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海月美紗のしょうかっこう

小確幸とは 小さいけれども確かな幸せ という意味
何気ない毎日の中で見つけた 小さな幸せを記録していきたいと思います

伊佐須美神社と薄墨桜、狛犬たち

2025年04月28日 | 神社仏閣

伊佐須美神社(いさすみじんじゃ)は、会津美里町に鎮座する2000年の歴史を持つ神社です

迷ったときにお詣りすると、ひらめきや強いパワーをもらえると言われています

大鳥居と楼門

御神木の薄墨桜は、学名を「アイヅウスズミ」といい、薄墨色を含んだ白色の花を咲かせます

目をみはるほど見事な枝ぶりです

咲き始めは白色ですが、咲き進むと中心から紅色に変化していきます

1つの枝に一重咲きと八重咲きの花が混じって咲く、珍しい品種です

ずっと桜を見上げていたら、何やら優しい香りに包まれていることに気づきました


御祭神は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、大毘古命(おおひこのみこと)、建沼河別命(たけぬなかわわけのみこと)

この四柱は総称して「伊佐須美大明神」と呼ばれています

楼門の中に、木造の狛犬が拝殿に向かって鎮座していました

阿形吽形の1対の狛犬、吽形の狛犬には大きな角があります

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宮川の方から東の鳥居をくぐって進むと、東神門の前に鎮座する1対の狛犬が見えてきました

厚い胸板と太い足が特徴的で、楼門の中の狛犬と雰囲気が似ています

苔むした姿はまわりの景色と同化していて、そこにいることに気づかないまま通り過ぎてしまいそうです

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宝物殿に収蔵されている木造の狛犬を拝観しました

南北朝時代の作と推定される貴重な文化財なので、撮影禁止です

寄木造りで漆塗り、高さは約97cm

頭が小さいわりに胴体が大きく、どっしりとした印象で、目線が合うと怖い感じがしました


伊佐須美神社には何度かお詣りしていますが、満開の薄墨桜や貴重な狛犬さんたちに出会えたのは初めてです

雲ひとつない真っ青な空を見上げながら、静かな、でも力強い思いが湧いてくるのを感じました

何か困ったことがあっても頑張れそうな気がします


2025.4.26


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