裏コレ02 ―urakore zero-two―

長い間、ご愛読ありがとうございました!!誠に勝手ながら、裏コレは3月20日(火)で終了とさせていただきます。

[第20回] ニューカヴァー

2006-02-28 16:28:46 | ニューカヴァー(ものまね)

以前この裏コレでも取り上げましたが、
2月23日にGOROさんがマスコミの方を集めて音コレサイトの事業説明会を行いました。
そのときに、GOROさんの口から「ニューカヴァー」という言葉が発表されました。

 “ものまね”という固定観念を打ち破るような何かができないか、
という試みをずっと音コレで実験してきたGOROさんが
何か“ものまね”に代わる言葉はないか、
何かコンセプトに合うような言葉はないか、
と考えだしたGOROさんらしいコンセプトワードです。

例えば、故美空ひばりさんの「川の流れのように」という曲がありますが、
これを
平井堅さんが、長渕剛さんが、山口百恵さんが歌ったらどうなるのだろう。
こればかりは本人と一緒にカラオケにでも行かなければ、
とても聞くことなんかできないことですよね。

逆に、もしも美空ひばりさんが今も健在でいらっしゃって、
現在のヒットソングを歌ったらどうなるのだろう。
そんなコンセプトのもと、
一青窈さんの「かざぐるま」という曲を、
市原利夏さんが心を込めて“ニューカヴァー”してくれました。

普通ではちょっとありえないスペシャルな組み合わせ、
「これ・・・訴えられるんじゃない?」と逆に心配してしまうようなあまりに危険な組み合わせ、
などなど・・・。

今までありそうでなかった、「ニューカヴァー」は音コレでしか聴くことができません!
『もしも?シリーズ』『最新ヒット曲』『名曲』の3つのカテゴリーがあります)
ぜひ、みなさんにも楽しいでいただければと思います。


ところで、
EXILEが歌って現在大ヒットしている、「ただ・・・逢いたくて」。
心に沁み入る名バラードですが、これをものまねアーティストの
布施辰徳さんが、
サザンオールスターズの桑田佳祐さんのものまねで歌っております。
これが大変好評をいただいて、
「え?これ桑田さんが歌ってるんじゃないの!?」と
驚きの声をありがたいことに各方面からいただいております。
GOROさんに言わせれば「してやったり」といった感じでしょうか。


布施さんは、すでに新曲をレコーディング済みだそうです。
昨年大ヒットした、あの曲をやっちゃったらしいですよ!
配信開始は3月中旬以降を予定しておりますので
お届けするまでにもうしばらくかかりますが、ぜひ楽しみに待っていてくださいね!


[第19回] Welsh BluesCP 一問一答

2006-02-27 21:55:33 | Gプロオリジナル楽曲

待望のWelsh BluesCPの新曲が、
さる2月23日よりダウンロードできるようになりました!
みなさん、もう聞いていただけましたか?

「詩」「Acoustic」など、
今まで音コレで聞けなかった楽曲が、満を持して配信開始です。
今回も期待を裏切らないクオリティーの高さとなっており、公私抜きにおすすめですよ!

ところで、昨日テレビを見ていたら、ゲストに一問一答をするコーナーをやっていました。
そうだ、これをWelsh BluesCPにやってみよう!と無茶なことを思いついたわけです。
と、いうわけで、Welsh BluesCPのほとんどの作詩・作曲とヴォーカルを担当している
村田さんに聞いてしまいました…。

Q:“Welsh BluesCP”の“CP”にはどのような意味があるのですか?
A:Welsh Corgi Pembroke(ウェルッシュ コーギー ペンブローク)の
  CorgiのCとPembrokeのをとりました。

Q:“Blues”と“CP”の間にスペースが入らないのはどのような意味があるのですか?
A: なんとなくそうしました。

Q:Welsh BluesCPの名曲「オクリモノ」という曲がありますが、
   この「」にはどのような意味があるのですか?(Yさんからのご質問)
A: 「」の意味は、ただたんにオクリモノってかくより、「オクリモノ」のほうが強調されるし、
   どこかプレゼント的なニュアンスが出るかな?みたいなちょっと曖昧な表現です。
   「はぁ?」ってなるかもですが、僕のみの発想です、、。

Q:今回のアルバム『綴り詩』のジャケットですが、線路が写っていて、
   この先に何があるんだろう、みたいなこれから広がる未来のようなものを予感させますね。
   ところで、いつもジャケットデザインなんかは自分たちで作成されているとか。
   今回の写真も、ご自分で撮影したんですか?
A: 写真は、自分で撮影です!近所です、、、、、。

Q:結成当時の秘話などを教えてください。
A:実はWelsh BluesCPは今年の5月で5年目なんです。
  とはいっても、最初の半年はスリーピースで、僕はエレキギターを弾きながら歌ってました。
  それから2年くらいは一人で曲つくりしたり、
  時には「もうやめようかな、、」なんて考えました。
   最後にがんばってやってみるか!!って思い、
   地元の後輩の木村君を誘って、
   メン募で集まった豊島君をいれました。
   あとドラムもです。ドラムは入れ替わりがあって、4人目が涼さんです。
   まぁこんなとこですかね。。
   現在の体制になってからは、2年目です。

Q:最後に、メッセージがありましたら・・・。
A:現在は、単独のWelsh BluesCP
   野口五郎プロデュースのWelsh BluesCPという2つの味わい方があります! 
   ご賞味ご聴味ください!!


なるほど、確かに、“贈り物”とか、“おくりもの”とするより、
“「オクリモノ」”と表記したほうが
なんとなく特別な意味が込められているような感じがしますよね。
わかるような気がします。
あと、村田さんにもやめようかと考えたことがあったなんで、驚きました。
そんな苦悩を乗り越えての、今のWelsh BluesCP
があるのですね!
歌詩もだんだん詩人のそれになって、
楽曲もますます充実してゆく
Welsh BluesCPなのでありました。

 と、いうわけで、失礼とは重々承知しながらも、
何の予告もなく突然の思いつきで突撃一問一答してしまいました。
にもかかわらず、丁寧に即答してくださいました村田さんに感謝いたします!

Welsh BluesCPの魅力は、とても素直で、等身大。
それゆえに、じわりと伝わってくる温かいサウンド。
「あいのり」のテーマソング候補に最後まで残った実力の持ち主でもあります。

そんな彼らの応援をどうぞ宜しくお願いします。
そして、これからの活躍に期待しています!!


・ Welsh BluesCPの曲は音コレでダウンロードできます。
⇒ 「君の手」「『オクリモノ』」「旅人」「赤いブックカバー」「風」「Water Glass」「24」
   「詩」「ACOUSTIC」「隙間の埋め方」「好き」「執筆家と恋とBlues」「傷跡」


★3月もライブ決定!

