「金剛上味陀羅尼経」を一部でも
読誦したり 他者に教える事で
多くの福が得られ 一切仏の如くなるとされます。
以下 「金剛上味陀羅尼経」の一部です。
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「文殊師利（もんじゅしり）
取是菩提（しゅぜぼだい）
此是陀羅尼門（しぜだらにもん）
文殊師利言（もんじゅしりごん）
世尊（せそん）
常説一切諸法無縛無解（じょうせついっさいしょほうむばくむげ）
是諸凡夫何所取耶（ぜしょぼんぷかしょしゅや）
仏言（ぶつごん）
文殊師利（もんじゅしり）
一切衆生繁著色声香味触等（いっさいしゅじょうはんじゃくしきしょうこうみそくほう）
及取五欲（きゅうしゅごよく）
文殊師利（もんじゅしり）
於汝意云何（のにょいうんか）
色能生声不（しきのうしょうしょうふ）
文殊師利言（もんじゅしりごん）
不也世尊（ふっちゃせそん）
仏言（ぶつごん）
文殊師利（もんじゅしり）
於意云何（のいうんか）
頗有一法能令与法能（はういちほうのうりょうよほうのう）
令法住能作障耶（りょうほうじゅうのうさしょうや）
文殊師利言（もんじゅしりごん）
不也世尊（ふっちゃせそん）
仏言（ぶつごん）
文殊師利（もんじゅしり）
一切諸法畢竟不生無有障がい（いっさいしょほうひっきょうふしょうむうしょうがい）
彼法不作迭互相生迭（ひほうふさてつごそうしょうてつ）
互相語而無有業（ごそうごにむうごう）
而有彼説（にうひせつ）
以彼諸法畢竟癡故（にひしょほうひっきょうちこ）
文殊師利（もんじゅしり）
以是義故（にぜぎこ）
我説此取是菩提相陀羅尼門（がせつししゅぜぼだいそうだらにもん）
文殊師利（もんじゅしり）
此是菩薩入取相法門陀羅尼句（しぜぼさつにゅしゅそうほうもんだらにく）
文殊師利（もんじゅしり）
生是菩提（しょうぜぼだい）
此是陀羅尼門（しぜだらにもん）
文殊師利言（もんじゅしりごん）
世尊（せそん）
如来本以為過生故而説諸法（にょらいほんにいかしょうこにせつしょほう）
仏言（ぶつごん）
文殊師利（もんじゅしり）
所言生者（しょごんしょうしゃ）
菩薩摩訶薩求此生法而不可得（ぼさつまかさつぐししょうほうにふかとく）
以其不生亦不転故（にごふしょうやくふてんこ）
文殊師利（もんじゅしり）
是故我説生是菩提陀羅尼句（ぜこがせつしょうぜぼだいだらにく）
文殊師利（もんじゅしり）
此是菩薩入生相法門陀羅尼句（しぜぼさつじゅしょうそうほうもんだらにく）
説菩提故（せつぼだいこ）
令諸菩薩速得弁才（りょうしょぼさつそくとくべんさい）
利疾弁才無障弁才（りしつべんさいむしょうべんさい）
爾時（にじ）
文殊師利童子白仏言（もんじゅしりどうじびゃくぶつごん）
世尊（せそん）
世尊為住何地菩薩而説此法（せそんいじゅうかじぼさつにせつしほう）
仏言（ぶつごん）
文殊師利（もんじゅしり）
若諸菩薩不求菩提不喜菩提（にゃくしょぼさつふぐぼだいふきぼだい）
不発菩提心（ふほつぼだいしん）
不証仏法（ふしょうぶっぽう）
不清浄仏世界（ふしょうじょうぶつせかい）
不動貪瞋癡（ふどうとんじんち）
若心不欲過於世間（にゃくしんふよくかのせけん）
亦不起心度諸衆生（やくふきしんどしょしゅじょう）
不降伏魔（ふごうぶくま）
不欲説法（ふよくせっぽう）
而於彼法不作二相者（にのひほうふさにそうしゃ）
文殊師利（もんじゅしり）
我今唯為住如是（がこんゆいいじゅうにょぜ）
地諸菩薩等説此法門（じしょぼさつとうせつしほうもん）。」
「四魔を降伏させる」
（煩悩魔を降伏させる呪）
「ガマラチャゲチディ。」
（五欲魔を降伏させる呪）
「ペギャチャナソドリン。」
（天魔を降伏させる呪）
「プギャルラバドゥジ。」
（死亡魔を降伏させる呪）
「ランバギャラサルミチェ。」
「ムンセルラマの灌頂を受ける（上師ユガ）」
（ムンセルラマ）
「諸仏妙法賢聖尊（しょぶつみょうほうけんせいそん）
直至菩提我帰依（ちょくしぼだいがきえ）
我以所修諸功德（がじしょしゅうしょくどく）
為利有情願成仏（いりうじょうがんじょうぶつ）。」
「願諸有情具楽及楽因（がんしょうじょうぐらくきゅうらくいん）
願諸有情離苦及苦因（がんしょうじょうりくきゅうくいん）
願有情不離無苦之楽（がんうじょうふりむくしらく）
願有情離親疏悉平等（がんうじょうりしんそしつびょうどう）。」
ムンセルラマの姿を観じつつ誦す。
「エマホー
三学清浄聖僧戒海宝（さんがくしょうじょうしょうそうかいかいほう）
博聞広識慧光除迷暗（はくもんこうしきえこうじょめいあん）
無垢光之加被心中昇（むくこうしかひしんちゅうしょう）
修持立断頓超尽証悟（しゅじりつだんとんちょうじんしょうご）
至尊具徳上師虔祈請（しそんぐとくじょうしけんきじょう）
生生世世悲憫賜摂持（しょうしょうせせひみんししょうじ）
有縁弟子究竟四道相（うえんでしくきょうしどうそう）
結縁衆生接引蓮師国（けちえんしゅじょうせついんれんしこく）。」
何遍も誦す。
「オン・アー・ウン
マハ・グル・シラ・ベンザ・サルヴァ・シッディ・ウン。」
（上から「オン字」「アー字」「ウン字」）
ムンセルラマの上丹田に 白色の「オン字」があり
喉元に 赤色の「アー字」があり
胸の中央に青色の「ウン字」があり
臍部に黄色の「フリー字」がある様子を観じ
その4つの文字から 自己に光が降り注がれ
身口意の灌頂となるのを観じつつ誦し
最後に ムンセルラマが自己と融合する様子を観じる。
「無余衆生帰依処（むよしゅじょうきえしょ）
結縁具義グル尊（けちえんぐぎぐるそん）
具信我等勝怙主（ぐしんがとうしょうこしゅ）
我等三世諸一切（がとうさんぜしょいっさい）
諸仏慈悲賜加持（しょぶつじひしかじ）
速疾賜予四灌頂（そくしつしよしかんじょう）
四障垢染普消除（ししょうくせんふしょうじょ）
獲得四身仏果位（かくとくししんぶっかい）
授予賢妙諸悉地（じゅよけんみょうしょしっち）。」
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