前回の日記の続きでございます。
みうらじろうギャラリーを見た後、日本橋三越本店で何かやっておらぬかの?と、行き当たりばったりで本館6階 美術工芸サロンを覗いたら、ツボな個展をやっていたのでございます。
「泉水陶小作品特集 ~根付から盃~ 勝地遊覧江戸双六」
(写真撮影は許可を得ておりまする)
「勝地遊覧江戸双六」にある地名にちなんだもの、その景色の一場面を動物などに置き換え、陶根付にしておりますのじゃ。
元になった双六はこちら。
更に、陶根付に登場した動物たちを、盃にも登場させておるのでございます。
動物たちが盃を手に気持ち良さげに湯舟に浸かり、向かい合って一緒に呑んでくれる《差呑盃(さしのみはい)》なる楽しい作品なのじゃ。
こんな感じで双六の各地名の説明と共に、根付と差呑盃が一緒に展示されておりまする。
作家ご本人が在廊なさっており、「どうぞ作品を手に取ってご覧下さい。自由に並べ替えて写真を撮ってもいいですよ。」との嬉しいお言葉に狂喜乱舞。
手に取って観ると細部まで凝っており、愛らしさ炸裂じゃ。
わたくしはお酒は1滴も呑めませぬが、差呑盃は欲しいですぞ。
わたくしのお仲間の白兎、側面の青色も綺麗でお気に入り。
兎の根付は《すさき うさぎ弁天》 こちらもお気に入り。
他にも素敵な根付色々ございます。
《梅屋敷 葛葉の土産》
《すみだ川 二人の行方》
「1733年から続く隅田川の花火、見に来たのは草食男子のねずみくんと肉食女子のフクロウちゃん。二人の行方はいかに?!」
大きめ陶像《まつり主》、かっちょいいのぅ。
連れ帰りたい作品は悉く売約済で、前もって知っておれば初日に行ったのに~と悔やまれましたが、素敵な個展に出会えた偶然に感謝したのでございます。
会期は5月23日まで。
★おまけ画像
ついこないだ小さな苗を植えたばかりと思うたトマトの凜々子、いつの間にやらにょきにょき伸びて、花が咲き出しましたぞ。
ベランダのトマト畑、今年も豊作の予感♪