前回の日記の続きをば。
シスレー展の後、京橋~銀座のギャラリーもいくつか回ったのでございます。
(写真は許可を得て撮っておりまする)
まずは開催前から楽しみにしていたギャラリー オル・テール「鉛筆画法-遥かなる地平へ- 一線で活躍中の鉛筆画の四人展」
http://or-terre.jimdo.com/
江崎五恵、坂上アキ子、篠田教夫、渡邊光也の4人展。
わたくし、緻密細密な鉛筆画が大好きなのじゃ。
篠田教夫の鉛筆画を初めて観たのは、忘れもしない2007年の目黒区美術館「線の迷宮Ⅱ・鉛筆と黒鉛の旋律」展で、背筋が震えるほど驚愕し、その時展示されていた1枚の作品は完成まで4年かかったとのお話に更に驚愕したものでございます。
今年4月のギャラリー椿での個展も素晴らしゅうございました。
今回は旧作ですが4点の展示で、もうどうやって描いておるのか全く想像すらつきませぬ。
坂上アキ子は、大好きな作家でございます。
今回は新旧合わせて5点、どれも好きな世界で嬉しゅうございました。
渡邊光也も5点で、十字架型の中にみっしり描き込まれた作品がお気に入り。
細密さが増しておるのが、わたくし的には嬉しいのでございます。
江崎五恵は、ちょっとメルヘンなかほりの作品が9点ほど。
作家さんはどなたもいらっしゃらなかった為、個々の写真が撮れず残念でありました。
会期は11月14日までですが、木・金・土のみの開廊。
ご興味ある方はぜひ。
続いてギャラリー椿GT2「鈴木亘彦 展 カゴシアン」
http://www.gallery-tsubaki.net/2015/suzuki/info.htm
今まで知らなかった作家ですが、DMの好みな気配に行ってみたらばやはり好みでありました。
ご本人が在廊されており、お話をお伺いできたのも嬉しゅうござりました。
一部ご紹介。
小さなガラスのひとつひとつが様々な表情を持っており、ワクワクいたします。
昆虫や植物が閉じ込められているのもあり、描かれておるように見えるものは、印刷物や新聞紙のカラーページを利用なさっておるそうな。
鏡なども使った立体作品もございます。
会期は11月14日まで。
ギャラリーあと4つほど回ったのですが、またまた長くなりますゆえ、とりあえずLIXILギャラリーの展示をささっとな。
ギャラリー1「鉄道遺構・再発見」
http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_003225.html
全国の鉄道遺構の様々な魅力が、写真パネルや映像で紹介されておりまする。
廃線跡、行ってみたいぞよ~。
士幌線。
大日陰トンネル。
魚梁瀬森林鉄道で活躍したディーゼル機関車の1/17サイズの模型やら、レールやら犬釘などもございました。
会期は11月21日まで。
ギャラリー2「未来食 食に関する3つのストーリー展 謝琳 + 間島領一 + 品川明」
http://www1.lixil.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_003306.html
2人のアーティストと1人の研究者のそれぞれの「未来食」
間島領一の迫力の立体作品が楽し~い。
こちらの会期は11月24日まで。
夜も更けましたゆえ、残り3つのギャラリー話はまたそのうち書きます・・・かも・・・