（葉衣仏母）
現在 新型肺炎が拡大中で
また春節（チュンジー）による 大陸からの人の移動の多い事から
これから更に広がってくると予想されています。
2002年に SARSの感染が広がった際に、
チベット仏教では SARSの感染を免れるために
疾病を防ぐ加持力を有する 葉衣仏母の修法が新たに作られたり、
疾病を防ぐための 秘伝の丸薬を頒布させるなど
そういった事が行われていました。
今回の新型肺炎の拡大に関しても
同様に 葉衣仏母の修法が有効であるかもしれません。
祭壇にて 葉衣仏母に礼拝を捧げて
葉衣仏母の胸の中心に 眞言の輪が輝いていて、
最後に 自己の頭頂から 胸の中央に入って
仏母が自己に融合する様子を観じて誦します。
「頂礼帰依三宝三根本（ちょうらいきえさんぽうさんこんぽん）
帰命一切帰依処（きみょういっさいきえしょ）
為断衆生無名染病之流伝（いだんしゅじょうむみょうせんびょうしるでん）
発起殊勝菩提心（ほっきしゅしょうぼだいしん）
葉衣仏母在我面前（よういぶつもざいがめんぜん）
黄色一面二臂母（こうしきいちめんにひも）
右手持金剛杵（うしゅじこんごうしょ）
左手ダチキ印（さしゅだちきいん）
具有孔雀羽及樹葉之裙（ぐうくじゃくぎゅうじゅようしくん）
座於蓮華日輪上（ざおれんげにちりんじょう）
祈請仏陀一切之加持（きせいぶっだいっさいしかじ）
融入我身並接受灌頂（ゆうにゅうがしんへいせつじゅかんじょう）。」
「ウン
已安住密言刹土（いあんじゅうみつごんせつど）
和光彩喜悦之山中（わこうさいきえつしさんちゅう）
葉衣仏母祈降臨（よういぶつもきこうりん）
蓮華日輪てん上坐（れんげにちりんてんじょうざ）
広大三千世界中（こうだいさんぜんせかいちゅう）
供養一切供物与諸仏菩薩（くよういっさいくもつよしょぶつぼさつ）
並呈上甘露妙薬諸供品（へいていじょうかんろみょうやくしょくひん）
無余滅除諸疾病（むよめつじょしょしっぺい）
焚毀一切邪魔心（ふんきいっさいじゃましん）
金剛杵滅諸瘟疫（こんごうしょめつしょうんえき）
敬礼讃嘆葉衣母（けいらいさんたんよういも）
我与一切所守護（がよいっさいしょしゅご）
四百零四種疾病尊（しひゃくれいししゅしっぺいそん）
瘟疫伝染病皆平息（うんえきでんせんびょうかいへいそく）
於悪疾戦争諸劫中（おあくしつせんそうしょごうちゅう）
願に守護与救度（がんにしゅごよきゅうど）
自身与仏母面前心間（じしんよぶつもめんぜんしんかん）
呪輪左旋囲繞バン字（じゅりんさせんいにょうばんじ）
由自心間放光芒（ゆうじしんかんほうこうぼう）
与我相同之仏母智慧尊（よがそうどうしぶつもちえそん）
迎請無量融入我自身（げいせいむりょうゆうにゅうがじしん）
化身仏母遍満虚空（けしんぶつもへんまんこくう）
怖満一切空間大地（ふまんいっさいくうかんだいじ）
本尊身智慧大火燃焼（ほんぞんしんちえだいかねんしょう）
一切瘟疫伝染病（いっさいうんえきでんせんびょう）
如同鳥羽火中燃（にょどうちょううかちゅうねん）。」
（何遍も誦す）
「オン・ピサチ・パルナ・サヴァリ・サルヴァ・ロガ・プラサマネ・スヴァーハー。」
ここで「八種の供養」を行えたら それを行う。
（八種の供養法）https://blog.goo.ne.jp/umekou_2004/e/46698c835df9c36448e099fb9f3a65ca
（回向）
「滅除無余諸疾病（めつじょむよしょしっぺい）
焚毀一切邪魔心（ふんきいっさいじゃましん）
金剛杵滅諸瘟疫（こんごうしょめつしょうんえき）
敬礼讃嘆葉衣母（けいらいさんたんよういも）
願我迅速以此善（がんがじんそくにしぜん）
成就葉衣仏母果位（じょうじゅよういぶつもかい）
一切衆生皆得度（いっさいしゅじょうかいとくど）
悉登葉衣母之浄土（しっとうよういもしじょうど）。」
トータル
