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ウェネトさまの館

ようこそいらっしゃいました。
ビスうさ・ウェネトと申します。
どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいまし。

「まるごとちひろ美術館」(ちひろ美術館・東京)

2016年01月02日 16時58分12秒 | 展覧会・美術関連

明けましておめでとうござります!
今年も皆様にとって素晴らしい一年でありますよう、心よりお祈り申し上げまする。


さて、本日1月2日から開いている美術館は少のうございます。
東博「博物館に初もうで」に行くつもりでありましたが、穏やかに晴れた空を見て、久々にちひろ美術館へ行こうと思いつきましたのじゃ。

「まるごとちひろ美術館 ― 世界で最初の絵本美術館 ―」
http://www.chihiro.jp/tokyo/museum/schedule/2015/0119_1650.html


展示室は4つ。原画の展示と共に絵本も置かれ、自由に読む事ができますぞ。

★展示室1[いわさきちひろ]

ちひろの原画を「自画像としての少女」「子どもを見つめて」「ひちろの技法」「ちひろとアンデルセン」「ちひろと絵本」のテーマに分けて展示。
「ひちろの技法」では、没骨法、白抜き、たらしこみ、渇筆法などの解説も。
ちひろが1950年代前半から愛用したソファに座って、絵本も読めまする。

★展示室2[世界の絵本画家・日本の絵本画家]

世界の絵本画家の原画が興味深うございます。
イタリアのロベルト・インノチェンティ《「ピノキオの冒険」より》は、細密な描き込みがツボ。
ドイツのビネッテ・シュレーダー《「美女と野獣」より》は、青の色使い美しく幻想的で、置かれた絵本も読みふけったのでございます。
コスタリカのウェン・シュウの切り絵の原画、もっと観たいですぞ。
立体作品もあり、エフゲーニー・ラチョフの自然木を使った《走る鳥》はユーモラス。

★展示室3[ちひろのアトリエ]

★展示室4[内藤廣によるちひろ美術館の建築]
(こちらの展示室のみ撮影可)

内藤廣による東京と安曇野のちひろ美術館の建築と、開館からの歩みが紹介されております。


模型、好きなのじゃ。一部ご紹介。
安曇野ちひろ美術館 第1期工事(1997)架構模型


安曇野ちひろ美術館 第3期工事(2009)全体模型


安曇野ちひろ公園(2016) トモエホール再現計画 完成イメージ模型


安曇野ちひろ公園(2016) トットちゃんの広場 完成イメージ模型


ちひろの庭で、暫しのんびり。


年内2名まで無料で入場できるこちらのハガキも頂きました。
美術館からのお年玉ですかのぅ。ありがとうござりまする~。


会期は1月31日まででございます。