3月3日(金) 
六本木Y2K 「BLANK FARDEN企画」
開店:18:30~ 開始:19:30~ 
料金¥2,100(ファンクラブ「WELSH-TEAM」入会者は¥1,800)

3月11日(土) カレッタ汐留 (野外ステージ)
3月17日(金) 
六本木Y2K「MAD-OX企画」

詳細はWelsh BluesCPのホームページで!


[第18回] 野口五郎、健在。

2006-02-24 16:49:35 | 雑談(その他の話題)

昨日、都内某所にてGOROさんの50回目の誕生日を祝うイベントが行われました。

第一部と第二部とに分けられ、第一部はマスコミの方々をお迎えしての「音コレ事業説明会」。
第二部はファンのみなさまをお迎えしての「お誕生日会」とでも言った感じだったでしょうか。


第一部では、取材陣の方々へ
音コレのプレゼンテーション。
音コレプロジェクト「音楽のアミューズメントパーク」のコンセプト、
ものまねではなく「ニューカヴァー」という提案、
インディーズプロデュースに対する信念、
オルゴールの「音テラピー」という試み、
イエローキャブとのコラボレーションプロデュースの発表などなど・・・。

これらのことを丁寧に、わかりやすく説明していました。
ちなみに、ゲストとしてイエローキャブから新人の子たちが応援に駆けつけて、
記念すべき誕生日会に花を添えてくれました。
この子たちが、今の倍の年齢を重ねた時でも、今のGOROさんの方が上なのですね・・・(笑)?


第二部では、色々な企画を設けてのパーティー。
Welsh BluesCPも駆け付けて新曲と、GOROさんと知り合うきっかけとなった「君の手」を披露。
サプライズゲストとして、
山本耕史さんが登場!
ユニット“山本耕史&
K.D earth”として曲を披露し、知らされてなかったGOROさん、びっくり!
抽選でプレゼントをGOROさんから直接渡されるというコーナーでは、
イベントホール支配人や、GOROさんのマネージャーが当選してしまうというハプニングも・・・。

この日のGOROさんは、目をひくオレンジのベストを着て登場。
実はこれ、愛娘のチョイス!
しかも、大きくなったお子さん二人が「パパ」と一緒にご挨拶!
きっとあの可愛らしさなら、目に入れても痛くないことでしょう。

もちろんGOROさんの歌も。
50歳とは思えない歌唱力、声量。歌手としては、もはや貫禄さえ漂っています。
きっと、参加いただいた方も満足していただけたのではないかなと思います。

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ここはGOROさんの楽屋。この直後、GOROさんが到着して打ち合わせなどを行っていました。
「“GOROさんin楽屋”の写真を撮ってもいいですか?」・・・それは言えませんでした(^^;)

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みなさまから花をたくさんいただきまして、GOROさんも喜んでおりました。

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音コレケーキはイベント終了後、お客さまに振る舞われました。

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もちろんWelsh BluesCPのみなさんも駆け付けてくれました。
この写真は、実はリハーサルのときの写真。リハといえども真剣そのもの!。

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最後に、GOROさん。マスコミの方へプレゼン中。


[第17回] happy birthday!

2006-02-23 12:26:19 | 雑談(その他の話題)
本日2月23日は、野口五郎さんの50回目の誕生日です
音コレスタッフ一同、心より祝福申し上げます!

音コレも、そんなGOROさんのパワーに負けないよう、
本日から配信されるコンテンツがすごいですよ!
(夕方ごろ更新予定)

・GOROさんのあのアルバムが配信開始!
・GOROさんの名曲がオルゴールに!?
・気になるWelsh BluesCPの新曲は!?
・音コレ初コラボ!! イエローキャブと合同企画スタート!
・『GORO VS』にコロッケ登場!!

などなど・・・。
どうぞお楽しみに!

[第16回] コレ夫VS

2006-02-22 11:41:54 | インディーズ

音コレの名物コーナー、『GORO VS』 のマネではないのですが、
ひょんなことからミュージシャンに接触する機会が得られまして、
この機を失ってはならぬとばかりにインタビューの真似事をやってみました。
インディーズアーティストの、貴重な素顔が垣間見れたらいいのですが・・・。

 裏コレ初のインタビュー(たぶん最初で最後になるのでは…)は
Genuine Grace(以下、ジェニグレ)の作曲・編曲を手がけ、
ユニットの中心的存在でもある“JM”ことJunichi Monmaさんです。

野口五郎とジェニグレとの関係

コレ夫:「裏コレ」初のゲスト!どうぞ宜しくお願いします。
JM:宜しくお願いします。
コレ夫:ジェニグレといえば、昨年にリリースした「AIR」を聞いて
あの野口五郎さんが思わずコンタクトを取ってしまったというほどの
実力派ユニットですよね。
JM:まだまだ“実力派”なんて言えるほどでもないんですが、
野口さんからお電話があったときにはビックリしました。
コレ夫:GOROさんも何千曲ってインディーズを聞いたみたいですが、
その中で動いたのはWelsh BluesCPかジェニグレかってくらいらしいですよ。
JM:そうなんですか?それは光栄なことです。
Welsh BluesCPは本当にいいバンドですよね。
ウチと同じエクスプロージョン(ワークスエンタテイメント)
というレコードレーベルの出身ですが、
ヴォーカルのMeguも「好き~」ってすごく気にいってましたよ。

AIR

コレ夫:GOROさんとはどんな話を?
JM:まず曲に共感したとおっしゃっておられました。
「AIR」という曲は、生まれてきたことや生きていることのすべては
奇蹟なんだということを伝えたくて作った歌なのですが、
それが伝わったのかなという感じがして嬉しかったですね。
以前、テレビを見ていたときに野口さんが出演していまして、
石原良純さんがインタビュアーだったと記憶してるんですが、
「出産に立ち会って以来、自分の考え方が変わったんだ。
街を歩いている人にね、
『あなたが生まれてきたことは奇蹟なんですよ』
って言いたくなった」というような話をしておられました。
「AIR」も、それと同じことを言いたかったので、
まさに伝わったんだ、ってことが嬉しかったんです。

