大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

限界・台風2号の大雨で井手が欠壊

2023年06月13日 | 趣味の園芸
6月の初め、私が最上川下りをしていた頃から、奈良では台風2号の大雨が降り始めたらしい。

写真は、我が家の田んぼに川から水を引き入れていた「井手」。

川の名前は大和川の支流・寺川。

なぜ寺川と呼ばれるかは、中世から江戸時代末まで、この上流に巨大な勢力を誇った寺院があったから???

その川が、先日の台風の大雨で増水した。

この川の景色、何かが違う!?
何か無い!!
ここにあった石積みの井手が破壊されてしまった!?

長靴さえ履いていれば、対岸から歩いて川を渡って来れたのに・・・

ここにあった石積みの井手が、川の水を水路に水を導いていたのに・・・

流されてしまった・・・
水路に水が来ないと言うことは、田んぼに水が来ない!?

この川の流れを利用して、昔はたくさんの水車が回っていたとも聞く。

今は梅雨の雨が田んぼを潤してくれているけど、梅雨明けしたら田んぼの稲は枯れてしまうやろう。
新しい井手が出来なければ、1400年以上続いて来た百姓を辞めることになってしまう・・・


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2 コメント

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Unknown (山桜)
2023-06-14 00:17:47
井出って初めて聞きました。川の流れを変える石積みのようなものですか? 簡単に再建できるものではないのでしたら、大打撃、大変なことですね・・・
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Unknown (瓜亀仙人)
2023-06-14 18:19:49
山桜さんへ
大変なことが起こってしまいました。
区長さんが県に要望に行ったところ、「井手」を造り直すには2000万円ほどかかるとのこと。
そして一部は地元負担?
4月の知事選挙で知事さんが代わったので・・・
工事ができるとしても、今秋か冬・・・
地元負担と言われても水田を耕作しているのは、わずか数軒なのです。
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