
諏訪湖間欠泉センターを見学した後、日没までに御柱祭が開催される“木落し坂”へ。
“木落し坂”の場所は、下諏訪宿を散策している時に、地元の人から聞いた。
御柱祭(おんばしら)は7年目毎、寅と申の年に行われます。
正式名称は「式年造営御柱大祭」といい宝殿の造り替え、また社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢200年程の樅の巨木を曳建てる諏訪大社では最大の神事です。
勇壮さと熱狂的ぶりで、天下の大祭としても全国に知らている御柱祭は、古く、804年桓武天皇の御代から、信濃国一国をあげて奉仕がなされ盛大に行われる様になり、現在でも諏訪地方の氏子20万人以上と訪れる親戚、観光客がこぞって参加し、熱中するお祭です。
御柱祭は上社、下社それぞれに山から直径約1m、長さ約17m、重さ10tにもなる巨木を8本切り出し、上社は約20km、下社は約12kmの街道を、木遣りに合わせて人力のみで曳き、各お宮の四隅に建てるものです。
4月の「山出し」と5月の「里曳き」とがあり、山出しでは、たくさんの観衆が見守るなか巨木の御柱が次々と坂を下る「木落し」、上社では冷たい水が流れる川を曳き渡る「川越し」あり、男の度胸試しにふさわしい壮観な見せ場があります。
里曳きでは、長持ち、騎馬行列など時代絵巻が見もの。
大社の御柱がすむと諏訪地方の神社では御柱祭が行われます(小宮祭と言う)。
この年は諏訪大社の御柱祭から始まり小宮の御柱祭で一年が終わります。
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