コレ夫:なるほどね。
JM:電話越しでしたが、野口さんはとても優しくて、
あたたかい人なんだなというのが伝わってきました。
幼い頃から野口さんの出演しているテレビとかけっこう見てましたね。
野口さんの曲をカラオケで歌うことがあります。
「コーラスライン」なんて今でも歌えますよ。
♪くちびるからぁ~くちびるへぇ~愛を~伝え・・・♪
コレ夫:あ、もう結構ですよ(笑)。
JM:これからいいトコなのに(笑)!
あと、以前テレビで野口さんと野村義男さんのトーク番組を見まして
「ほんとにギターが好きなんだなぁ。音楽が好きなんだなぁ。」
って嬉しくなって、思わずギターのShinobuに電話してしまったほどなんです。
この気持ちを分かち合いたくって!
コレ夫:だって、あの二人が会えばその話にならないわけがないって感じですからね。
それにしても、メンバーに電話をしてしまうなんて
ミュージシャン魂に火をつけられちゃいましたね。
「AIR」の話に戻りますが、
このCD新曲には4曲と、リミックスものが2曲、
それとカラオケが6曲も入っていますね。
「AIR」はすごくキャッチーなメロディーと歌詞で、
すごく前向きな感じのする曲ですよね。
そうかと思えば、「傷痕」なんてタイトルもあったりして。
でも、歌詞をよく見ると「傷痕」でさえすごく前向きな内容ですね。
“傷痕も光の眩しさで見えないよ”という部分が
聴いていてとても印象的でした。
JM:ありがとうございます。「傷痕」は人気がある曲なんですよ。
今回の『AIR』というミニアルバムに含まれている曲はすべて
「DILLY(=素晴らしい人、素敵な人という意味の俗語)とか
「DEAR」とか、とにかく前向きなんですよ。

コレ夫:なにか心境の変化みたいなのがあったんですか(笑)?
JM:いや、特になにかあったというわけではないですけど・・・(笑)。
ウチの場合、ほとんどの作詩はヴォーカルのMeguが書いてるんですけどね。
彼女の詩の世界は前向きな内容のものが多いんです。

歌詩とアレンジ

コレ夫:それゆえに、歌詩に勇気付けられたって人も多いかもしれないですね。
歌詩の話が出たので、メロディーとアレンジについても触れておきましょうか。
ジェニグレのメロディーセンスにはもうね、
個人的には「なんでこんな曲が思い浮かぶんだよ!」って思うくらい
脱帽状態なのですが、アレンジもすごく気になるんですよ。
基本的にダンスものというか、打ち込み系がベースにあるようですが、
ジャンルは意外と幅広いですね。
色々なものを取り入れているというか、
よく勉強してるんだろうなと思いました。
JM:街を歩いていても、カラオケに行っても、
いこの曲のベースはいいなぁとか、ハイハットの入り方がいいなぁ・・・
なんて思っちゃうんですよね。
あとね、メンバー3人共に、好きなジャンルが違うんですよ。
なので、いつも曲を作る時はバトルですね。(笑)
でも最高の物を作りたいって言う気持ちで、ぶつかり合います。
これが結果的に良いのでしょう。って自分で言って、どうする(笑)!

コレ夫:いや、メンバー内の切磋琢磨ってとても大事ですよ。
あと、驚いたのが、「AIR」のコード進行が出だしの部分から最後の最後まで、
サビの部分もAメロも全部同じコード進行で押し切っちゃってますよね。
やられたっ、そう来たか!って感じでした。
JM:メロディーを変えて行きながら、でもコードは変えないで進めています。
コレ夫:手抜き(爆)?
JM:いやいやいや・・・(爆)!
初めは、いろんなコード使ってたんですよ。
削っていったら、結局4つのコードになったんです。
ただ、最初に僕が思っていたコードと最終的に変わってしまう曲もありますね。

コレ夫:それはどうしてですか?
JM:聴いていて「気持ちいい」音にしようと思うと、
僕とギターのShinobuはコードから結果的に外れていく場合があるんです。
僕らは形に、あまり囚われないのかもしれません。

楽曲の作り方

コレ夫:む、難しい話ですねえ…(笑)
でも、曲自体はすごく丁寧というか、緻密に作られていると思います。
どうやって作っているんですか?
JM: Mac(マッキントッシュ)で全部やっちゃってます。
それにShinobuのギターとMeguのヴォーカルをミックスさせています。

コレ夫:キーボードは使わないんですか?
JM:時々、使うぐらいですね。正直、あまり、うまくないですし(笑)。
ギターだって、Fのコードが押さえられなくて挫折してますから(笑)。
コレ夫:僕なんか弾く以前に、ギターの弦を押さえた時に指が痛くて諦めましたよ(笑)。
いやあ、しかし。それでこのクオリティー!?
JM:大体、頭に浮かんだものを、Macで形にしてゆくという作業です。
コレ夫:へえ。それはすごいなあ。ある意味、それは本当の天才かも・・・。
逆に、楽器が弾けなくても音楽は作れるということなんですね。
JM:そうですね。
コレ夫:勇気づけられるなあ。
JM:あとは音。音色です。これを日々、研究してます。
この音とあの音のこの成分だけ抽出して新しい音にしたり。
さらに、それを切り刻んでみたり。
Meguの声をサンプリングして違う音にしてみたり。

コレ夫:わかるよう~な、わかんないよ~な・・・。
JM:「あっ!」って間違った操作をしたら、スゴイ音が出来てしまったりね。
コレ夫:その時じゃないと作れないって感じですね。
もう二度と同じ音は作れないみたいな。
JM:あと、僕の中での音階は12ではないんですよ。
コレ夫:えっ、普通、12音階って言いますよね?
JM:あくまで僕の考え方ですけど。
シンセサイザーって、面白い楽器で鍵盤の他に
スイッチやツマミやフェーダーといったものがあって、
それを使うと、ドとド#の鍵盤の間にも、音階があるわけです。
例えばドからド#へリアルタイムで変化させるんです。

信仰と音楽

コレ夫:え~、随分マニアックな話になってきたので・・・(笑)。
話を変えて、あの話をしましょうか。
ジェニグレについて語るとき、どうしても避けて通れないものがありますよね。
JM:あれ、ですね。
コレ夫:あれです(笑)。
もし音コレを通じてジェニグレに興味を持ってくれた人が、
「え?もしかして怪しい人たち!?」って
偏見や誤解を抱くといけないと思って、あえて触れておきたいんですよ。
もうジェニグレのホームページや歌詩の内容を見ればすぐに分かることでもあるので。
クリスチャンということ。
JM:そうですね。僕たちメンバーは全員クリスチャンです。
それを隠すつもりもないし、否定するつもりもありません。
ただ、日本ではどうしても宗教というと警戒される傾向があるんですよね。
実際、宗教っていう言葉は好きではないんです。
ただ神様の存在を信じているだけですよ。
僕らは偶然にココにいるんじゃないってね。

コレ夫:うーん・・・
、深いねえ。
JM:ただ僕たちが生かされていること、
言葉とメロディーを与えてくれたことへの感謝を込めて…
そして、それを伝えたくて音楽をやっているようなものです。

コレ夫:最近ではゴスペルがすごい人気があって、
でもご存知の通り、ゴスペルは神への賛美歌ですよね。
じゃあ、ジェニグレのような歌があってもいいんじゃないかなって思うんですけどね。
僕は特に宗教や神様というものを信じてはいないんですけれども、
それでもそんな風に思うんですよ。
音楽として、それもアリじゃないか、って。
逆に、少しくらい認められてもいいんじゃないかってくらい。
どうしてそう思うかというと、海外旅行をして思うんですけど、
街中に普通に教会があって、
普通に人々がお祈りをしていて、
もう何の違和感とか疑問とかそこにはなくて生活に密着している。
だから、現地の曲を聴いていると普通に神への賛美なんてのが出てくる。
そのどれもが、普通に、なんですよ。
JM:実は僕たちの音楽は海外では、ちょっとだけ好評みたいなんです。(笑)
アメリカ、フィンランド、オーストラリアや韓国(韓国は8割がクリスチャン)から、
ライブをやってくれないかって誘いが来てるくらい。

