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ウェネトさまの館

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ビスうさ・ウェネトと申します。
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川内倫子 M/E(東京オペラシティアートギャラリー)

2022年12月03日 20時24分15秒 | 展覧会・美術関連

数日前に観てツボじゃったのに、書くのが後回しになっていた個展でございます。

東京オペラシティ アートギャラリー「川内倫子 M/E 球体の上 無限の連なり」
https://www.operacity.jp/ag/exh255/
(写真撮影可)


 
写真家・川内倫子の大規模個展は、国内の美術館では約6年ぶりとなるそうな。

本展のタイトルでもある新作シリーズ〈M/E〉を中心に、この10年の活動に焦点を当て、約180点の写真と映像が展示されておりまする。

構成は観た順に以下の通り。写真もたくさん撮ったゆえ、観た順に載せますぞ。

★〈Halo〉
《Halo》2017 映像(4分18秒)
会場入ってすぐの壁の足元の、小さな映像。


 
★〈4%〉
日本初公開のシリーズ。

《無題》2011
真っ先にお出迎えしてくれる〈4%〉の1点。


 
次の空間に〈4%〉の19点が。

《無題》2011


 
★〈One surface〉
左から《無題》2011 インクジェットプリント、オーガンジー/《無題》2011


 
★〈An interlinking〉
6×6の正方形フォーマットで撮られた作品。

左から《無題》2014/《無題》2015


 
★〈光と影〉
《光と影》2011 22点のスライドショー(約2分)


 
★〈Illuminance〉
《Illuminance》2001-2022 映像(約1時間)


 
★〈A whisper〉
《A whisper》2021 映像(2分21秒)
画像の右側の暗い空間の床の映像作品。
(左の写真作品は、次の〈あめつち〉シリーズの1点で《無題》2012)


 
★〈あめつち〉
熊本県阿蘇の野焼きや、イスラエルの嘆きの壁などを、4×5のフィルムカメラを用いて撮影したシリーズ。
作品名は全て《無題》


 
★〈M/E〉
川内が2019年から取り組んできた新作シリーズ。

上から《無題》2021/《無題》2020/《無題》2021


 
オーガンジーで囲われた中はこんな感じ。

上から《無題》2022/《無題》2020

左から《無題》2021/《無題》2022


 
奥の広い空間では映像作品。
《M/E》2022 2チャンネルビデオ 各5分13秒


 
★〈やまなみ〉
滋賀県の障がい者多機能型事業所「やまなみ工房」を約3年にわたって撮影したシリーズ。
8分36秒の映像作品もございました。


 
★〈橙が実るまで〉
橙書店店主・田尻久子と共同で出版した『橙が実るまで』(スイッチ・パブリッシング、2022年)に掲載された作品。

《無題》2019

映像作品も4点ございます。


 
最後に、座って読めるコーナー。


 
川内倫子の作品を観るのはたぶん初めてじゃが、たいそう観応えあり、会場構成も素敵で、2周してじっくり観たのでありました。
会期は12月18日まで。

上のフロアのギャラリー3&4では「収蔵品展074 連作版画の魅力」
https://www.operacity.jp/ag/exh/detail.php?id=281

寺田コレクションの約1500点の版画作品から、114点の展示。

観応えありありで、大好きな作家の作品も展示されておるし、写真撮影もOKで撮ったのじゃが、本日はここまで書いて力尽きたゆえ、会期中に書けたら書きまする。

4Fコリドールでは「project N 88 䑓原蓉子」
https://www.operacity.jp/ag/exh/detail.php?id=282

「タフティング」なるカーペットの制作技法を用いた平面作品7点の展示。

どちらも会期は12月18日までじゃよ。

★おまけ画像
星乃珈琲で栗のスフレパンケーキ。もちろんダブルじゃ。
写真撮った後に、別添えのメープルシロップた~っぷりかけて、ジュワジュワで頂いたぞよ。


 
★おまけ話
いよいよ明後日は、結弦くんの単独アイスショー「プロローグ in HACHINOHE」のライブビューイングじゃ♪
本日、当選したチケットを発券したらば、とんでもなく前の席じゃった。
ああ~、これが横浜公演の時なら・・・(横浜は第3希望のA席で4階だった)
明後日は、大画面をさらに目の前で・・・心臓が止まるやも知れぬ。