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ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

レフトセミの克服(実情説明に対する質問)

2013年12月16日 22時58分12秒 | アタック練習

はじめに
現在、読者の相談に対するアドバイスをするという形でレフトセミを克服するための記事をアップしているところ、昨日次のような説明があったので、念のため3つほど確認しておきたいと思います。
同様の悩みを抱いている方は結構おられるのかもしれませんね。

説明の内容
ボールの見づらさについて最後にもう一度だけコメントさせて下さい。

ボールが見づらい・・というのは、ボールはハッキリ見えるのですが、自分との距離感が掴めないという感覚なのです。このことについてず~~~っと考えてきたのですが自分なりの結論が出ました。

最初レフトオープンから練習を始めたのですが、とにかく入りが遅い、振り上げが遅い、手の振りが遅い・・と指摘されましたのでボールを見て合わせる・・より自分の動きを早くする・・という事に焦点をおいてきました。

最後の踏切でタイミングを合わせて掴めてから助走を増やしていこうと思ったのですが監督から「オープンは3歩助走かせめて2歩助走じゃないとダメだ」と言われたので3歩助走で合わせてきました。そしてタイミングが掴めてきたところで今のAになりました。

そして、斜めに助走しないでまっすぐ助走して・・助走はせめて2歩でできれば1歩と言われ、それまで長い助走をとってきて、助走を長くしないとジャンプ出来ないからネットを越えられない・・という思い込みがあり2歩助走で練習してきました。

今まで前方から上がってきたボールが横から上がってくることになり、途端にタイミングがとれなくなりましたがオープンのときよりもっと早く入ると打てるんだ・・とわかってきて(この辺で確実にボールを見てなくてオープンのトスとの比較でジャンプのタイミングを決めている)セミの突きトスが打てるようになってきたところでセッターが変わり突きトスではなく短い噴水トスになりました。そしてまた打てなくなりました。

このようにレフトでは、1球1球それぞれのボールに合わせるのではなくオープントス、セミ突きトスなどトスの種類に対して、自分の動きを早くする・・という組み合わせでしか考えてこなかった結果、ボールをしっかり見てなく見ようともしていなく脳にそういう感覚がインプットされちゃったのかな?と思いました。ボールではなく自分の速い助走リズムが先!の本末転倒な感じです。

たまたまライトを打たせてもらったときはそういう意識をもたずに、まっさらな気持ちでしっかりボールを見て打てて、打てるという自信からこの前の実験でも、よりスムーズに打てたのかな・・と。
いつもレフトのときはセッターにボールが入った時に「右足で蹴ってトトトーンと早く」とか「先に飛んで上で待つ」とかいろいろ考えてるんですが、実験の時はそういうことは一切考えてなく、ただボールを見て合わせて打てました。

なんとか自分の中では決着がついた感じです。明日は新たな気持ちでボールを良く見て打ってみたいと思います。

管理人から質問
スパイクに関する質問ですが、ボールを見るということについて、アドバイスする前に知っておきたいので、次の質問にお答え願えませんか?

質問1
パスをした後によくやっている対人レシーブって分かりますか?
下図のような練習です。

二人でパス練習しますよね。
あの後、一人がスタンディングでスパイクし、もう一人がレシーブするというのを連続してやる練習です。

日本代表なんかも、セット間の休憩の時にコートサイドでやっている練習ですが、かりんさんはこの黒シャツの選手のように相手に連続してスタンディングでのスパイクをしてレシーブ練習をさせてやることができるでしょうか?

質問2
あと、シートレシーブしますでしょ。
下図のようにコートに複数人(3~6人)のレシーバー(赤シャツ)が入って、その人たちに向かって、アタッカーがスタンディングでスパイクしてやって、レシーブさせる練習ですが、そういう時はきちっとスパイクできますか?
青シャツの位置から打ってやることができるでしょうか?

質問3
もし、質問2について「できる」という場合、青シャツ位置から若しくは赤シャツの位置から、あるいはもっと別の位置からでもいいのですが、そのスパイクはA、B、Cのうち、どの方向に打つことができますか?

以上です。

おわりに

なにをしなければいけないのかというのは分かっていても、それをどのようにして修得していくのかについての説明がうまく伝わらず、理解されず、悩むという状態は結構起こっているのかも・・・・と感じることから、こうした問題に接した時にできるだけ、修得方法について考察し、伝えてみたいと思います。

 

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宮崎県出身の転勤族です。好きな食べ物はもち米、お餅、炭水化物が採れますから試合の朝は必ず食べてます。鹿児島県、熊本県、沖縄県、高知県等を転々とし、この3月、島根県松江市に転勤してまいりました。お盆と正月くらいしか宮崎県に戻れないのは残念ですが、松江はなかなか住みやすい落ち着いた町で、とても気に入って言います。

このブログでは、宮崎県をはじめ各地で見聞きしたバレーボールの戦術や練習方法等を紹介しています。
カラーシャツ(白シャツ、青シャツ、赤シャツ等色違いのシャツ)の棒人間の図面や動画で分かりやすく説明することにベストを尽くします。

ボールにきちっと手を当てたい。そしていいスパイクを打ちたい、いいサーブを打ちたい、ブロック上達したい、レシーブ上達したい、とにかくバレーボールで上達したい、ベストを尽くし一発当てたいという方のために、色々な情報交換の場にしたいのです。
柔道選手が柔道着をバレーボールのユニフォームに着替えて活躍した事例等、これから
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地道に頑張る大器晩成、勝負どころでベストを出せるタイプの選手を目指していただきたく、初心者向けの記事や初心者が頑張っている記事をアップしたいと思います。