コレ夫:それはすごい!ワールドワイドに活躍してるんですね。
JM:いやいや、ちょっと大袈裟に自慢してみました(笑)。
コレ夫:本当にジェニグレの今後の活躍には期待しています。
音コレでもできるだけプッシュしてゆけたらいいなと思いますよ。
今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。
JM:ありがとうございました。


はじめての対談、いかがでしたでしょうか?
噛みあっているようで噛みあっていない会話・・・(--;)、
読んでくださる方にどこまで伝わるのか・・・
とても心配なのですが・・・。
それでも、
少しでもGenuine Graceに興味を抱いて
彼らの楽曲を聴いていただけたらこのインタビューも成功だったかなと思います。

実はコレ夫もシンセサイザーをかじったことがあるので、
途中で話がマニアックな方向に盛り上がってしまいました。
「この部分、音楽に詳しくない人は分かるのだろうか?」と思う部分もあるのですが、
あえてGenuine Graceのコンセプトを分かってもらうため、
省かないで掲載いたしました。

JMさんはとてもユーモアのある人で、親しみやすいキャラクターの持ち主でした。
とても真面目なクリスチャンなので、実際に会うまではどんな人なんだろう、
勧誘されちゃったらどうしよう(笑)などと変な心配をしてしまいましたが、
それは大きな誤解で、
会ってみたら、
いまどきの若者!という感じの好印象な方でした。

こうゆうインタビューというのは初めてだったので
JMさんには大変ご迷惑をおかけしましたが、
お忙しい中、快くインタビューに答えて下さったこと感謝いたします。

Genuine Grace live決定!
場所
:Otonami http://otonami.in/main.html
日時:2006年3月27日月曜日時間:18:30~22:30
出演者(予定): GenuineGraceMinus 8HYMILES HIMおじょう 他

チケット:前売り¥2,000 当日¥2,500 
前売りご希望な方はお名前と枚数を教えてください。
mail@genuinegrace.comまで。


[第15回] Genuine Graceのこと

2006-02-21 10:41:52 | インディーズ

Genuine Graceは、“ジェニュイン・グレイス”と発音し、
「純粋な優美」という意味を持っています。
“Grace”にはその他にも
「神の恵み」「恩恵」「恩赦」という意味も含まれているようです。

その名の通り、彼らの曲は共通して何かに対する
“感謝”
が、込められているように思います。
歌を歌えることに対する感謝、
聴いてくれる人がいることに対する感謝、
そして生きていることに対する感謝・・・。

こんなふうに説明すると、何か真剣な顔をして聴かなければならない音楽
のように思ってしまうかもしれませんが、
彼らの場合はそうではない。
サウンドはというと・・・
コンピュータによる変幻自在なサウンドにギターが絡み合い、
そこに爽やかで透明感のある歌声が重なってゆく。
ベースにあるのは独特の感性で紡がれてゆくメロディーライン。
油絵のように、何かを足してゆくごとに味を増してゆくようなサウンドです。

なぜ、今までこうゆう歌がなかったのだろう。
こういった面白いユニットが潜んでいるということが、
インディーズの魔力なのであろうと思います。

★なんと、Genuine GraceのJM氏と会う機会がありまして、
 取材してきてしまいました!
  コレ夫の自費取材、自費食事代、自費交通費…ですので、
  「これが取材か!」なんて言わないでくださいね・・・m(_ _;)m
   その模様は、明日このimagesにて!


Genuine Graceの楽曲は
1.
音コレ サイトのトップページの左側にある選択バー[MUSIC]をクリックして、
2. [インディーズ]を選択していただき、
3. アーティスト名のなかからGenuine Graceをクリックしてください。

・ Genuine Graceの楽曲は音コレでダウンロードできます。 

アルバム『A Little bit of heaven』
  DISCOVER GROOVE/A LITTLE BIT OF HEAVEN/COLOR/約束/ココロノトビラ
  FOLLOW YOUR MIND/FREEDOM/TOGETHER AS ONE/J.C./ぬくもり/GET!
  FREEDOM(another sequence remix)/TOGETHER AS ONE(feel mix)
  FOLLOW YOUR MIND(unplugged mix)

アルバム『AIR』
 AIR/DILLY/傷痕/DEAR/COLOR-Morphing Remix-/ぬくもり-Inspiration Dub Mix-
  +各楽曲のInstrumental

※3月1日より音コレ携帯サイト(現在はDoCoMoのみ対応、4月下旬ごろよりauでも対応予定)
  にて『A Little bit of heaven』がダウンロードできるようになります!着メロに使ってくださいね。

 

Genuine Grace1999年に結成されたユニット。
Megu(ボーカル),Shinobu(ギター),JM(プログラミング)の3人から編成。
楽曲のクオリティーの高さと愛すべきキャラクターで固定ファンも多く、
デビューアルバム「A Little bit of heaven」はインディーズながら
なんと3,000枚もの売り上げを記録!
今後の活躍が注目されるアーティストである。

GENUINE GRACE OFFICIAL HOME PAGE “Genuine Grace.COM”
…http://genuinegrace.com
JM blog 
“JM Remix” …http://jm.genuinegrace.com
SHINOBU blog
“shinoblog” …http://yaplog.jp/vf1shinobu
GENUINE GRACE メールマガジン
“MEGU-MAGA”の申し込み
…http://genuinegrace.com/megumaga.htm


[第14回] Welsh BluesCPのこと

2006-02-20 12:53:59 | Gプロオリジナル楽曲

今回はWelsh BluesCPについて触れてみたいと思います。
(“Blues”と“CP”の間にはスペースが入らないのがポイントですね。
 
以下、ウェルッシュと書きます)

音コレを見てくださっている方、
GOROさんのファンの方なら、もちろん知っていますよね!
ウェルッシュは、
ヴォーカル 村田雅和、
ギター 木村健志、
ベース 豊嶋秀夫、
ドラム 

の四人からなるアコースティックバンドです。

 

ンプルながらも歌詞の言葉ひとつひとつが温かく、
奏でられる演奏の一音一音が強さを持って響いてくる
(しかもメンバーがみんなカッコイイんだ!)。
そんな均衡のとれた彼らが多くの人を惹きつけてやみません。
そして、GOROさんもその魅力に魅せられた一人なのであります。
ご存知の通り、現在ウェルッシュは「野口五郎プロデュース」という形をとっています。
なぜ、ウェルッシュだったのか、
なぜ彼らをプロデュースしようと思ったのか。
それについては、音コレPCサイト TOPページにある『GORO VS』というコーナーにて
対談形式で詳しく語られています。
ぜひ見てください。

同じ『GORO VS』のなかにある今年の「新年のご挨拶」でもコメントを残してくれた彼ら。
緊張していたのか自分たちのバンド名を間違えるというハプニングも…。
そこはご愛嬌ということで!
それによると、バンド名は犬の名前から来ているとか。
ウェルッシュ・コーギーのことかな?
今年は犬の年ということと、愛犬ブームということもあってか、
私のまわりでも本当に犬の話題が多いのです。
これは彼らにとっては追い風になりそう。
犬一色、ウェルッシュの年となって、これからもっと駆け抜けていってほしいですね!

