前回の日記の続きでございます。
この日はまず、Gallery Jiyugaoka(ギャラリー自由が丘)「W.Sila 22周年個展 Syukur シュクル~thank you to all」を観ましたのじゃ。
https://www.gallery-jiyugaoka.com/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
イ ワヤン シーラは、フクロウをテーマに描くバリ島ウブドの作家で、日本でも個展を開いて今年で22周年。
お供のEは、ウブドで初めて観て以来、毎年日本での個展を観に行っておりますのじゃ。
しかし諸々の事情により、今回を最後に暫く個展のお休みが決まったのでございます(涙)
ビスマ通りの素敵なギャラリー、Owl Houseも、移転先は未定じゃが2年後に移転する事になったのじゃ。
(2016年の個展の時のブログに、2012年のOwl Houseの写真や、お迎えした原画も載せているので、ご興味ある方は観てね↓)
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/4d4ed9eeb1b0d09957fc26c38bfb1d83
前置きが長うなってしもうたが、そんな訳で絶対観逃すわけにはいかず、初日は無理じゃったが2日目に行ったのでございます。
今年のお題「Syukur」は、インドネシア語で「ありがとう」。うるうる
原画は20点以上展示。
いつも優しくお話してくださる氏。個展ではいつもバリの正装でございます。
原画はバリ古典絵画の技法で、手作りの竹ペンと竹筆を用い、手作りのキャンバスに墨とアクリル絵具で描いた細密画。
木彫の額もご本人のデザインなのじゃ。
撮った写真では細密ぶりがわからぬのじゃが、雰囲気だけでも。
《Syukur》
ガラスが反射してしもうたが、今回のテーマ「Syukur」の名がついた作品。
《一緒》
《しあわせ》
《Mimosa》
ミモザのシリーズを観るのは久々じゃが、やはり久々にお描きになったんですと。
極小の花がたくさんあるゆえ、描くのも大変ですのぅ。
《夕暮れ》
これも好きなシリーズで、ウブドの懐かしい光景じゃが、建物が増えた現在は、地平線に沈む夕日も見られなくなったそうな。
《紫陽花 しあわせ》
バリ島にも紫陽花はあるも大輪の花はなく、これは日本の紫陽花を描いたとか。
左《Jabaranda しあわせ》 右《Jabaranda 一緒》
紫色のジャガランダシリーズ。
ジクレーやグッズなどもございます。
このジクレーの額は、インドネシアの畑で使われていた古い農工具Bajakを使用。
絵本、わたくしも持っておるぞよ。奥に並んでおるのは小さいジクレー。
お迎えを待つ木彫のフクロウたち。
22周年記念のグッズセット“Happy Bag”
マールツァイトのコラボ菓子セットを購入したのじゃ。
Owl Houseで採れたスパイスやハーブを使ったお菓子4種とポストカードとフクロウがミニバッグに入っておりまする。
先着200名様にプレゼントされる“Happyフクロウ 2019” 今年は黄色じゃ。かわゆいのぅ。
今年も楽しゅうござりました。
会期は6月9日まで。
Owl Houseが2年後に無事移転出来て、新たな環境で落ち着いて制作できるようになったら、また日本での個展も再開なさるとお伺いしてひと安心。
その時をまた楽しみにしておりまする。
★追記:6月5日
本日再訪したのでございます。
日本での個展は暫く観られないからのぅ。
作品の並び方が少々変わり、先日展示されていなかった作品もございました。
素敵な作品を観る事ができ、再訪して良かったぞよ。
《平和》
来廊なさっていたバリ島料理研究家の方がお持ちになった、手作りピーナツバタークッキーのご相伴にあずかったのじゃ♪
たいそう美味しくクセになるお味で、キリなく食べ続けたいぞよ。
六本木で買えるそうなので、購入したらブログにまた詳細を書きまする。