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ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

「オカムラノリコ 個展 Teddy Bears」&「玉川麻衣 個展 流転抄」

2017年12月06日 06時00分22秒 | 展覧会・美術関連

昨日の日記の続きでございます。
 
伊藤忠青山アートスクエアの後、銀座へ移動。
スパンアートギャラリー「Teddy Bears オカムラノリコ個展」を観ましたのじゃ。
http://www.span-art.co.jp/exhibition/201712okamuranoriko.html
(写真撮影は許可を得ておりまする。会場全景のみOK)


 
 
オカムラノリコは、伝統的なテディベアの手法で作品を制作している人形作家。
オカムラノリコの動物作品大好きゆえ、初日に行きとうござりましたが、都合つかず3日目になってしもうた。
 
木の脚立やアイロン台や椅子に、24点の作品が展示された素敵空間。
大きい作品が多いのもワクワクでございます。


 
 
テディベアは9体。
モヘア、アルパカ、フェルトなどで作られたベアたちは、それぞれ個性も全く違い、楽しゅうござります。
特に、明るいベージュ色の巻き毛の《クリーム》がお気に入り。
 
うさぎは3体で、いずれも大きいサイズ。
たれ耳の白うさぎ《ヴァニラ》は、アンティークな白いドレスを纏い、たいそう優雅な雰囲気。
 
わたくし、一番奥に鎮座ましますうさぎ《ブルーベリー》に惚れました~。
ラベンダー色のモヘアのくるくる巻き毛、思慮深げなお顔にはシトリンの如く輝く特注グラスアイ、そして耳の表情もたいそうツボ。
お供のEは、「抱っこしてみたい~!」と暴れたのでございます。
 
ベニテンちゃんは成菌と幼菌の2体で、どちらも可愛くてニマニマいたします。
 
他にも、大きなカッコいいオオカミや、インパクトありありなクランパスくんやら。
 
参考作品として2009年頃の動物人形作品が6体展示されており、白い翼の天使な白猫に心惹かれたのでございます。
 
会期は12月12日までですが、12月9日に新たに1点追加されるそうな。
会いに行きたいものよのぅ。
 
そして六本木へ移動。
ストライプハウスギャラリー「玉川麻衣 個展 流転抄」
http://striped-house.com/now1.html
(写真撮影は許可を得ておりまする。会場全景のみOK)


 
 
玉川麻衣のペン画、以前はモノトーンの作品しか観た事ありませんでしたが、最近よく描かれている彩色の作品も好きでございます。
 
21点の作品が展示されておりまする。


 
 
会場の左側に並んだ《野晒し》の12ヶ月図は彩色の作品で、野晒しのしゃれこうべに鳥がとまっていたり、カエルやヘビや蝶なども。
1点は制作が間に合わず、後日展示されるそうな。
 
正面の《流転》はDMになっている作品で、横に小野小町の辞世の句。
「われ死なば 焼くな埋むな野にさらせ 痩せたる犬の腹をこやせや」


 
 
鮮やかな黄色が印象的な《夏の花》は、河津聖恵の詩集『夏の花』(思潮社)の表紙の原画。
 
会場の右側には、モノトーンの狼のシリーズが並んでおりまする。
 
グッズの丹波山村の狼手ぬぐいは、白地と黒地2種類あり、黒地のが欲しゅうござりましたが、残念ながら品切れで、明日7日に入荷するそうな。

黒いのは、三日月と星が輝く夜空にオオカミが遠吠えするかっちょいい図柄じゃが、行けるか微妙じゃ(涙)
『夏の花』のサイン本もございました。
 
会期は12月10日まで。
 
この他、銀座でいくつか展覧会を観たのですが、長くなりましたゆえまた後日・・・たぶん。
 
★おまけ画像
 
キャラメルクリームのクレープ、アイスクリーム乗せ♪