宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「宝帯陀羅尼経」

2020年04月07日 | Weblog


「宝帯陀羅尼経」における
各宝帯大明眷属明句を 受持したり 他者に教えたりする事で
守護や息災が得られ 刀杖や悪毒などを害を被らず、
悪友も自然に離れてゆくとされます。

以下 宝帯大明眷属明句の1つです。

「爾時(にじ)
世尊即説宝帯大明曰(せそんそくせつほうたいだいみょうわつ)

タドヤター・ガネ・ガネ・ガネ・ガネ・ガネ
ガネ・ガネ・ガネバティ
グメ・グメ・グメ・グメ・グメ・グメ・グメ
グメバティ
ガレ・ガレ・ガレ・ガレ・ガレ・ガレ・ガレ・ガレ
ガネ・ガネ・ガナバティ
グミ・ガラ・グミバティ・サバリカ・ガリニ・ガラバティ
スヴァラパティ・ダナバティ・スラバティ・アリバ・アリバ
バティマバティ・アバティ・スバティ・アバフバティ
ハラ・ハラ・ハラ・ハラ・ハラ・ハラ・ハラ・ハラ
ヒリ・ヒリ・ヒリ・ヒリ・ヒリ・ヒリ・ヒリ・ヒリ
フル・フル・フル・フル・フル・フル・フル・フル
ティリ・ティリ・ティリ・ティリ
ティリ・ティリ・ティリ・ティリ
ヒリ・ヒリ・ミリ・ミリ・フラ・フラ・ヒリ・カラ・フル
ウティリ・プ・ヒリ
オン・キチリ・パタパ・ティタタービハラ
オン・ラビ・バタヤバ・アマネ・マピサラフ
マハー・ヒリ・フフ・サマンタ・スヴァリ
アサマンタ・スヴァリ・パリカ・スヴァリ
アヴァルテ・マハー・ヴァルティ・ガニメ
カレ・ハラ・スヴァーハー。」

「タイ仏教における 五行真言」


(五行真言)


タイ仏教では 特定の護符や真言の 図柄や文字を
入れ墨にする事で 多くの功徳や守護が得られるとして
非常に一般的であり、

僧侶の背中や腕の全面に 入れ墨がある事も 珍しくはなく、

ただ こういった入れ墨をした場合、
戒律を守らなければ その加持力が発揮されないとされています。

タイ仏教における 五行真言を誦したり
入れ墨にする事で

悪鬼や 悪しき星周りの悪影響や 悪運 呪詛などから守られ
福運や魅力などを増すとされます。

「ナ・モ・プッ・ター・ヤー・ナ・マエ・ドティ
 モエ・プット・ター・ヤ・ナ・マエ・ドティ
 プッ・ター・ヤ・ナ・モ・ナ・マエ・ドティ
 ター・ヤ・ナ・モエ・プト・ナ・マエ・ドティ
 ヤ・ナ・モエ・プト・ター・ナ・マエ・ドティ。」


「ルエシ仙師の加持を受ける」


(ルエシ仙師)

タイ仏教において信仰されている
ルエシ仙師には 108の姿があるとされ、

この辺りは ヒンドゥー教における
神や女神の108面の思想が混入した部分であるようです。


ルエシ仙師については
シヴァ神という説、聖仙ナーラダという説 
済公仙師という説などの 諸説ありますが、

ヒンドゥー教と融合したタイ仏教においては 
シヴァ神の礼拝法が 別に存在しているため、
シヴァ神とは別の神格である可能性もあります。



ルエシ仙師の図像や お守りに
礼拝や供養を捧げて誦す事で
ルエシ仙師の加持が得られるとされます。

3遍誦す。

「オン・ナモ・ポルプ・ルセイ・ナライ・ナマー。」

1遍誦す。

「サハッサ・ナエドド・ポルプ・ルセイ・ナライ
 ティッパ・ジャグン・ウィソタヤ
 オン・イマスミン・サッガーラ・ワンタナン
 ポルプ・ルセイ・ナライ・ブチドオ・ドタワー
 マハー・ラー(Lの発音)ポ・スカン
 パラ(Lの発音)ン・パワンドゥメ。」
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