
(宝篋印塔)
宝篋印塔に礼拝や供養を捧げて誦す事で
種々の功徳や加持が得られるとされ
宝篋印塔か もしくは宝篋印塔の図に向かって合掌して
視線を 人差し指の先端に落として 低頭の姿勢を取りながら
自己の右側に父親 左側に母親、
そして 過去生の両親などが自分の周囲を囲むようにして座し
共に合掌礼拝している様子を観じます。
(回向)
「願以此功徳回向(がんにしくどく)
十方法界(じっぽうほうがい)
祈願三途休息(きがんさんずきゅうそく)
国泰民安(こくたいみんあん)
邪見衆生(じゃけんしゅじょう)
回帰正道発菩提心(かいきしょうどうほつぼだいしん)
持此功徳(じしくどく)
願共六道一切衆生(がんくりくどういっさいしゅじょう)
皆随意往生(かいずいいおうじょう)
十方仏国浄土(じっぽうぶっこくじょうど)
九品蓮花為父母(くぼんれんげいふも)
花開見仏悟無生(かかいけんぶつごむしょう)
不退菩薩為伴侶(ふたいぼさついはんりょ)。」