップの苦味や渋味とまではいかないが、十分に麦を感じることが出来ている。
それ以来すっかり気に入ってず~っと飲み続けている。冬季限定というのが本当に惜しい限りだ。人気沸騰で定番化される道はないのだろうか。ファンの一人としてはそれを期待するばかりだ。
それにしても次々と新しいビールが出てくるね。正確には、発泡酒であったり、第3のビールであったりするのだが、ビールメーカーの商品開発能力とはたいしたものだと思う。この商魂の逞しさを我々も見習わなければならない。
まだまだ試したい商品が店頭にたくさん並んでいるので早くこなしていかなければ。
アベラワー15年を飲んでみた。
香りは、メープルシロップ、はちみつなど、甘~い甘~い感じ。グレンモーレンジ程の香りに豊かさはない。ほのかに香るという感じだ。
味はというと普通?普通すぎて全く癖がない。あまりに癖がなさ過ぎて物足りない。ストレートで味合わないと加水した水に負けてしまうほどである。もしかしたら、ソーダなどで割ってゴクゴクといってしまう酒なのかもしれない。
それにしても、もう少しインパクトが欲しいところだ。今まで飲んだ中で1番つまらない感じがした。しかも、15年もの、その割にはいまいちだなぁ~。
スペイサイドにはいいモルトがたくさんあるので期待していたが残念。
スカイ島のシングルモルトといえば「タリスカー」この島での唯一の蒸留所で作られた一品。
香りは、昔駄菓子屋で売っていたフーセン、小さなチューブから出して、ストローの先にくっつけて吹いて作ったあのフーセンの匂いがする。結構鼻につく匂いだ。
フィニッシュは短く、のど越しもスーと入っていくが、とにかく辛い。男性的なモルトである。
加水するとより辛さがグワーっと広がる広がる。アルコールも広がる。フィニッシュも俄然と長くなる。
やはり、島で作られたモルトというのは、良い悪いは別にして、特徴的で、個性の強いものが出来上がる。北の海の荒波や潮風、気候など全ての荒々しさがボトルに詰め込まれているように感じる。
また、とにかく、ボトルがかっこいい。外観からするとすっごく美味そうに見えるし、思わず1杯飲んでみたくなるようなボトルである。