
魂魄は 所定の位置に納まっているべきものであり、
体外に遊離している状態は 心身共に非常に不安定になり
魂魄が散失しやすい状態になります。
魂魄は 緊張や不安感 ストレス
喜怒哀楽の激しい感情の動き
恐怖感、
時には 心霊体験や 呪詛などによっても遊離する事があるとされ
以下のような方法によって
魂魄を鎮める事ができるとされます。
左右の掌の どちらでもよろしいので
片方の掌を 胸の中央に当てて
もう一方の掌を頭頂に当てて 何度も繰り返し誦します。
「天地大慈 (てんちだいじ)
宇宙大悲 (うちゅうだいひ)
眞源灌頂 (しんげんかんじょう)
安魂定心(あんこんじょうしん)
南無 (なむ)
観世音菩薩 (かんぜおんぼさつ)
弟子〇〇(でし 自分の名前)
因(いん 〇〇)
(ここで 魂魄遊離の 思い当たる原因を述べる
受驚嚇 壓迫 屈辱 恐懼、不安 緊張
狂喜 憤怒 哀傷 愛恨など)
種種痛苦難過等(しゅじゅつうくなんかとう)
七情六欲因素(しちじょうろくよくいんそ)
甚或さつ気(じんこくさつき)
魔気(まき)
邪術加害(じゃじゅつかがい)
造成魂魄分離(ぞうじょうこんぱくぶんり)
懇請(こんせい)
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)
慈悲護祐(じひごゆう)
幇弟子収驚安魂魄(ほうでししゅうきょうあんこんぱく)。」
魂魄が鎮まったら 身体に特有の感覚が得られます。