(聖アグネス)
■「十字架のしるし」を行う。
「父と子と聖霊の御名(みな)によって アーメン。」
■1個の大珠で「主祷文」を誦す。
(主祷文)
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■3個の小珠で「天使祝詞」を誦す。
(天使祝詞)
「めでたし 聖寵(せいちょう)充(み)ち満(み)てるマリア
主 御身と共にまします。
御身は女のうちにて祝せられ、
御胎内(ごたいない)の御子(おんこ)イエズスも 祝せられたもう。
天主の御母(おんはは) 聖マリア
罪人(つみびと)なる我らのために
今も 臨終の時も祈り給え アーメン。」
■「栄唱」を1遍誦す。
(栄唱)
「願わくは 父と子と聖霊に栄えあらんことを、
はじめにありしごとく 今もいつも世々(よよ)に至るまで アーメン。」
■3個の小珠で誦す。
「聖アグネス、童貞にして殉教者、我らのために祈りたまえ。」
■1遍誦す。
「全能永遠なる天主、
御身は清浄(しょうじょう)なる童貞アグネスを
御身の御神威(みいつ)の御子(おんこ)の浄配(じょうはい)にして、
天における 我らの為の力強き とりなし手として選びたまえば、
彼女の純潔と剛毅(ごうき)の徳によりて
我らに赦しと聖寵(せいちょう)を得せしめたまえ。
御身と聖霊と共に世々(よよ)に生き
かつしろしめしもう 我らの主イエズス・キリストによりて アーメン。」
■最後に再び「十字架のしるし」を行う。
「父と子と聖霊の御名(みな)によって アーメン。」