 

 ところで、メンバーがそのときの撮影のために
そろって音コレに遊びにきてくれました。
みなさんそれぞれに個性があって、
音楽に対する情熱のようなものがビシビシ伝わってきましたよ。
サイン色紙もたくさん書いてもらったので、
音コレ携帯サイトの12月のプレゼントとして当選した方へ発送させていただきました。

ところで、サインを書くのは慣れてなかったのでしょうか?
色紙に書く前に一生懸命練習してたよね(笑)。
どうかみなさん、彼らに会ったら練習なんかしないでも書けるようになるまで、
どんどんサインを求めてあげてください

★明日、ライブがあります!

  2月21日(火) 神楽坂DIMENSION
 開店:18:00~ 開始:18:30~ 
 料金¥1,800(ファンクラブ「WELSH-TEAM」入会者は¥1,500)
  出演:
Welsh BluesCP / キュベレイ / DNA SEVEN / Peace badge cocoa / UXDT 

 

 ・ Welsh BluesCPの曲は音コレでダウンロードできます。
 
 ⇒ 「君の手」「オクリモノ」「旅人」「赤いブックカバー」「風」「Water Glass」「24」

 images 情報:
Welsh BluesCP Official Home Pageでも触れられていますが、
2月23日(木)に新曲がダウンロードできるようになります!
今までの彼らの持ち味はそのままで、新しい試みにも挑戦しているようです。
ご期待ください!

★音コレ携帯サイト(DoCoMo i-modeのみ対応)は、3月1日より配信・・・予定です。


[第13回] レモンとグリーン

2006-02-17 19:17:05 | インディーズ

 インディーズのなかにも世界で活躍する人がいます。

現在、「NEW RELEASE」として紹介している
Lemongrass(レモングラス=Roland Voss a.k.a. Lemongrass)もその一人。
ドイツ出身の彼は欧州で高い評価を受ける
エレクトロニクス・アンビエント音楽の第一人者です。

エレクトロニック系のサウンドといえば、
都会的・機械的・センシティブといったようなイメージが強いのですが、
彼の生み出す音は電子音なのにどこかあたたかく柔らかい。
同じような楽器や機械を使っても、
人によってこれだけ違うものかとまざまざと見せ付けられてしまいました。

・ Lemongrassの楽曲は音コレでダウンロードできます。
 アルバム『SKYDIVER』アルバム『FLEUR SORAIRE』

 

Lemongrassには
Green Empathy(グリーン・エンパシー=Daniel Voss - Green a.k.a. Green Empathy)
という弟がいて、兄の影響で彼もまた
エレクトロニクス・アンビエント楽曲に傾倒しているようです。
彼の楽曲を聴いていると、まるで旅をしているかのよう。
世界中の現地の雰囲気を、音楽で表現しています。
とてもオススメしたい一枚です。

・ Green Empathyの楽曲は音コレでダウンロードできます。
 アルバム『TERRATRONICA』

 

また、LemongrassGreen Empathy
WEATHERTUNESという兄弟ユニットも組んでいます。
二つの才能が見事にひとつにミックス、
息の合った兄弟ならでわのフットワークが心地よい雰囲気を醸し出しています。

 ・ WEATHERTUNESの楽曲は音コレでダウンロードできます。 
   アルバム『summer』

 

 Lemongrass, Green Empathy, WEATHERTUNESの楽曲は
1. 音コレサイトのトップページの左側にある選択バー[MUSIC]をクリックして、
2. [インディーズ]を選択していただき、
3. 真ん中付近にある選択バーから『クラブ/ハウス/テクノ』を選択すると
アルバム楽曲の試聴・購入ページに飛びます。


[第12回] 野村義男氏登場!

2006-02-16 17:03:46 | インディーズ

野村義男さんのプロジェクトの楽曲が、ついに音コレにて配信開始となりました。

 今回[Pick Upアーティスト]として取り上げた三喜屋・野村モーター’S BANDは、野村義男さん(元The Good-bye)、渡辺秀樹さん(元C-C-B)、五十嵐公太さん(元JUDY AND MARY)を中心に結成された実力派揃いのプロジェクト!
 「校園天堂(学園天国の中国語版)」、「上海心中(六本木心中の中国語版)」、「モンキーマジック」、「Romanticが止まらない」など、懐かしのヒットソングをカバーしています。日本語でヒットした曲を、わざわざ中国語にして歌うところなんか、いかにも野村さんらしいです。ちなみに、
世良公則&ツイストのヒットソング『銃爪』は「Der Abzug」としてドイツ語で歌われています。

 これは期待できます。カッコいいですよ!

 ・ 三喜屋・野村モーター’S BANDの楽曲は音コレでダウンロードできます。

「校園天堂(学園天国)」「モンキーマジック」「原色したいね」「Der Abzug(銃爪)」
「Going Down」「Romanticが止まらない」「MOVIN’ OUT」「上海心中(六本木心中)」
「Sunset Blues」「Born to be WI・DOL」「Theme of 三喜屋・野村モーター’S BAND」

・NEW RELEASE

インディーズ J-Pop       ・SYNAPS アルバム『CHERISH』『NYLON50%』
インディーズ J-Pop       ・TRiCYCLE アルバム『Desert,Grass and Forest』
インディーズ ロック/パンク     ・おじょう アルバム『悶絶する人』
インディーズ クラブ/ハウス/テクノ  ・Lemongrass アルバム『SKYDIVER』


[第11回] スクリーンを飛びだして

2006-02-15 16:00:59 | 音テラピー(オルゴール)

 音コレのホームページを開くと「Pick Up」として取り上げた5組のアーティストの曲がランダムに流れるようになっているのですが、先週から新しいオルゴール曲を流しています。昨年公開されて話題となった映画「NANA」で使用された楽曲のオルゴールです。

