
|妖術師の館|
|・)… (店番中)
( `m´)つ|ガラッ
( `m´) 「…娘さん 今日は仏像を洗い清めて 功徳を得る事にしましょう。」
|・)…
( `m´) 「…さて 経文には
釈迦像に 香水を注いで清め、
それから焼香して合掌礼拝する者が
寿徳と福徳の増長と 神通と智慧徳と安穏を獲得し
八難が除かれ 速やかに正覚に至るなどの功徳が得られると
書かれております。」
( `m´) 「…釈迦聖誕の節日に 釈迦像に香水が注がれるのは
それに関連するとされ、
日本で 釈迦聖誕の節日に
釈迦像に香水が注がれる灌仏会が行われるようになったのは
9世紀の宮中からで、
それから 各地に普及していったそうであります。」
( `m´) 「…そして 経文には 香水の作り方の記載もあり、
牛頭や白檀・沈香・旃檀・紫檀・白檀などを集めて
そこから香水を作るとされているのですが
そのような香水の作り方は 極めて難しく、
現在 母大陸の禅宗では 陳皮や肉桂などの甘草を
ブレンドして香水を作っているようです。」
( `m´) 「…そして 母大陸で 家庭で行う場合などは
粉上の香を湯に溶いて香水を作ったり
ジャスミンなどの花を 水に散らすなど
そのようにして香水としたりしているようです。」
( `m´) 「…香水を3回 釈迦像に注ぎ、
それから像を 元の場所に安置して
焼香し 合掌礼拝して誦します。」
「我今灌沐諸如来(がこんかんもくしょにょらい)
浄智功庄厳聚(じょうちくどくしょうごんじゅ)
願彼五濁衆生類(がんひごだくしゅじょうるい)
速証如来浄法身(そくしょうにょらいじょうほうしん)
戒定慧解知見香(かいじょうけいかいちけんこう)
遍十方刹常芬馥(へんじっぽうせつじょうふんふく)
願此香煙亦如是(がんしこうえんえきにょぜ)
無量無辺作仏事(むりょうむへんさくぶつじ)
亦願三途苦輪息(えきがんさんずくりんそく)
悉令除熱得清涼(しつれいじょねつとくせいりょう)
皆発無上菩提心(かいほつむじょうぼだいしん)
永出愛河登彼岸(えいしゅつあいがとうひがん)。」
( `m´) 「…それでは あちらにございます
大きな釈迦像に 香水を注いで 礼拝されたく…」
|・)
(大 物 主)
( `m´) 「…次は 金光教に就いて調べ、
我の全身を金色に塗って 神体として崇めさせるのである。」
|・) バレてるもん。
(大 物 主)
( `m´)
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「金神たる我に合掌礼拝しないか!!!!!!!!!!!」
夕暮れがおもむろに衣裳を替える
老いた木々のこずえのふちがそれを支えてやる。
君は観る。すると君から二つの風光が分かれる。
ひとつは天へ昇り、もうひとつは墜ちる。
この二つの風が、どちらにも属しきらない君を
黙っているあの家ほどにまったく暗くもせず、
また、毎夜星となって昇るあのもののように
永遠を確実によびおこす存在にもしない。
そして君に(解こうにもあまりに名状しがたいが)
君のいのちを不安なままに、巨大にし、そして
成就さ せる
こうして君のいのちは、あるいは限られ、あるいは掟
えつつ
すわるがわる君のこころで石となり、
星座となる。
白鳳社 ドイツ詩集 カールブッセ 神保光太郎
|・)…
日本の場合、
江戸時代かその前ぐらいに
香水の代わりに甘茶を注ぐようになったという事ばい。
もみは飲んだ事がないのだけど
非常に甘い生薬のお茶という事で
仙道実践者が補助として飲むにもよさそうばい。