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宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「除邪気祝詞」

2022年04月22日 | Weblog

 

 

「かけまくも あやに かしこき
高皇産霊命(たかみむすびのみこと)
かけまくも 穴(あな)にかしこき
天照大御神(あまてらすおほみかみ)は
言はまくも忌々(ゆゆ)しき
建速須佐之男(たけはやすさのをのみこと)と
称辞(たたへごと)竟(お)へまつりて
かしこみ かしこみも白(まを)さく
高天原(たかまのはら)に神留座(かむづまります)
皇(すめら)が親(むつ)
神魯企(かむろぎ)
神魯美(かむろみ)の命(みこと)をもちて
国中(くにのなか)に荒振神等(あらぶるかみども)を
神問(かむとは)しに問(とは)したまひ
神掃(かむはらひ)に掃(はら)ひたまいて
かしこきた 吾(あが)皇御孫命(すめみまのみこと)に
平(たひら)けく安(やすら)けく知(し)ろしめせと
詔為(のりごと)を 天降(あまくだ)し依(よせ)しまつりし
これの大八洲国(おほやしまくに)には 
異(け)しき妖魅(まがもの)悪(あ)しき鳥獣(とりけもの)は
住(す)ましめたまはずも 天離夷(あまざがるひな)の
荒野(あらぬ)には 如火甕(もろこにほべの)光(かがや)く
神なす五月蠅(さばへ)邪神(あしきかみ)
狗神(いぬかみ)狐狸(きつねたぬき)の蠱物(まじもの)せる事
ままありて 奇術(あたしきわざ)を為(な)し
公民(おほみたから)を惑(まど)はし悩(なや)めしむる
禍神(まがかみ)を天照大御神(あまてらすおほみかみ)の
背(そびら)に千入(ちいり)の靱(ゆき)と五百入(いほいり)の
靱(ゆき)を おろだだむきに 稜威(いつ)の高靹(たかとも)を
つけゆ腹振(はらふり)立て劔(つるぎ)の柄(たかみ)とり
握(しば)り堅庭(かたには)を踏(ふみ)て
沫雪(あわゆき)の如(ごと)く 蹴散(くえはらら)かし
厳(いづ)の雄詰(をたけび)を振(ふ)るはし
厳(いづ)の讓嘖(ころろ)を起こして
詰問(せめとひ)たまふ事のごとく
高皇産霊命(たかみむすびのみこと)の
もし逆意(あしきこころ)あらば
この矢(や)に中(あた)り遭害(まがれ)と
詔(のりごと)して 衝返(つきかへ)し神(かみ)にし
天(あめ)の羽羽矢(ははや)の天稚彦(あめのあかひこ)が
高胸坂(たかむなさか)に中(あた)りて
忽(たちまち)に死(まか)りし事のごとく
建速須佐之男(たけはやすさのをのみこと)の
十握劔(とつかのつるぎ)をもて
八俟大蛇(やまたのおろち)を寸々(ずたずた)に
斬屠(きりほふ)りたまふ事の如(ごと)く
大御神等(おほみかみたち)の大御稜威(おほみいつ)をもちて
邪物(あしきもの)を
立処(たちどころ)に亡(なから)しめたまへと
乞祈(こひのみ)白(まを)す事を
天津神(あまつかみ)国津神(くにつかみ)も聞こしめし
相諾(あひうずな)ひたまひて
朝(あした)の御霧(みきり)夕(ゆふべ)の御霧(みきり)を
朝風(あさかぜ)夕風(ゆふかぜ)の
吹(ふ)き拂う(はら)ふ事の事の如(ごと)く
彼方(をとかた)の繁木(しげき)の本(もと)を
焼鎌(やきがま)の敏鎌(とがま)もて拂う(はら)ふ事の如(ごと)く
速やかに毒気(あしきいき)を 禳(はら)ひ退(そ)けたまひて
今も今も 公民(おほみたから)の一人(ひとり)たる
〇〇(自分の名前)が異(け)しき病(やまひ)を除きたまひて
うれはしき元(もと)の姿に返(かへ)したまへと
鹿自物(かこじもの)膝折(ひざおり)伏(ふ)せて
鵜自物(うじもの)頸根(うなね)突抜(つきぬき)て
かしこみ かしこみも 乞祈(こひのみ)まつらくと白(まを)す

辞別(ことわけ)に(まを)さく
これの奥床(おくどこ)に御酒(みき)御饌(みけ)
海川(うみかは)野山(ぬやま)の物を置足(おきたら)はして
仕(つか)へまつらくを
相甞(あひなべ)に聞こしめして
これの家内(いへぬち)
〇〇(自分や家族など)が身に
過(あやまち)犯しけむ 種々(くさぐさ)の
罪(つみ)穢(けがれ)あらむをば
大御神等(おほみかみたち)の広き厚き御心(みこころ)に
見直し聞(きき)直しまして
恤(あはれ)みたまひ 助けたまひて
速やかに 病怠(やまひおこたら)しめたまへと
かしこみ かしこみも白(まを)す。」

 

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