同じ方向を向いた2,000個以上ある四角い湖
幾何学模様のような地上に書かれたナスカの地上絵
4キロ以上も続くたくさんの直線の道
2万個以上も存在するオアシスのような緑の丘
アマゾンに存在したかもしれない巨大文明の痕跡
本当にあったのだろうか?
それはどんな文明だったのか?
昨日TBSで放映された「キヤノンスペシャル 古代発掘ミステリー 秘境アマゾン巨大文明」
http://www.tbs.co.jp/amazon2006/
これから3年をかけてモホス大平原の調査を行なっていくというその第1回目の放送だった。ただ、第2回目ってやってくれるのか?これで終わりじゃないよね。
とにかく最初から面白かった。
掘り出したらいきなり出てくる人骨、しかも、180cm以上の巨大人のものや、黄金伝説の伝わる湖、インカ帝国との交流を示す出土物など、2時間がこんなに短いと感じたのは久しぶりだった。
見ていて感じたのは、掘り起こそうとした場所の草木を刈っただけで、地面にはもう土器のかけらなどが散乱している。それだから、ちょっと掘ったらゾロゾロ出てくるわけだ。それならドンドン調査隊を送り込んで、ガンガン掘ればいいのにと思うところだ。
しかし、当たり前のことだが、この土地には、道路もない、鉄道も通っていない、ましてや空港など存在しないのだ。そう、移動が容易ではない、いや、できないのだ。
ホテルがない、そう、泊まる所がない、勿論食料もない、水もないのだ。大勢の調査団が活動できる遡上が全くないということだ。
今まで、このような発掘が何でドシドシ行なわれないのか、大変疑問に思っていたが、考えてみれば簡単なことだったのだ。
この調査で、是非歴史を覆すような大発見があればいいと本当に願っている。そして、3年にわたる経過を我々に伝えてもらえればありがたい。