 「NANA」は社会現象にまでなった大ヒット作なので、ご存知の方、または私なんかよりもはるかに詳しい方も多いかと思います。それでもあえて説明させていただくと、「ご近所物語」「下弦の月」などのヒット作で知られる矢沢あい原作の少女漫画(いずれも集英社より刊行)で、小松奈々(通称ハチ)と大崎ナナ(通称ナナ)という相反する性格の二人の「ナナ」が繰り広げるストーリーが多くの人の支持と共感を呼び、現在3,200万部以上の驚異的な売り上げを記録しているコミックです。恋愛、音楽、そしてルームシェアリングという若い人たちが少なからず興味を持っているような世界がテーマとなっており、そのためか少女漫画ながら男性読者も多いとか。原作も売れ、関連グッズも好調で、しかも映画は2005年の邦画で第1位を記録と、留まるところを知らない人気っぷりなわけです。

 現在の「Pick Up」の中で取り上げている曲は、その映画「NANA」から飛びだしたヒットソング『GLAMOROUS SKY』です。この曲は、同映画に大崎ナナ役で出演し、歌手・女優として活躍する中島美嘉が歌うヒットソングです(“NANA starring MIKA NAKASHIMA”名義で発売。ストーリー中ではバンド“BLACK STONES”の持ち歌。2005年オリコンウィークリーチャートで2週連続1位を記録。2005年度年間ランキング10位)。また、芹澤レイラ役で出演していた伊藤由奈が歌う挿入歌『ENDLESS STORY』(“REIRA starring YUNA ITO”名義で発売。ストーリー中ではバンド“TRAPNEST”の持ち歌。2005年度年間ランキング20位)も聞くことができます。その他にも、ストーリー内で使用されている『MY MEDICINE』『JOURNEY』もオルゴールとしてアレンジされています。原作を愛読している人、映画を見た人、またはそうでない人も是非一度聴いてみてください!

 「NANA」は知らないけれど映画に興味があるという方は、
1. 音コレサイトのトップページの左側にある選択バー[MUSIC]をクリックして、
2. [オルゴール]を選択していただき、
3. 真ん中付近にある選択バーから『映画音楽』を選択すると、「エデンの東」「カサブランカ」「ライムライト」などの古き良き映画から「スターウォーズ」「タイタニック」などの比較的新しい映画まで、名作映画のサウンドトラックのオルゴールもお楽しみいただけます。

裏コレ情報:GOROさんのオルゴール楽曲が近々配信開始になるらしいです 


[第10回] 音楽のちから

2006-02-14 15:15:27 | 雑談(その他の話題)

 現在、全国のファミリーマート(なぜか北海道・青森を除く)にて「Presenter(プレザンテ)」という雑誌が発売されています。金色の表紙が目をひく音楽雑誌で、CDが3枚もついて¥780です。実はGOROさんのインタビュー記事が載っていて、デビュー前の話や恩師でもある筒美京平さんのこと、そして音コレについても語ってくれています。詳細は記事を読んでほしいのでここでは触れませんが、是非、買ってから、読んでくださいね!

 この雑誌は、邦楽アーティストはもちろん、洋楽情報、ストリートミュージシャン、そしてインディーズについてもくまなく触れられており、音楽雑誌としてかなりの充実度だと思います。中でも、一番考えさせられたのが『音楽マーケットの厳しい現実』という特集記事でした。これは音楽に携わっている人間や音楽を志そうとしている人にとっては当然知っておかなくてはならない現実なのですが、今、音楽シーンがどうゆう問題を抱えているのか知りたい方にも分かりやすくまとめられていると思いました。 90年代、音楽シーンはミリオンセラーが一年の間に何度も連発されるという未曾有のバブル状態が続きましたが、今はミリオンセラーなんて年に数曲・・・。その原因として考えられることも諸説あるようですが、それは専門家にまかせるとして、とにもかくにも現在の音楽シーンというのはどことなく、停滞期にあるような雰囲気が漂ってしまっているのです。

 不況だと言われて久しい業界ですが、それでも私が音楽の仕事をやりたいと考えたのは、ひとえに音楽が好きだったし、それに携われる仕事ができたら誇りに思えると思ったからです。みなさんはもちろん分かっていらっしゃると思いますが、音楽には人を勇気づけたり、慰めたり、しんみりしたり、楽しくなったり、色々と心に訴えてくるものがありますよね。それは科学的にも実証されていることなんだそうです。でも、ただ聞くだけなのに、そんな力を持つものというのはなかなかありそうでないんじゃないかと思うのです。だから、音楽の力をもう一度信じてみたい、そう思ったのでした。

 おそらく、GOROさんもミュージシャンとして音楽で勝負したい!というコンセプトのもので音コレというプロジェクトを始めようと思ったのではないのかな、と思うのです。そんな、人々に勇気を与えることができる業界が元気がなくちゃつまらないですよね。いつか、またこの業界に晴れた日の光があたることがあったらいいなあ・・・。


[第9回] メイドのみやげに聞かせておくれ~萌える話~

2006-02-13 15:30:41 | 雑談(その他の話題)

 みなさんよい週末を迎えられましたか?オリンピックでは残念ながら期待された日本勢は苦戦しているようで、なんか不完全燃焼・・・。でもでも、私たちは燃え尽きるまで頑張って今週を乗り切って行きましょう!と、言いたいところですが、すみません、週のはじめからあまり音コレとは関係のない話を。

  えー。突然ですが、「燃え尽きる」といえば・・・

 萌え~~~~(゜∀゜)~~~~!! 

 という言葉をご存知ですか?ご存知、2005年度の流行語大賞トップテンにランクした言葉であります。この言葉を知らない方は、少し流行から遅れていらっしゃるようです…。その新語を生み出したとされる、秋葉原メイド喫茶。秋葉原は、いま、日本で最も萌えている街なのであります。 自分には、オ、オタクな自覚などございませんとも(汗)。しかし、色々な人に、オタクじゃないかとか、アキバ系じゃないのかと疑惑を持たれてしまうのです。この前、ついにGOROさんからも言われてしまいました。「キミ、アキバ系?」

 自覚はない・・・自覚はないはずだが、何となく秋葉原を歩いていると心落ち着いてしまうのは何故だろう。 ここまで来たら、もはや堕ちるトコまで堕ちたろやないか(これを専門用語で「逝ッテヨシ(゜Д゜)!」と言います)!レッツゴーメイド喫茶!

