1遍誦す事で 四根本罪が滅し
朝に身を清めて 108遍誦す事で
水火の災や 横変死や病を免れ 福徳が無尽となり
臨終において 悪趣に堕ちる事なく
極楽に往生できるとされます。
「タドヤター・オン・ダラ・ダラ・ディリ・ディリ・ドゥル・ドゥル
ジュッテ・バッテ・チャレ・チャレ・プラチャレ・プラチャレ
クスメ・クスメ・バレ・イリ・ミリ・チティ・チティ
ジュヴァラマパナヤ・スッダ・スヴァーハー
マハー・カールニカーヤ・スヴァーハー。」
「身語心の金剛三業が成就して 即身成仏が得られる」
1遍でも誦す事で
身語心の金剛三業が成就して 即身成仏が得られる。
「オン・ティスタバジュラ・サマヤストヴァーム
サマヤ・サットヴァム・オン・バジュラ・サットヴァ
サマヤ・マヌパーラヤ・バジュラ・サットヴァ・テノパティシュタ
ディドメ・バーヴァ・スポショメ・バーヴァ・アヌラクソメ・バーヴァ
サーサトヴァメ・バーヴァ・フリダメ・アディティスタ・サルヴァ・シッダムメ
プラヤッチャ・サルヴァ・カルマスチャメ・チタタム・スリヤムクル・フーム
ハハハハホー・バガヴァーン・サルヴァ・タターガタ・バジュラ・マーメムンチャ
バジリ・バヴァ・バジュラ・サットヴァ・アー。」
「餓鬼に水を施して 功徳を積む法」
簡易な 餓鬼に水を施して 功徳を積む方法です。
浄水の入った器に 生米を7粒入れて、
その器を左手で持ちます。
左手は 親指と人差し指と小指を立てた状態にして誦します。
「しょう垣及路住（しょうえんきゅうろじゅう）
無辺処所者（むへんしょしょしゃ）
雨水由天降 （うすいゆうてんこう）
終必匯低処（しゅうひつえていしょ）
如此之布施（にょししふせ）
福資益餓鬼（ふくしやくがき）
猶如満溢流（ゆうにょまんいつる）
得遍於大海 （とくへんおたいかい）
如此施善果（にょしせぜんか）
福資益餓鬼（ふくしやくがき）。」
自分が 観世音菩薩に変成して
手より甘露を溢れ出でさせて
餓鬼達の苦しみを癒すと観じつつ誦す。
「自即聖者観世音（じそくしょうしゃかんぜおん）
手降本智甘露流（しゅこうほんちかんろる）
餓鬼飢渇諸苦滅（がききかつしょくめつ）
願極寂静具福楽（がんごくじゃくせいぐふくらく）
オン・マニ・ペメ・ウン。」
3遍か 7遍誦す。
「オン・ブブティリ・ガトリ・タタガターヤ。」
3遍か 7遍誦す。
「ナム・スルパヤ・タタガターヤ・タドヤター
オン・スル・スル・プラスル・プラスル・スヴァーハー。」
「水有八徳（すいうはっとく）
供養十方（くようじっぽう）
濯諸悪業（たくしょあくごう）
六道清涼（りくどうしょうりょう）
オン・アー・ウン。」
「此施諸善根（しせしょぜんこん）
願彼利餓鬼（がんひりがき）
離餓鬼劣身（りがきれっしん）
獲善趣安楽（かくぜんしゅあんらく）
オン・アー・ウン。」
（回向）
「願生西方浄土中（がんしょうさいほうじょうどちゅう）
九品蓮華為父母（きゅうぼんれんげいふぼ）
花開見仏悟無生（かかいけんぶつごむしょう）
不退菩薩為伴侶（ふたいぼさついはんりょ）。」
水は戸外に流すか 下水で処理するようにします。
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