
英国国教会のロザリオは
十字架と 1つの大玉、
環状部分は 1連が1つの大玉と7つの小玉からなる
4連によって構成されています。
■十字架の処で 1遍誦す。
「創造主にして あがない主(ぬし)
生命(いのち)を聖化したもう
天主の御名(みな)によりて。」
■1つの大玉で誦す。
「主よ 我を
御身の平安の道具とならしめたまえ。」
■7つの各小玉で それぞれ各1遍誦す。
(第一)「憎しみのあるところに愛をもたらしたまえ」
(第二)「分裂のあるところに愛をもたらしたまえ」
(第三)「いさかいのあるところに一致をもたらしたまえ」
(第四)「疑いのあるところに信仰をもたらしたまえ」
(第五)「絶望のあるところに希望をもたらしたまえ」
(第六)「闇のあるところに光をもたらしたまえ」
(第七)「悲しみのあるところに喜びをもたらしたまえ」
■ロザリオのしめくくりに「主祷文」を誦す。
「天にまします 我らの父よ、
願わくは御名(みな)の尊(とうと)まれんことを、
御国(みくに)の来たらんことを、
御旨(みむね)の天に行わるる如く
地にも行われんことを。
われらの日用(にちよう)の糧(かて)を
今日(こんにち) 我らに与えたまえ。
我らが人に赦す如く、
我らの罪を赦し給え。
我らを試みに引き給わざれ、
我らを悪より救い給え。」
■しめくくりに1遍誦す。
「ああ 天主、
我が慰むるよりも 慰めらるることを
理解するより 理解さるることを
愛するより 愛さるることを
我が 求めぬ事を。
我は与えるゆえに受け
赦すゆえに赦され
死ぬ事によりて 永遠の生命(いのち)に生まるるなればなり。」