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ゾロアスター教では 独自の暦があり、
また 1ヶ月30日間、それぞれの日付を司る天使が存在しており、
月を司る
天使モホルに、以下のように祈ります。
★「マンガヘ・ガオチスラヘ・ゲウシュチャ
アエヴォ・ダタヤ・ゲウシュチャ・プル・サレダヤ。」
または
★「マンゲム・ガオチステム・ヤザマイデ
ガオム・アエヴォ・ダタヘ・ウルノ・フラヴァシム・ヤザマイデ
ガオム・プル・サレダヘ・ウルノ・フラヴァシム・ヤザマイデ。」
「マニ教の祈願文」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/f9/865d1e9f4aafeedf03c204a0a1cfeb59.jpg)
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マニはササン朝ペルシアの時代のイラン人。
216年4月14日、パルティアの王族につながる父パテーグの子としてバビロニアに生まれた。
父はキリスト教グノーシス派の洗礼者教団に加わっていたいたので、
マニもそのような教養のなかに育った。
グノーシス派とはキリスト教の異端の一つで、
神秘主義と結びつき、霊的世界と現実世界を厳しく分ける二元論を特徴としている。
マニ教の創始 マニは12歳の時、双子と呼ぶ聖霊の訪れを受け、
新しい信仰への自覚をもつにいたったという。
24歳のとき、ふたたび聖霊の啓示を受け、
インドに旅をして仏教なども知ることとなり、新しい宗教マニ教を創始した。
それはゾロアスター教の善悪二神の対立を基本とし、
種々の神話やキリスト教、仏教の要素などを採り入れた折衷宗教であるが、
霊と物質の対立というギリシア的要素も加味され、
悪に属するとされた物質世界の未来をきわめて悲観的に考えた。
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マニ教は今でも
大陸の一部で信仰されており、
マニ教における
「清浄光明(しょうじょうこうみょう)
大力智慧(たいりきちえ)
無上至眞(むじょうししん)
摩尼光仏(まにこうぶつ)。」
の聖号を繰り返し誦す事で
加持が授けられるとされます。
(マニ教における回向に相当する結文)
「梵音唄響 (ぼんのんべきょう)
詞美殊佳 (しびしゅか)
善業同資 (ぜんごうどうし)
普及一切 (ふぎゅういっさい)
上啓諸天聖衆(じょうけいしょてんしょうしゅ)
荷重光明(かじゅうこうみょう)
願降大慈 (がんごうだいじ)
増諸福力 (ぞうしょふくりき)
捨我合衆(しゃがごうしゅ)
之過及篤信聴人(しかじゅうとくしんちょうにん)
於一常名究竟安楽(おいちじょうみょうくきょうあんらく)。」
「ゾロアスター教の祈祷文(ゴメズ・マイデン)」
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ゴメズ・マイデンを誦して祈る事で
33天使の祝福が得られるとされます。
1遍誦す。
★「シェカステー・シェカステー・シェイタン
アフリマン・ガジャステ・カル・オ・ケルダル
ナ・ラサド・ガジャステー・カル・オ・ケルダル
シオセ・アメシャスパンド・ダダル・オルマズド
ピロズガル・パク。」
3遍誦す。
★「アシェム・ヴォフ・ヴァヒステム・アスティ
ウシュタ・アスティ・ウシュタ・アフマイ
ヒャト・アシャイ・ヴァヒシュタイ・アシェム。」