裏コレ02 ―urakore zero-two―

長い間、ご愛読ありがとうございました!!誠に勝手ながら、裏コレは3月20日(火)で終了とさせていただきます。

[第4回] なぜ、血流音入りオルゴールか

2006-02-06 11:45:59 | 音テラピー(オルゴール)

 音コレでは、PCサイトのトップページから「MUSIC」「オルゴール」「胎教音楽」と進んでいただくと“音のゆりかご”シリーズをダウンロードできるサービスを行っております。“音のゆりかご”は、㈱アーベントさんの協力を得て、現在「クラシック編」「モーツアルト編」「子守歌編」の三種類を用意しています。誰もが知っているクラシック音楽や民謡などのオルゴール音楽に、血流音をミックスさせるという画期的かつユニークな試みで、産前・産後の妊婦さんとお子様に聴かせてあげたい優しいメロディーとして仕上げられています。この監修には、学校臨床心理学・認知心理学の分野において多くの著書を持ち、鹿児島県総合教育センター教育相談室カウンセリングスーパーバイザーであり、鹿児島県純心女子大学非常勤講師でもある大坪治彦氏が担当しています。

 よく胎児に、音楽を聴かせてあげるとよいと言われますが、なぜオルゴールにわざわざ血流音を入れているのか?と疑問に思われるかもしれません。実は、これはとても科学的な根拠に裏付けされたものなのです。 胎児は、受胎後6ヶ月目には既に音が聞こえていて、お母さんの心臓の比較的規則正しいリズムに合わせた音に包まれているといわれています。この音を「子宮内血流音」と言いますが、生後間もない赤ちゃんにとってもこの音は重要な意味を持ち、この音を聞かせた実験の結果、赤ちゃんの心拍数安定・リラックス状態を示唆する脳波の確認といった成果を挙げました(生後3週間以内の赤ちゃんを対象に実験)。また、赤ちゃんはオルゴールのような比較的単純かつ安定したメロディーを好むという研究結果もあり、まさに血流音とオルゴールとのミックスは最も理想的な胎教音楽であるといえるのです。

  この“音のゆりかご”シリーズの音環境は子宮内の状態に近いため、生まれて間もない赤ちゃんに安心感を与えるようです。ですので、例えば赤ちゃんがなかなか寝ついてくれない時などに聞かせてあげると効果的だといわれます。これは単に赤ちゃんのためだけではなく、母と子をつなぐための架け橋なのかもしれませんね。

★音のゆりかごは音コレでダウンロードできます。
⇒ オススメ楽曲 「きらきら星変奏曲(血流音入り)」 「となりのトトロ(血流音入り)」