でも、一人ではちょっと行く勇気がないので、誰かを道連れにしようと考えました。私ほど友人に恵まれている人はいないんじゃないかってくらい、私のまわりにはよく出来た友人がたくさんいるのです。その出来すぎた友人らに「メイド喫茶行こうぜ、今のうちに行かなきゃ消滅しちゃうかもしれないよー」と誘いをかけたところ、「用事がある」「寒いからやだ」「一人で萌えてこい」との返事。さすがは私の友人なのです。こいつらからとは一ヶ月間、音信不通になろうと決めたのでした。

  さて、そんなわけで、仕方なくネットでメイドに関する記事を見ていたら「メイドさん占い」なるものを見つけたのです。これは、自分の名前・生年月日・血液型を入力するだけで結果がでます。早速やってみました、結果は・・・

 「めがねメイドさん」
めがねメイドさんさんのあなたは、着実に一歩一歩進む、努力型の人です。根気よく物事をこなしてゆけるので、周囲からの信頼はかなりのもの。そんなあなたなので、時にはたくさんの頼みごとがかかえがちでもあります。たまには断ることを練習してみてもいいかも。自分は努力型なのですが、他人に対しては寛容で、だらしない相手などにも、厳しい顔を見せられない面があります。そのせいで他人の尻ぬぐいを引き受けることも多いことが特徴です。物事に集中しすぎて、自分から視野を狭めてしまうこともあります。たまには少し遠くから、自分を客観的に見てみるといいでしょう。

 当たっているかどうかは第三者に判断してもらうとして・・・。これはよく考えたら自分がいかにメイドに適しているかを占うものでしたね。女性の方はお試しください。 そこで、何か男性でもできるものはないかと探していたら、「メイドさんマスター適性テスト」なるものを見つけました。 「メイドさんマスター」といってもメイドさんを極めるテストではなくて、「メイドさんの店のマスター」の意味みたいです。で、色々な質問にチェックを入れつつ・・・結果はというと・・・ ランクは。可でもなければ不可でもないといったところですが、話のネタとしては中途半端な結果となってしまいました。ところが、ラッキーアイテムにはこう書かれていてびっくり。

「都こんぶ」!

こんぶの話はもうエエっちゅうねん!!(2月10日のブログ参照)

えー、なんとかオチがついて一安心 ( ´∀`)  。というわけで結局、いまだにメイド喫茶には逝っていないのです。いつか、逝くことがあればレポートしたいと思います・・・。【いつかきっと、つづく】

明日こそは真面目な話を・・・


[第8回] ゆらゆら

2006-02-10 15:22:43 | 雑談(その他の話題)

どうしてコンブは海に生えているときにダシが取れないんだろう。

 と、いう話をさっきまでお客さんと話していたんだ、と突然GOROさんが言い出しました。両手を上にあげてゆらゆらさせながら。はい、確かにゆらゆらしていました。(東京都コレ夫さんの目撃談)

 いつもカッコいいGOROさんですが、たまにカワイイところを見せるんですね。それが女性のを捕らえて離さない理由なのでしょうか・・・。そう言われれば、そんなこと考えたことなかったけど、一応気になったので色々と調べてみましたよ。

 まず、こんぶの「うまみ」を形成しているのはグルタミン酸というアミノ酸の一種。このグルタミン酸は、人間も含む動物体内において神経伝達物質として機能しているようです。で、特にこんぶやらトマトやらじゃがいもやらに多く含まれているとのこと。次に、なぜ海に生えているこんぶはそのグルタミン酸を出さないかといえば、生きているこんぶが自らの生命の根源を吐き出すはずはなく、生きているウシやブタからダシが取れるかって言われたら取れるわけがなのと同じことなんですよね。そういえば、漁師たちはこんぶを採ってきたあと、よく浜辺で乾燥させてますが、あれは、乾燥→こんぶ死亡→たんぱく質分解→グルタミン酸放出、という重要な過程だったんですね。

 やべえなあ、俺、またお利口になっちゃったよと思いつつ友人に「おう、なんで海のこんぶからダシ摂れねえだかおめえ知ってるだべか?」と聞いてみたところ、「知ってる。ってーか、常識。」って冷ややかに言われてしまいました。ふん、どうやら知らなくて調べたのは私だけのようだな。ま、こんなこともあるさね。

 ところで、いつも食べてよしダシによし、おまけに健康にもよしのお役立ちこんぶですが、国産こんぶの90%以上が北海道で養殖されているようです。真昆布とか羅臼昆布って有名ですよね。もちろん生産量第一位は北海道。では消費量第一位は?これは意外にも沖縄県で、長きに渡り一位の座をキープしていました(最近福井県に抜かれたらしいですけど)。いやあ、北と南でバランスの良いこと。この関係についての歴史は古いみたいです。

 日本では古くから船を使った交易がさかんで、特に室町時代には朱印船貿易などに代表されるように、それは全盛期を迎えていたそうです。その航海技術をもって北海道から大阪の堺や京都、果ては琉球まで行き、そこで砂糖との交易をしていました。(このルートを“こんぶロード”というそうです。)ご存知の通り、琉球の豚料理は有名ですが、これがこんぶと合わせるとうまいのです(うまいのだ、そうです。食べたことないのでわかりませんが)。琉球の人々は珍品料理として重宝したわけです。ちなみに、こんぶの運命は琉球で終わることはなく、さらにそこを拠点に中国まで輸出されていたそうです。こんぶにしてみれば、「俺たちゃ寒い所が好きやねんから北の海に生えてたのによー、一体どこまで連れてくねんっちゅう話やで」とうんざりしたことでしょう。

えー、以上、浅い蘊蓄、明日すぐに使えないトリビアばかりの裏コレ講座でした・・・。

 さて、話をGOROさんに無理矢理戻して・・・。明日2月11日(土)12:15~14:00の間、コロッケさんと玉利かおりさんの司会によるNHK-FM『歌謡ジャーナル』にGOROさんが渡辺真知子さんと共に出演します。コロッケさんも音コレについて色々と語ってくれるそうですよ!ぜひ聴いてくださいね!(こんぶの話はしないと思います。あしからず…。)


[第7回] 三根信宏さんのこと

2006-02-09 18:14:36 | Gプロオリジナル楽曲

伝説のエレキの貴公子の再来です。

 本日、音コレの対談企画『GORO VS』にて、ギタリスト三根信宏さんとの対談PART2がUPされました。ギターの話になるととことん熱くなる二人のトークが楽しめますので、是非みなさん見てください!(ちなみに、PART1および過去の対談は『GORO VS』のコーナー内「Back Number」のそれぞれの写真をクリックしていただけると見ることができます)

 正直な話を申し上げますと、三根さんには大変失礼ながら音コレで特集を組むまで詳しいことを存じあげておりませんでした。縁あって、音コレを通じて初めて三根さんの音を聴き、話を聴いて、こんな人がいたんだなあと新鮮な驚きを感じたのを憶えています。何といっても、御年60歳!父親、下手したらおじいちゃんと呼ばれてもおかしくない年齢でありながら、未だに音楽に対する情熱が衰えておらず、ホームページを拝見するだけでも何て精力的な人なんだろう驚かされることばかりです。こんな60歳は見たことがありません。

 音楽、車、ゴルフ、そして愛犬・・・。
 きっと若いころに大変な苦労を重ねられたからこその、現在の趣味三昧の生活なのでしょう。すべてを楽しく。そんな前向きなライフスタイルから、あの三根さんの自由な音楽と発想と表現力とが飛び出すのでしょうか。三根さんの笑顔から、その優しい人柄が今にも溢れそうだなあと思いました。

