「大方等ダラニ経」を一部でも受持する事によって
重罪が滅し 無量の神通が得られるとされます。
以下 「大方等ダラニ経」の一部です。
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「パハラティ・パティラビルラムダ・クセハテ・スヴァーハー
カカリカティティ・アヒ・プヒハ・ユハサヒ・プヒ・サヘ
パムサヒ・アヌサヘ・アヌサヘ・ヘサ・プサヒ・ヘサ
プサヒ・ヘサ・プサヘ・ヘサ・プサヘ・ヘサ
プサバン・プサバンティティ・スヴァーハー
爾時(にじ)
諸仏各各説陀羅尼已(しょぶつかくかくせつだらにい)
爾時(にじ)
世尊即従座起語諸仏言(せそんそくじゅうざきごしょぶつごん)
今此大方等陀羅尼経(こんしだいほうとうだらにきょう)
当囑授誰耶(とうしょくじゅすいや)
爾時(にじ)
会中有八十万恒河沙法身大士(えちゅううはちじうまんごうがしゃほうしんだいし)
即従座起恭敬合掌(そくじゅうざききょうけいがっしょう)
白仏言世尊(びゃくぶつごんせそん)
我等従今日若仏在世若去世後(がとうじゅうこんじつにゃくぶつじせきゃくきょせいご)
若有善男子善女人(にゃくうぜんなんしぜんにょにん)
能修行解其義者(のうしゅぎょうげごぎしゃ)
若城邑聚落浄処(にゃくじょうゆうじゅらくじょうしょ)
若山林樹下神仙居処(にゃくさんりんじゅかしんせんきょしょ)
修行此経解其義者(しゅぎょうしきょうげごぎしゃ)
我等八十万恒河沙菩薩(がとうはちじうまんごうがしゃぼさつ)
必後彼人所擁護此人(ひつごひにんしょようごしにん)
令不遭横身無疲倦(りょうふそうおうしんむひけん)
常得色力名誉等利(じょうとくしきりきめいよとうり)
此人所至到処(しにんしょしとうしょ)
我等菩薩往彼人所(がとうぼさつじゅうしょ)
作種種宮殿飲食臥具(さしゅじゅきゅうでんおんじきがぐ)
随意供給令無所乏(ずいいくきゅうりょうむしょぼう)
以此陀羅尼故(にしだらにこ)
如是供給令其不失上妙之心(にょぜくきょうりょうごふしつじょうみょうししん)。」
「バルク・シェアマルの祈祷文により 自己の生命の樹を発達させる」
最初に誦して 自己の内なる生命の樹に入る備えとする。
★「バルク・シェ・アマル・ヴェハヤハオラ(Lの発音)ム。」
自己の内なる生命の樹の「ケテル」に意識を集中し
そこに神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・フ。」
自己の内なる生命の樹の「コクマー」に意識を集中し
ケテルより来たる神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・オセ・ヴェレシト。」
自己の内なる生命の樹の「ビナー」に意識を集中し
コクマーより来たる神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・オメル・ヴェアセ。」
自己の内なる生命の樹の「ケセド」に意識を集中し
ビナーより来たる神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・ゴゼル・ウメカイェッム。」
自己の内なる生命の樹の「ゲブラー」に意識を集中し
ケセドより来たる神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・メラヘム・アル(Lの発音)ハアレツ。」
自己の内なる生命の樹の「ティフェレト」に意識を集中し
ゲブラーより来たる神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・メシャッレム・アル(Lの発音)ハ・ベリッヨト。」
自己の内なる生命の樹の「ネツァク」に意識を集中し
ティフェレトより来たる神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・メシャッレ(Lの発音)ム・サカル・トヴ・リ(Lの発音)レイアヴ。」
自己の内なる生命の樹の「ホド」に意識を集中し
ネツァクより来たる神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・ハイ・ラ(Lの発音)アドヴェ・カッヤム・ラ(Lの発音)ネツァー。」
自己の内なる生命の樹の「イエソド」に意識を集中し
ホドより来たる神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・ポデ・ウマツィル(Lの発音)。」
自己の内なる生命の樹の「マルクト」に意識を集中し
イエソドより来たる神の灯明がともされる様子を観じて誦す。
★「バルク・シェモ。」
「甘露を全身に満たす法」
立っても 座してもよく、
唇を軽く閉じて 両眼を軽く閉じて
全身を くつろがせる。
自分が 見晴らしのよい高山の頂上におり、
更に 全身が限りなく大きくなって
頭が銀河系に到達し 足が地球の中心に至る様子を観じる。
全身は 白色の気流に包まれて
星の光のエネルギーが 自分の内外を照らすと観じ
心の中で「ソン。」と誦しながら
長く深く息を吸い込み そして息を吐く事を3回行う。
次に 同様に3回行いながら
身体の上部から 脳や五臓六腑 骨格や筋肉など
下方に向かって力を抜いてゆき、
再び同様に3回行いながら
今度は身体の下部から 上方に向かって力を抜いてゆく。
それから 両手のひらを外側に向けて
ゆっくりと弧を描いて 頭上に持ち上げながら 息を吸い込みつつ
宇宙の光のエネルギーが頭頂に集まる様子を観じ
息を吐きながら 頭頂に集まったエネルギーが
足裏を通じて 地球を貫通して 宇宙の果てに流れてゆく様子を観じつつ
両手をゆっくりと 下丹田にまで降ろし
最後に両手を 身体の横側につける。
ここまでを1セットとして 何度も繰り返す。