「かけまくも かしこき
伊邪那岐大網(いざなぎのおほかみ)
筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘(たちばな)の
小門(おど)の檍原(あはぎはら)に
禊祓(みそぎはら)ひたまふ時に生(あ)れませる
祓処(はらひど)の大神等(おほかみたち)
〇〇(自分の名前)をはじめて
家内(やぬち)の諸人等(もろびとども)が
過(あやま)ち犯せる 罪穢(つみけがれ)あらむをば
今年 六月三十日(ろくがつみそか)の
大祓(おほはらへ)に祓(はら)ひ清(きよ)むるまにまに
祓(はら)ひたまひ 清めたまへと白(まを)す事を
八百万(やほよろづ)の神等共(かみたちとも)に
聞こしめせと かしこみ かしこみも白(まを)す。」