  三根さんは対談にも出てきましたが、ディック・ミネさん(1908~1991。徳島市出身。ジャズ・ブルース歌手。日本ジャズの草分け的存在。) の三男なのだそうです。そんな偉大な父親の遺伝を引く音楽一家に生まれ育ち、幼い頃よりウクレレやギターなどの弦楽器に触れ、15歳の若さでプロデビュー(GOROさんと一緒!)を果たしました。当時結成していた「ブルーファイヤー」というバンドのリーダーとして活躍していましたが、「井上宗孝とシャープファイブ」のギタリストとして抜擢されました。世はベンチャーズの影響でエレキブームの真っ只中。多くの若者がギターを握り、そのテクニックを競っていた中で、彼のギタープレイはやはり他の人とは一線を画していたそうです。

  今回の対談は、音楽に興味のある方ならきっと興味をそそられるのではないかと思います。また同時に、GOROさんの、何気ないのだけれども随所に出てくる音楽に対する知識の深さが満載で、さりげない会話ながらレベルが高いです。これが、音楽史に残る二人の、音楽人同士の会話というものなのでしょう。

三根信宏・・・1945年1月25年生まれ。「シャープファイブ」のリードギタリストとして活躍。1964年に発表されたアルバム「春の海」では堂々のチャート第一位を記録。「シャープファイブ」脱退後は渡米を果たし、本場のギターテクニックを修行。帰国後「ディックス」を結成、ソロ活動にも力を入れはじめ、数枚のアルバムを発表。また、1998年にはグッチ祐三をプロデュース。幅広い活動を精力的に行い、現在に至る。

★三根信宏の曲は音コレでダウンロードできます。
⇒アルバム 「三根色」 「THAT'S MINE」


[第6回] インディーズのススメ

2006-02-08 15:18:14 | インディーズ

先週水曜日から始った裏コレも一週間が経ちました~誰も読んでくれなかったらどうしようと思っていましたが、なんとか続いております。ひとえに皆さま方のお陰です!がんばりますので、これからもどうぞ宜しくお願いします!

さて、今日はインディーズのことについて話してみたいと思います。音コレでは、インディーズアーティストたちの楽曲を配信しています。ミュージシャン野口五郎が、自信をもって紹介する個性的で才能溢れるアーティストたちが揃いました。ところで、みなさんはインディーズの音楽をどのくらいご存知ですか?普段触れる機会のない一般の方にとっては、あまり浸透していないのが現状なのではないかと思います。インディーズをプッシュする音コレにとっても、それは大きな課題です。そこで、少しでもインディーズのことを知ってもらいたいと願い、今回特集してみました。

1.そもそもインディーズってなに?

 現在の音楽は大雑把に「メジャー」と「インディーズ」の二つに分類されます。

メジャー」はみなさんご存知かと思いますが、東芝EMISONY MUSICなどの大手レコード会社、または、そこから販売されるCD、もしくはそこに所属するアーティストのことを指します。それに対して、「インディーズ」は社団法人日本レコード協会Recording Industry Association of Japan)に加盟していないレコード会社、そしてそこから販売されるCDおよびそこに所属するアーティストのことを指します。語弊を恐れずに言うならば、大企業と中小企業との違いだと例えれば分かりやすいでしょうか。

 ただし、数年前から「インディーズ」という存在が世間に知られ、注目されるようになってからメジャー音楽業界においてもその存在が無視できないほどにまで成長してきました。そこで、メジャーレコード会社もインディーズ事業に参入するなどの動きも見られ、両者の境界は曖昧になりつつあるようです。

 とはいえ、メジャーミュージックに比べると、資金的な問題からどうしても知名度や派手さに欠け、それほど頻繁に耳にする機会も多いとはいえません。しかし、ここにあるのはダイヤモンドの原石。「売れる楽曲」を求められる傾向にあるメジャーに比べ、自由度が高いインディーズにおいては各ミュージシャンがそれぞれの個性を発揮し、自分たちのやりたい音楽を本当に楽しんでいるのです。

これって、音楽の本当の姿じゃないでしょうか?

2.メジャーと何が違うの?

 インディーズアーティストも一流の音楽機材を使用して楽曲を製作し、販売しているという活動を行っているわけですから、やっている事は基本的にはメジャーアーティストとそれほど変わりはないと言っていいかと思います。ただし、インディーズの場合にはどうしても資金的な問題が絡んでいるので、メジャーのように大きな広告を出したりCMを流したりするなどの大掛かりなプロモーション活動はできないようです。ひたすら地道に…。これがインディーズの基本です

3.でも、メジャーのほうが楽曲のクオリティーが高いのでは?

 それは大きな誤解です。インディーズアーティストだって、自分たちの作品を制作し、発表し、そしてそれを商売にしているわけで、立派なプロミュージシャンなのです。才能のある人たちなのです。それに、お金をかけたからといって、それが必ずしもよい曲、または売れる曲であるとは限りません。インディーズにも素晴らしい楽曲を発表する人はたくさんいます。

 それを証明するかのように、ロード・オブ・メジャーモンゴル800より子(旧称『より子。』)のようにインディーズで脅威的な売り上げを記録し、それがきっかけでメジャーデビューを果たした人たちも少なくありません。また、野村義男さんのようにメジャーで活躍していたアーティストが、その可能性に賭けてあえてインディーズとしてCDを発売するケースもあります。ひとえにインディーズだからダメだとは言えない時代なのですね。

4.インディーズって、気にはなっていたけど何から聴き始めたらいいの?

 音コレでは、そんなみなさんだけの「お気に入り」を見つけるアシストをすべく、PCサイトや携帯サイトで随時「Pick Upアーティスト」として音コレがイチオシするインディーズアーティストを紹介しています。また、これからも裏コレのなかでも音コレサイトでは紹介しきれなかったアーティストたちの魅力を掘り下げてゆきたいと思っておりますので、ご期待ください!

えー、記事は以上で終わりです。いや~、長かったですね。
全部読んでいただいた方、ありがとうございました。途中ですっ飛ばしてしまった方、お疲れ様でした。
これだけ書いたらコレ夫は満足です。それではまた明日・・・。明日こそは短い文章で簡潔にまとめられるようがんばろう・・・。

今月の<PICK UPアーティスト(インディーズ)>

・クーペ&Shifo 「家に帰れないお父さん」
・GENUINE GRACE(ジェニュイン・グレイス)  「A Little bit of heaven」 「AIR」

★今月の<NEW RELEASE(インディーズ)>

・阿井莉沙(あい りさ) 「ラブ・ハイウェイ」
・RUNE(ルーン) 「W(ウィール)」
・MARINO 「HYBRID!」
・GREEN EMPATHY(グリーン・エンパシー) 「TERRATRONICA」

上記のアーティストは音コレでダウンロードできます。