 

 

 



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
磯野さんへ (かりん)
2013-12-17 00:08:58
①Aチームでは監督から対人パスはやらなくていい・・と言われた時期が長く(全員)やったことがなかったのですが、ここ1か月前から対人パスが入ってきて下記の注意点をテーマにしています。
Bチームでは対人パスがありますが、全く続かせることが出来ず、3か月くらい前から自分なりに調べた注意点を実践して続かせるスパイクを打つ事をテーマにしています。

自分の注意点 
Ⅰ右足を相手にまっすぐ向ける
(右足が外を向くとまっすぐいかないと知り試しに打った後を確認したら右側にそれてたので、まっすぐ向けるようにしています)
Ⅱ右手が体の右側を通り右のおしりの後ろに行くように振り切る(水車のイメージ)
Ⅲ左手をかざす
この三つに気をつけるようにしてから、以前よりはずっと続く回数が増えてきました。

②Aチームは全て監督が打つのでやったことがありません。
Bチームでも練習中はほとんどやったことがありませんでしたが(私が上手く打てなかったので、レシーバーの練習にならないからだと思います・・)最近、対人でまっすぐ打つ意識を高めるようにしはじめてからは、もっともっとスタンディングで打つ機会を増やして慣れていきたい・・と思い、打ちたいです!と話しました。
練習試合の前のアップのシートではAの位置からレシーバーの方向に向いて打つのでセッターが左側にいる状態で打つのですが対人より打ちやすいです。
BC方向が多く、A方向はハッキリ体を向けないと打てません・・。
 
以上です。
よろしくお願い致します。

返信する
なるほど (磯野)
2013-12-17 00:20:41
Aポジションから打っているのですね。
ちょうどライトセミになるような感じですね。
なるほどですね。

今度、子供さんか友達とスタンディングでボールを打つ練習方法を御紹介します。

是非やってください。
スタンディングで打つ練習をしたほうが絶対に上達が早くなります。

新聞紙をバレーボールと同じくらいの大きさに丸めた新聞ボールを何個か用意しておいてください。

少しずつですが、現状が見えて来る感じです。
必ず、セミが打てるようにいたしますので、周りの力も借りながら、頑張っていただきたいです。
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磯野さんへ (かりん)
2013-12-17 00:33:53
暖かいお言葉、本当に本当にありがとうございます。

ポジションはライトセミになりますね・・。

ちょうど腕の振りの練習で、新聞紙をテニスボールくらいに丸めてテープでぐるぐる巻きにしたボールを上に投げてキャッチする(打つフォームで)練習を1か月前から自宅でし始めたところです。

バレーボール大の新聞ボール、たくさん用意します!!

8.9.10の自宅練習の報告も、またさせて頂きます。
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磯野さんへ (かりん)
2013-12-17 00:40:24
いま、ふと気づいたのですが
私は今までAポジションで(トスが右から上がる)スタンディングスパイクを打ったことが、一度も無いんですね・・・。
初めて気づきました。
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がんばりましょう (磯野)
2013-12-17 17:52:10
私は今までAポジションで(トスが右から上がる)スタンディングスパイクを打ったことが、一度も無いんですね・・・。
初めて気づきました。

ひょっとして、今までしていないか、そのおそれがあると判断したので、質問したのです。

了解しました。
しかし、やっていないということになれば、ジャンプしてのスパイクができなくても、逆に当たり前で、修正できる可能性は十分とも考えられますからね。
それは、それで、いいのです。

スウィングについてある程度練習した後、スタンディングでスパイクする練習を入れますので、それに挑戦してみてください。

かりんさんの場合、スタンディングで打てるようになってから、ジャンプして打つ練習したほうがいいような気がいたします。

ところでオーバーパスやアンダーパスは思ったとおりに、手に当てたり飛ばしたりできますか?
アンダーやオーバーで処理するボールの下にきちっと入っていけるか?ということを知りたいのです。

要はスパイクもパスと同じようにスパイクしやすい位置にボールが来るように体を移動させ、位置関係を調整するという点があるのです。

ボールを見ながら、体とボールの位置関係を調整していくという点ではパスもスパイクも同じなのです。
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磯野さんへ (かりん)
2013-12-17 18:33:14
オーバーパス、アンダーパスともに
思った通り手に当てたり飛ばしたり出来ます。
攻撃より守備が好きで得意です。

何故ライトセミは打てるのか、不思議なくらいです・・・。
ライトセミではボールを見てジャンプすると、自分の打ちやすい打点にカチッとボールがはまる感覚なんですが、レフトセミではそういう感覚はなく、毎回違う打点で打ってる気がします。

子どもに手伝ってもらいたいと話したら喜んでましたので、一緒に頑張ります。

返信する
心強いですね (磯野)
2013-12-18 00:27:31
娘さんの協力得られるとなると心強いし、嬉しいですね。娘さんに活躍するところを見てもらわんといかんです。

ボールの下に入ることもできるし、ライトであれば手に当てることもできるというわけですから、
ライトからのスパイクを発展させて、レフトが打てるようにするというのがいいかもですね。
じっくり行きましょう。
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